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少しイカレてるくらいがちょうどいい
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『わすれものの森』 ねべりよん(岡田淳 + 浦川良治) BL出版



わすれもの、なくしもの……、だれもが1度は心あたりがある?

けれど、どうしても見つからないわすれもの、とうとう見つからなかったわすれものたちは、いったいどこにいってしまったのでしょう?

「こまったなあ……。」

今日でたて笛をなくしてから1週間。

明日は音楽会。

3年生のツトムは、クラスで演奏する笛の合奏で、ひとりだけで笛を吹く独奏の重要な場面を任せられています。

それなのに、肝心の笛が行方不明に。

家じゅうを探しても見つからないばかりか、どこでなくしたかも思い出せないのです。

なんとか明日までにたて笛を見つけなくては!

夕方もう一度学校に探しに出かけたツトムの前に、黒いマントをひきずった大人のような子どものような二人の男が現れます。

名前はサントスとニブラ。

二人はあちこちでわすれられたものを集めてきては、「わすれものの森」へ持っていくのが仕事だといいます。

「わすれものの森」では、わすれられたものは、いつの間にか木の実や花に変わってしまうというのですが、ツトムの笛ははたして無事なのでしょうか?!

なんとか笛を取り戻すために、ツトムは、森へと向かいます。

ひとりで暗い森の中を進むツトムの前に、「わすれられたものたちは わすれたひとを わすれない」という不思議な歌声が聞こえてきて……。




どこかに物を忘れてしまったらすぐに思い出して探してほしい。

誰かが見つけやすい場所に置いているかもしれない。

それでも忘れてしまったら、わすれものの森に持っていかれてしまう。

大切な笛を取り戻すためツトムくんは飛ぶ走る上る答える吹く!

ペンネーム「ねべりよん」の由来がなかなかひどくて笑った。

下品なのにユーモアがあってフランス風でどこかおしゃれなところがまた良い。

しかしネベリズム宣言は素晴らしい。

世間から見逃されやすいものに注意を向ける、その姿勢は私も支持したい。

絵も文もお二人(図工の先生)の合作、すごい!

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絵本『にじ・じいさん にじはどうやってかけるの?』 BL出版

くすのきしげのり作  おぐらひろかず絵



「もういちど空に大きなにじがかかったら、おばあちゃんのびょうきも、きっとよくなると思うの。だから、空にかかる大きなにじをだしてください」

そういうにじ子に、にじ・じいさんは……。

心がすきとおるファンタジー。

遠い遠い山おくにすむ「にじ・じいさん」のお話。

小学校低学年から。



空にかかる大きな虹ができる秘密は、にじ・じいさんが虹をかけているから。

誰も知らない知られちゃいけない。

綺麗な虹ができる秘密をあなただけにそっと教えてあげます。

スマホを捨てよ空を見上げよう


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『名なしのこねこ』 とりごえまり アリス館



これは、わたしが1ぴきのこねこに出会ったときの、物語です。

0時。テレビを見ていた夫が、いいました。

車やさんにいったとき、となりの公園からまよいこんだこねこがいた、と。

しんぱいになったわたしは、夫とともに公園へいってこねこをさがすことにしました。

車やさんにも、公園のなかにも、こねこはどこにも見あたりません。

だれかがつれて帰ったのかもしれないね、とよいほうに考えるようにしました。

つぎの日、わたしはおきてからずっと、こねこのことばかり考えていました。

まえの日よりも日ざしが強く、最高気温が34度にもなるといっていました。

この暑い中、まだ公園にいたら……そう思ったわたしは、いてもたってもいられなくなりました。

※著者の実体験をもとに描かれた本です。

生き物を飼うことでともなう責任、生き物の命を捨てることへの注意が伝えられています。


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『ジョニーのクリスマス』 やまだうたこ 教育画劇



あるところに、ジョニーというおとこのこがいました。

ジョニーはパパとママ、ねこのガルドンとくらしていました。

ジョニーには、おじいさんとおばあさんがふたりずつのほかに、4にんのおじさんおばさんがいました。

クリスマスにはジョニーのうちにあつまります。

ジョニーは、みんなからいつもたくさんプレゼントをもらいます。

プレゼントは、どれもみんなほんかくてきなものばかりでした。

ところがジョニーは、そういうプレゼントがにがてでした。

「もっとぼくのほしいものをちょうだい!」

ジョニーは、クリスマスプレゼントにもんくをいいました。

すると、おこったママはジョニーにクリスマスはなしにするといいました。

それでもジョニーはきにしませんが、ねこのガルドンがこんなことをたずねます。

「ところでジョニーは、みんなにどんなものをあげたいんですか?」

ジョニーは、クリスマスプレゼントは、もらうものだとおもっていました。

あげるなんてかんがえたこともありませんでした。

そこでジョニーとねこのガルドンは、すてきなクリスマスパーティをひらくことにしたのです。


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『夜にくちぶえふいたなら』 たかどのほうこ・さく 永野ヒデ子・え 旺文社

兄のミツオと妹のノンコは、ふとんの中で、まだひそひそとおしゃべりをしていました。

あしたは、遠足です。

遠足のことが気になって、むねがわくわくして、なかなかねむれないのです。

ミツオがふざけて、ピープーとくちぶえをふきました。

それをノンコが夜にくちぶえをふいてはいけない。といいます。

夜にくちぶえをふいたら、どろぼうがやってくるとおばあちゃんからきいていたからです。

しかし、ミツオは、またピープーとふいてみませました。

そのとき、ベランダのほうで、へんな音がしました。

二人がカーテンをそっとあけると……。

そこには、大きなふろしきづつみを抱えたネコがいました。

そのネコは、ネコマサとなのり、わけあって家出してきたといいます。

ネコマサは、こんやひとばんだけとめてほしいといいました。

ミツオとノンコがあっけにとられていると、ネコマサはふろしきづつみをほどきます。

そこからかんづめ、さかなのくんせい、かつおぶし、くしだんごが入っています。

ミツオとノンコは、ネコマサがどろぼうでないかとうたがい、あれこれとたずねます。


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絵本『こびとのまち』 作・画:青山邦彦 パロル舎



せわしい せわしい まちのなかに としおいたアパートが ありました

そのアパートに けんちくかの マルヒゲさんが すんでいました

かわりものの マルヒゲさんの アトリエに おんなのひとが きました

そのおんなのひとが もってきた ちいさな バスケットをあけると……

こびとが でてきました

そのひとのいらいは「にんげんと こびとが いっしょに すむことができるいえ」のせっけい。

おおきさの まったくちがう ふたつの いきものが すめるいえ

どうやったら なかよく たのしく あんぜんに くらしていけるか

マルヒゲさんと アトリエの なかまたちは あたまを ひねります

たったひとつしかない地球のうえで、他の生き物たちといっしょに生きてゆくにはどうしたらいいのか。

建築科出身の作者が絵本を舞台にして、そんなことに本気で取りくんだ。

すごくまじめな、けれどもとっても楽しい絵本です。


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絵本『ゼロくんのかち』 岩波の子どもの本



ジャンニ・ロダーリ:文 デル・ヴェント:絵 関口英子:訳

あるところに、ちっぽけなゼロくんがいました。

アルファベットのO(オー)のようにまんまるで、きだてはとてもやさしいのですが……。

くらべっこをしてもまけてばかり。

じぶんまでよわくみられたくないので、だれもゼロくんとはあそびたがりませんでした。

あるときゼロくんは、いちくんをくるまのとなりにのせて、ドライブにでかけました。

すると、ふしぎなことにすうじのみんなが、ゼロくんといちくんにあたまをさげるのです。

いったいどうしてでしょう。



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絵本『アップルパイをつくりましょ りょこうもいっしょにしちゃいましょ』 さく/マージョリー・プライスマン やく/かどのえいこ ブックローン出版



アップルパイをつくりましょっと。

とってもかんたんよ。

マーケットにいって、ざいりょうかってね、それをぜんぶいっしょにして、よーくまぜて。オーブンでやいたら、はい、おいしいくできあがり!

でも、もしも、もしもよ、マーケットがおやすみだったら……。

いちばんじょうとうのむぎをいただくためにイタリアへ。

それからフランスいきのきしゃにとびのり、にわとりさんのいるところへ。

そしたらまたおおいそぎ、ヨットにのって、つぎはスリランカへ。

クルンドっていうきのかわから、せかいいちじょうとうのシナモンがとれるの。

おいしいアップルパイをつくるため、ざいりょうをあつめにせかいじゅうをとびまわります。


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『かさこそ森の気どりやキツネ』 有島なさ・作 北見葉胡・絵 ポプラ社



かさこそ かさこそ

かさこそ かさこそ

太一くんの家のにわで、大きなえだをひろげたクヌギの木が、朝の風に、葉っぱをゆらしています。

クヌギの木は、風がふくたびに、かさこそと葉っぱをゆらします。

かさこそ かさこそ

くすくす あははは

葉っぱの音とセミの声にまじって、子どものわらい声がきこえたような気がします。

太一くんはまどから顔を出してかくにんしますが、そこにはおばあちゃんがいるだけです。

ある日、太一くんは、おばあちゃんをのこして、ひっこすことになりました。

おばあちゃん一人をのこしてひっこすのは、いやだと太一くんが言います。

けれども、おばあちゃんは「ひとりぼっちじゃないからだいじょうぶだよ」と言います。

そしておばあちゃんは、クヌギの木のひみつ、かさこその木のことをおしえてくれました。

ある満月の夜、かさこそ森の気どりやキツネが太一くんの家のにわにやってきて……。

第四回静岡県浜松市主催「森林のまち童話大賞」大賞受賞作。


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絵本ジャングルめがね 筒井康隆・作 にしむらあつこ・絵 小学館



ジャングルめがねを知っていますか?

それは、とてもめずらしい、ふしぎなめがねです。

しんすけくんも、そのめがねをもっています。

いつごろからあったのか、しんすけくんの机の引き出しに入っていたのです。

では、ジャングルめがねとは、いったいどんなふしぎなめがねなのでしょう。

ジャングルめがねをかけると、まわりの人たちはみんな、ジャングルのどうぶつに見えてしまうのです。

おとうさんははなの長い耳の大きなゾウ、たてじまセーターをきたおかあさんはシマウマです。

つくえの引き出しをさがしてみてください。

ジャングルめがねがあるかもしれませんよ。


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