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昔話『About A ××××』7

前回のあらすじ

お子さんがいらっしゃるご家庭の皆さまへ。

他人の悪口や日頃の不満をお子さんに話さないでください。

親が人間の汚さを子に教える必要はありません。

いずれ嫌でも知ることになりますから。

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つづきを読む?

昔話『SuicideJetCity』 2

前回のあらすじ

あの日、私は彼女と出会いました。

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つづきはこちら

本『REVERSE リバース』 石田衣良

『REVERSE リバース』 石田衣良 中央公論新社



アキヒトとキリコは、本当の名前も顔も知らない間柄。

顔は分からなくても二人の相性はすごく良く、日に何度もメールを交換しあっていた。

しかし、彼らには相手には言えない秘密があった。

それは、性を偽っているということ。

アキヒトという男としてメールする丹野千晶……。

キリコという女としてメールする大久保秀紀……。

彼らは、お互いを同性と勘違いしながらメールしているのだ。

が、親密になるにつれて二人は、同性愛ではない愛情を相手に感じてしまう。

相手が同性だからと言い聞かせながら、起こしてはイケナイ恋心に悩まされながらメールを続けるのだった。

だが、とうとう二人は実際に会うことを約束してしまう。

【関連リンク】

本『アキハバラ@DEEP』

本『IWGPコンプリートガイド』

本『6TEEN』

本『4TEEN』

本『ブルータワー』

本『東京DOLL』

絵本『ぼくとひかりと園庭で』

本『娼年』

本『REVERSE リバース』

本『池袋ウエストゲートパーク8 非正規レジスタンス』

本『池袋ウエストゲートパーク7 Gボーイズ冬戦争』

本『池袋ウエストゲートパーク6 灰色のピーターパン』

本『池袋ウエストゲートパーク5 反自殺クラブ』

本『池袋ウエストゲートパーク4 電子の星』

本『池袋ウエストゲートパーク3 少年計数機』

本『池袋ウエストゲートパーク2 骨音』

本『池袋ウエストゲートパーク』

本『赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝』


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昔話『About A ××××』6

前回のあらすじ

ただの人間には興味ありません。

完璧な人間がいるなら私のところに来なさい。

以上。

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つづきを読む?

昔話『About A ××××』5

前回のあらすじ

家族の存在に疑問を抱いていました。

小学校にも入学していないガキのくせに。

社会のことなんて全く知らないくせに。

でも、人間の汚い部分はよく知っていたよ。

社会に出なくても家族が教えてくれたから。

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つづきを読む?

昔話『SuicideJetCity』

私が生まれ育った街は二つに分類されます。

オモテの街とウラの街です。

オモテの街には、普通の人達がごく普通に暮らしています。

ウラの街では、イカレた人達が毎日イカレた生活を送っています。

あの頃は街全体が狂っていました。

街全体が狂っているからイカレた人が集まるのでしょうか。

それともイカレた人達が集まったから狂った街になったのでしょうか。

まあ、どちらでもいいです。

ウラの街にはある有名人がいます。

その姿と名前は、オモテの街にも広がっているほどです。

ウラの人間は基本的に裏通りでしか活動しませんが、そいつだけは違いました。

ウラの人間のくせにオモテの街にもたびたび現れるのです。

私もその姿を何度も見たことがあります。

商店街の道路の真ん中、寂れたパン屋の前、薄汚れたラーメン屋の前など様々なところに現れます。

神出鬼没なそいつにはあだ名がありました。

本当の名前など誰も知りません。

まあ、名前なんてどうでもいいのですけどね。

ウラの街でもオモテの街でも有名なそいつ――“ダンスマン”

名前の通り、そいつは踊ります。

毎日のようにそいつは踊って踊って踊り狂っていました。

時と場所を考えずに踊るダンスマンはみんなが迷惑していました。

車の通行を邪魔したり、時には人に殴りかかったりと最低な奴でした。

そんなある日、そいつは突然死にました。

死因は自殺です。

クスリのやりすぎ、酒の飲み過ぎで頭の中がパラッパパッパーになっていたのでしょう。

オモテの街にある十階建てのマンションから飛び降りたそうです。

地面に叩きつけられるだけでも死ねるのに、そいつは地面に落ちる瞬間に車にはねられて死んだそうです。

ダンスマンが死んだことを私は親友が持ってきた新聞で知りました。

友1「自殺する人間の考えなんてわかんねぇよな」

私「死にたい奴は勝手に死ねばいいんだよ」

友2「お前はいつも厳しいなぁ」

ちょうどその頃のことです。

私が彼女と出会ったのは――。

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本『おかのうえのカステラやさん』

絵本『おかのうえのカステラやさん』

作:堀 直子 絵:神山ますみ 小峰書店



おかのうえのカステラやさんは、ナナのパパのお店です。

いつもおいしいカステラをやいてまちのみんなに食べてもらっています。

ところが、パパがとつぜん病気になってにゅういんしてしまいました。

パパのやくカステラが食べられなくなったらまちのみんながこまってしまいます。

そこでナナは、手伝ってくれる人をぼしゅうしました。

しかし、いつまでたっても手伝ってくれる人はあらわれません。

そんなある夜、イタチの親子がやってきました。

かれらは、むかし、ナナに助けてもらったお礼をするためにやってきたようです。

最初のうち、イタチの親子は、おいしそうなカステラに化けて売られていきました。

しかし、一度売ったらしっぽが食べられて……。

二度目に売ったら耳が食べられて……。

ナナはかわいそうに思い、みんなで本当のカステラを作ることにします。

さあ、どんなカステラができあがるのでしょうか?

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本『魔王』 伊坂幸太郎

『魔王』 伊坂幸太郎 講談社文庫



【魔王】

会社員の安藤には不思議な能力があった。

それは、自分が念じたことを相手が口に出すという腹話術のような能力。

その能力に偶然気がついた彼は、独自に考察を開始した。

安藤は考えるとき、「考えろマクガイバー」と念じながら考えることが癖になっている。

潤也にも弟の恋人の詩織にもからかわれるほど考察するのが好きだった。

今安藤が考えていることは、能力以外のこともあった。

それは政治のこと。

彼は最近何かと話題にあがる政治家・犬養舜二のことが不安で仕方なかった。

犬養は若くして野党・未来党の党首となり、今最も国民から支持されている政治家である。

国民の誰もが犬養に興味関心を持ち、誰もが犬養の言葉を信じ、誰もが犬養の思想に同調した。

だが安藤は犬養のことがどうにも信用できなかった。

そして安藤は、腹話術の能力を携えて犬養に近づくことを決意する。

【呼吸】

安藤が亡くなってから五年後。

弟の潤也と恋人の詩織は、結婚して東京から仙台に移住していた。

潤也は環境調査、猛禽類の調査の会社で働き、詩織は派遣社員として会社で働いている。

安藤が死んだのは、犬養の街頭演説の会場前だった。

それからというもの潤也と詩織は、新聞やテレビなどのニュースを見ない生活をするようになった。

だから、憲法改正の国民投票があることも犬養が首相になっていることもずっと知らずに暮らしてきた。

彼らの生活に変化が起こったことは他にもあった。

それは潤也の運がとても良くなってきたことだ。

じゃんけんをすれば必ず勝ち、くじを引いたら賞品が当たり、満員電車では偶然席が空くなどするようになった。

これも全て兄が死んでからのことで、死ぬ前はそんなことなかった。

そして潤也はその能力を活かして――。

【関連リンク】

本『オーデュボンの祈り』

本『チルドレン』

本『魔王』

本『フィッシュストーリー』

本『重力ピエロ』

本『グラスホッパー』

本『陽気なギャングが地球を回す』

本『陽気なギャングの日常と襲撃』


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本『夏と花火と私の死体』

『夏と花火と私の死体』 乙一 集英社文庫



【夏と花火と私の死体】

九歳で、夏だった。

わたし(五月)と友達の橘弥生ちゃんは、大きな石垣の下で打ち合わせが終わるのを待っていた。

石垣の上では、弥生の兄の健くんが村の男の子達といっしょに花火大会について話し合っている。

話し合いが終わるのを待つ間、わたしたちのところに66がやってきた。
 
66は村に住みつく雑種の犬で、靴を盗んだり噛みついたりと子どもからは恐れられていた。

66が少しずつわたしたちのところにやってくる。

しかし、その時、健くんが66に石をぶつけて守ってくれた。

その後、わたしたちは弥生ちゃんと健くんの家におじゃまする。

橘家にはおばさんと緑さんがアイスクリームをおみやげに持ってきていた。

緑さんはアイスクリームの工場で働いていて、よくおみやげにその商品を持ってきてくれる。

そして彼女は、弥生ちゃんの大好きな健くんの好きな人だった。

テレビでは、行方不明になった子どもが五人になったことを報道している。

最近、村の周辺地域で子どもたちが行方不明になっているのだ。

健くんは緑さんを送るためについていき、わたしと弥生ちゃんは森で待つことにした。

森までやってくるとわたしたちは大きな木に登る。

そこはわたしたちの秘密基地で、木の下には登りやすいように大きな石が置いてある。

木の上で弥生ちゃんは、お兄ちゃんのことが好きなのに家族だから結婚できないと嘆いた。

それを聞いたわたしは、わたしも健くんのことが好きなんだとつぶやいた。

その時、遠くから健くんが歩いてくるのが見えた。

同時に、わたしの背中に小さな熱い手を感じ、弥生ちゃんに突き落とされた。

こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄弟の悪夢のような四日間の冒険が始まった。

死体である「わたし」の視点で描いた乙一のデビュー作!!


【優子】

それは、あの大きな戦争が終わって、まだ間もない頃だった。

清音が鳥越家に住み込みで働くようになって二週間がたち、そろそろ家の間取りや仕事内容が体になじみ始めようとしていた。

働くのは生れて初めてのことだったが、特に辛いとか苦しいとは思わなかった。

鳥越家の門のそばにはひっそりとあじさいや黒い実をつける植物が生えていた。

旦那様の正義様は清音の父親の友人で、物書きをしている。

彼は女の人みたいに綺麗で、とても優しい人である。

そして旦那様には優子という名前の奥さまがいる。

しかし、清音はその存在にずっと疑念を抱いていた。

奥さまがいるというその部屋は入ったことがないし、奥さまにお会いしたことも一度もないからだ。

【関連リンク】

本『失踪HOLIDAY』

本『GOTH リストカット事件』

本『銃とチョコレート』

本『平面いぬ。』

本『夏と花火と私の死体』


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昔話『About A ××××』4

前回のあらすじ

お子さんがいらっしゃるご家庭の皆さまへ。

「子どもは叩いてしつけるのが当然」という古ぼけた教育理念を掲げないでください。

理由も分からずに叩かれる子どもの気持ちになってあげてください。

叩けば叩くほどあなたのお子さんの心は歪みますよ。


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昔話『About A ××××』3

前回のあらすじ

「強くなりたい」!

「少年漫画の主人公でも気取っているの?」

「(´・ω・`)」


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つづきを読む?

昔話『About A ××××』2

前回のあらすじ

精神的に弱いのは昔からです。

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つづきを読む?

昔話『About A ××××』

今回の昔話は「私」のことです。

私の過去のことについて書いています。

いつものように冗談や嘘を交えて書けたらいいのですけどね(・∀・)ネー

残念ながらそれは無理そうです。

読んでいて不愉快な気持ちになる方や私に対して怒りを覚える方もいらっしゃると思います。

それでも読んでみたいという方だけお読みください。

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つづきを読む?

昔話『デッドマンズ★ギャラクシー★デイズ』3

前回のあらすじ

ニャー!!

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つづきを読む?

昔話『デッドマンズ★ギャラクシー★デイズ』 2

前回のあらすじ

メロンパンが食べられない時期が私にもありました。

でも今は食べられます。

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つづきを読む?

本『ボトルネック』

もしも自分が「生まれなかった」世界があるとしたら……。

もしも自分が「生まれなかった」ら世界は変化するのか……。

『ボトルネック』 米澤穂信 新潮社



兄が死んだと聞いたとき、ぼく(嵯峨野リョウ)は恋したひとを弔っていた。

ぼくが恋したひと、諏訪ノゾミは二年前に死んだ。

無邪気な従妹と訪れた東尋坊で、彼女は不運な事故に遭ったのだ。

とても寒い冬の季節、この地方では強風が吹き荒れる。

その強風が彼女の体をさらい、崖から落としてしまったらしい。

ノゾミのことを少しでも知る者は自殺したのだと噂していたが、自殺なんてありえない。

兄が死んだことを聞かされたのは、苛立った声で話す声の母親からだった。

今日、「昔の友達」と会うはずだった母はいつも以上に機嫌が悪そうだ。

急がなくてはならない。

母はぼくが出かけていることは知っているが、北陸本線とバスを乗り継いで東尋坊に来ていることは知らないからだ。

ぼくは持ってきた花束を崖下に落とすと、来た道を戻ろうとする。

すると、風に乗って、不意にどこからか、かすれ声が聞こえた。

(おいで、嵯峨野くん)

その瞬間、ぼくは崖に落ちた……はずだった。

ぼくが意識を取り戻すと、見慣れた金沢の街にいる。

体はどこも傷ついていないし、東尋坊に向かうために購入した電車の往復切符まで持っていた。

携帯電話で時刻を確認してみると、ぼくが東尋坊に向かったまさにその日だった。

そして電波状況は悪くないのになぜか圏外になっている。

何かがおかしい。

そう思いながらも兄の葬儀に参列するために自宅に戻ろうと歩き始める。

自宅に戻って家の鍵を開けようとするが、鍵が錠前に入らない。

何度試しても開く気配がないので、ドアをノックしてみた。

すると誰もいないはずの自宅から見知らぬ女性が出てくる。

さらに不思議なことにその女性は、自分こそがこの家に住む「嵯峨野」の人間だと主張する。

やはり何かがおかしくなっている。

【関連リンク】

本『春期限定いちごタルト事件』

本『インシテミル』

本『ボトルネック』

本『氷菓』

本『愚者のエンドロール』

本『クドリャフカの順番』

本『遠まわりする雛』

本『ふたりの距離の概算』


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昔話『デッドマンズ★ギャラクシー★デイズ』

ある日、友人は宣言しました。











友「ローリング・ストーンズのキースみたいなベーシストになってやる!」

















友人はメロンパンを片手にそう言いました。


















私「……キースはギタリストだよ」















私は焼きそばパンを食べながら指摘してあげました。













それから数年後、友人はパンクバンドを結成しました。

どういう心境の変化でしょう(´Д`;)ホワイ!?

長らく転がっているうちに反骨精神を宿してしまったのでしょうか。

セックス・ピストルズのような暴力的なサウンドに影響されてしまったのでしょうか。

まあ、そんなことどうでもいいのです(・∀・)キニシナイ♪

これは私が初めて友人のパンクバンドのライブを聴きに行ったお話です。

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本『虐殺器官』 伊藤計劃

『虐殺器官』 伊藤計劃 早川書房

伊坂幸太郎、小島秀夫、宮部みゆき――。

多くの創る人たちがその魅力と才能に嫉妬した。

 


9.11以降のテロとの戦いは転機を迎えていた。

先進諸国は徹底的な情報管理社会の移行し、すべての個人情報は情報管理会社によって管理されるようになる。

そして大規模な戦争で百万を殺すよりも暗殺によって元凶を殺した方が効率的になっていた。

そのように先進諸国はテロを一掃するようになったが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。

米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の影に常に存在が囁かれる謎の男を見る。

彼の所属する暗殺部隊が戦場に赴くと必ず暗殺者リストに載っている男。

その男の名は――ジョン・ポール。

この男が入った国は、どういったわけか混沌状態に転がり落ちる。

この男が入った国では、どういうわけか無辜の命がものすごい数で奪われる。

それだけのことが、わずか半年のうちに起こった。

虐殺の王ジョン・ポールを殺すためにクラヴィス大尉はチェコへ向かう。

そこでジョンがかつて愛した女性に近づき、彼が再び戻ってくるのを待つことにする。

ジョン・ポールの目的とはいったいなにか?

大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?

【関連リンク】

本『ハーモニー』


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昔話『心も体も異常あり?』4

前回の検査の結果を聞くために病院へ行ってきました。

受付を済ませて本を読んで待とうと思って鞄を開けます。

しかし……。

私「忘れた……orz」

気を取り直して名前を呼ばれるのを待ちます。

検査結果を聞くだけですし、受付もわりと早く済ませましたからすぐに呼ばれるでしょう。

そう思って待つこと二時間――。

私(長い……つまらない……疲れた……)

それからようやく名前を呼ばれて担当医から検査結果を聞かされました。

医「また半年後に来てね★」

私「はい……」

見た目はちょっとおかしい。

機能数値は正常。

ということで、次回の検査は半年後ということになります。

私の体の中にある異常は、今のところは問題ないようです。

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昔話『あの日見た花の名前を私達は忘れない』17

前回のあらすじ

『友人』だけど『友達』だと思っていない。

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昔話『あの日見た花の名前を私達は忘れない』16

前回のあらすじ

女の子を待たせてはいけません。

女の子を泣かせてはいけません。

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拍手コメント返信5

>プーさんさんへ

訪問、拍手コメントありがとうございます<(_ _)>

何がものすごい偶然なのでしょうか(´∀`;)?

というか、最終的に丸くなったのでしょうか……。

人生とっても面倒くさいのですが、がんばらなくてもいいですか?

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昔話『NHK!!NHK!!NHK!! 』2

今晩は、threeです。

ついにこの日がやってきました。

そうです。

私の家にもNHKの調査員がやってきました!!

アパートに引っ越してから7カ月目にしてとうとうやってきました!!

こんな風に書くと歓迎しているように見えますが、もちろんそんなことありませんよ?

でも、NHKの調査員との屁理屈対決はなかなかおもしろかったです♪

それは平日の昼間のことでした。

学校の講義が終わり、天気も良いので家に帰って洗濯物を干していました。

最近は気温も高いですし、日差しも強いですよね。

そのおかげで昼頃に干しても夕方にはあっという間に乾いてしまいます。

しかし、そのかわり冷房を使わなくてはならないから電気代があがってしまいます。

暑い夏は夏じゃないとよく言われますが、やっぱり暑いのは辛いですよね。

そんなことを考えていたら部屋の外の廊下を歩いていく足音がありました。

お隣さんかな、と思っていたらお隣さんの家のインターホンが鳴らされました。

お隣さんの友達かな、と思って気にしないことにします。

すると、外から声が聞こえてきました。













「こんにちはー。NHKの調査員でーす!!」














NHK!! NHK!! NHK!!

NHK!! NHK!! NHK!!

NHK!! NHK!! NHK!!

NHK!! NHK!! NHK!!

人気ロックバンドの略称でしょうか。

秋葉原のアイドルグループの別ユニットのような名称にも見えますね。

NHK調査員との闘いを前に私は高揚していました。

ブログ読者様から対処法を聞いていた私は、早速迎撃準備を始めます。

敵が家の中に入ってきてもいいようにテレビをクローゼットの中に隠します。

先ほどまでテレビがあった場所には、最初から何もなかったように見せるためにホコリを綺麗に拭きとります。

時折ドアの外に耳を傾けてみると、NHK調査員の声が聞こえてきます。

N「お休みのところすみませんね。学生さん?」

隣「はい」

N「家にテレビはありますよね」

隣「はい」

N「NHKと契約して受信料を払ってよ☆」

隣「はぁ……あの……」

N「受信料の支払いは日本国民の義務としてみんなが契約してますから。ね? 契約しましょうか?」

何も知らない学生を相手に、NHK調査員は言葉巧みに契約を促します。

そしてとうとう契約してしまったようです。

N「ありがとうございましたー♪」

私(かわいそうにお隣さん……)

普段はあいさつぐらいしか言葉を交わさないお隣さんですが、同情だけはしてあげます。

そして――NHKの調査員が私の部屋の前にやってきました。

ピンポーン!

私「はーい」

N「こんにちは。NHKの調査員でーす!!」

頭髪と幸が薄そうな男性が私の目の前に現れました。

N「NHKと契約して受信料を払ってよ☆」

私「はぁ……」

N「国民の義務ですよ?」

そんな義務ありましたっけ?

私「それなんですけどね、もうすぐ地デジ化するじゃないですか?」

N「ええ、しますね」

私「うちのテレビはアナログだったんですけど、もうすぐ使えなくなるから捨ててしまったんです(・∀・)」

まあ、嘘ですけどね。

N「本当ですか?」

私「ええ。なんだったら家の中に入って見てください」

アナログテレビはありませんが、地デジ対応のテレビならクローゼットの中です。

N「いえ、大丈夫です。ではケータイ電話はお持ちですか?」

おや。

NHK調査員は攻撃の矛先を替えてきましたね。

私「持ってます」

N「ワンセグは見られますか?」

私「私の携帯電話はワンセグ対応してないんです(・∀・)」

これも嘘です。

N「では、パソコンはお持ちですか?」

私「持っています。それが何か?」

N「携帯電話やパソコンを持っている方は契約する決まりなんです」

私「テレビがなくても?」

N「そうです。納得していただけますか?」

私「申し訳ありません。納得できないものにお金を払うことはできません」

N「電波を受信する媒体があるならNHKと契約しなければいけないんです」

私「はぁ……そうなんですか……?」

N「それでは受信料を払ってくれるかな?」
















私「納得できません(・∀・)」
















N「そうですか……。それではテレビをご購入されましたらご契約お願いします」

私「ありがとうございましたー♪」

私は心の中で感謝しました。

名前の知らないお隣さんに、名前の知っているブログ読者様に私は言いたいです。

ありがとう。

そしてありがとう。

私(狼少年ってもう少しうまく嘘をつけなかったのかなー)

お前らの飼ってる羊をこれから殺してやる! とイカレたふりをするなんてどうでしょう。

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昔話『あの日見た花の名前を私達は忘れない』15

前回のあらすじ

Q:あなたの好きな人が同性愛者だったらどうする?

A:

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昔話『心も体も異常あり?』 3

こんばんは、threeです。

先日、病院に行って検査を受けてきました。

半年ほど前の日記にも書きましたが、私の身体の中には欠陥が二つあります。

その欠陥がその後どうなったか見るために行ってきました。

病院の薬品くさいロビーで手続きを済ませてから診察を待ちます。

待合室で太宰治『人間失格』を読みながら待っていたら名前を呼ばれました。

診察室に入ってすぐに医者が聞きます。

医「その後調子はどう?」

どちらの欠陥も風邪とかケガとかそんな分かりやすいものではありません。

だからそんな簡単には答えられません。

というか今回は体調を見るために来たのです。

医者の問診に疑問を感じていたら、いきなり触診が始まりました。

体をべたべたと触ってから医者は言いました。












医「あれ、前より悪くなってない?」













私「本当ですか?」

医「うーん。ちょっとこれは他の先生にも見てもらおうか」

そう言うと医者は、別室にいたもう一人の医者を呼びました。

その医者も私の身体をべたべた触って最初の医者と同じ診断を下しました。

私「マズイですか?」

医「見た目ではね。でも半年前の検査では数値はギリギリ正常だったよね?」

私「ええ。ぎりぎり正常、でした」

医「君の身体は分かりにくいねー」

私「はぁ。すみません」

私の意志で分かりにくくしているわけではありませんが、私の身体のことなので謝っておきました(´・ω・`)

医「見た目はヤバイよ。これで数値も異常だったら手術か治療が必要ですからね」

私「あ、はい……」

しかし、こうなった原因が分からないのですから気をつけようがありません。

風邪の予防と違って栄養管理だけではどうにもなりませんし。

私「こうなった原因ってわからないんですか?」

医「体質かな。ご家族に似たような症状の人はいない?」

私「いません」

医「あとは精神的ストレスかな」

私「ストレスですか」

原因はストレスなのでしょうか。

よく分かりません。

その後、私は血液検査やCTをとってもらって帰ってきました。

検査結果はまだ出ていません。

半年前には「異常なし」ということで治療や手術は免れました。

さて、今回はどうなるのでしょうか(・∀・)~♪

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