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少しイカレてるくらいがちょうどいい
『夏への扉』 ロバート・A.ハインライン 訳:福島正実 ハヤカワ文庫



ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。

家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。

1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。

最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ。

そんな時、「冷凍睡眠保険」のネオンサインにひきよせられて……。



恋人と友人に裏切られてなにもかも失った主人公は冷凍睡眠させられて未来へ。

しかし主人公は諦めていなかった。

輝かしい未来のため、自分の望みを叶えるために再び過去へ戻る方法を探していく。

タイムスリップを扱ったSF古典

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『夏へのトンネル、さよならの出口』 八目迷  ガガガ文庫



時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏

「ウラシマトンネルって、知ってる? そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入るの」

「なんでも?」

「なんでも。でもね、ウラシマトンネルはただでは帰してくれなくてーー」

海に面する田舎町・香崎。

夏の日のある朝、高二の塔野カオルは、『ウラシマトンネル』という都市伝説を耳にした。

それは、中に入れば年を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るというお伽噺のようなトンネルだった。

その日の夜、カオルは偶然にも『ウラシマトンネル』らしきトンネルを発見する。

最愛の妹・カレンを五年前に事故で亡くした彼は、トンネルを前に、あることを思いつく。

ーー『ウラシマトンネル』に入れば、カレンを取り戻せるかもしれない。

放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。

転校生の花城あんず。

クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。

二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。

優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした話題作。

つづきはネタバレ注意



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『絞首商會』 夕木春夫 講談社



謎が謎を呼ぶ怪死事件。元泥棒が導く真相に瞠目せよ。

和洋入り交じる大正の東京。

秘密結社「絞首商會」との関わりが囁かれる血液学研究の大家・村上博士が刺殺された。

不可解な点は3つ。

遺体が移動させられていたこと。

鞄の内側がべっとり血に濡れていたこと。

そして遺族が解決を依頼したのが以前村上邸に盗みに入った元泥棒だったことーー。

頭脳明晰にして見目麗しく、厭世家の元泥棒・蓮野が見つけた四人の容疑者の共通点。

それは“事件解決に熱心過ぎる”ことだったーー。

第60回メフィスト賞受賞作

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本『盤上の向日葵』 柚月裕子 中央公論新社

 

埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。

遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが捜査を開始した。

それから四か月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。

向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦の会場だ。

世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とはー!?

つづきはネタバレ注意


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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 渡航 ガガガ文庫



青春は残酷だ!? 

ひねくれ男の妄言ラブコメ

――青春は嘘で欺瞞だ。リア充爆発しろ!

ひねくれ者故に友達も彼女もいない高校生・八幡。

彼が生活指導の先生に連れてこられたのは、学園一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」だったーー。

さえない僕がひょんなことから美少女と出会ったはずなのに、どうしてもラブコメにならない残念どころか間違いだらけの青春模様が繰り広げられる。

俺の青春、どうしてこうなった?

『あやかしがたり』で第3回小学館ライトノベル大賞、ガガガ部門大賞受賞の渡航が残念系ラブコメに参戦!?

つづきはネタバレ注意



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『はたらく魔王さま!』 和ヶ原聡司 電撃文庫



世界征服まであと一歩だった魔王サタン。

勇者に敗れ、異世界『日本』の東京・笹塚にたどり着く。

そんな魔王が日本でできること。

それはもちろん“世界征服”!!

――ではなく、駅前のファーストフード店でアルバイトをしながら生活費を稼ぐ、いわゆるフリーター生活だった!

その頃、魔王を追って時空を越えた勇者エミリアもまた、テレホンアポインターとして日本経済と戦っていた。

そんな二人が東京で再会することになり――!?

六畳一間のアパートを仮の魔王城。

今日も額に汗して働くフリーター魔王さまが繰り広げる庶民派ファンタジー。

第17回電撃小説大賞“銀賞”受賞作登場。


途中まではそこそこまとまっていると思ったのに、終盤のバトルから結末までがグッダグタで残念。

バトルシーンよりもファストフード店やコールセンターの職場風景の方がしっかり書かれている。

逆にバトルシーンが残念過ぎて……もう少し説明臭さがなくて派手さがあれば……。

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『あやかしがたり』 渡航 ガガガ文庫



妖怪、もののけ、魑魅魍魎……。

「あやかし」たちが跋扈する、その昔。

江戸にて剣の修業に励む新之助は剣の腕は抜群だが、心は内気な悩める若侍。

帰郷の道中、新之助は「拝み屋」と名乗る怪しい男・ふくろう。

そして不思議な力を持つ娘・ましろと出会う。

いっしょに故郷の山手藩に行くことに。

しかし、藩には「あやかし」がらみの陰謀が起きていた……。

敵か味方かあやかしか。

犬神、化け猫、呪術、剣術が入り乱れ、火花を散らす侍エンターテイメント、いざ!

第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞を受賞した時代活劇ライトノベル。



大人気・大ヒットライトノベル『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の作者さんのデビュー作。

江戸時代の日本を舞台に拝み屋の男と若い侍と謎の少女が呪術や剣術で戦う時代劇ライトノベル。

時代考証に関しては目をつむるとして全体的に荒削りな一作という印象。

デビュー作というのはわかるのですが、ストーリーもキャラクターも掘り下げが物足りないです。

とりあえず『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』も読んで比較してみます。

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『風俗嬢のホンネ』 吉岡 優一郎 彩図社



「本番店を選ぶ理由」みかん

摘発や体の負担も大きいのに、なぜ本番ができる店を選ぶのか。

それは衛生的な理由があった。

「みちのくのコスプレ娘」楓香

趣味と実益を兼ねて始めた仕事。

風俗は心の薬、と考えている彼女の仕事意識。

「風俗嬢と病気」ミヤコ

風俗嬢も客も考えるべき病気のリスク。

それを伝えることの難しさ、楽しさ。

「『ハプバー好き』自称変態ソープ嬢」さくら

お金目的以外に働く風俗嬢?

プライベートではハプニングバー通い。

「南国の違法店で働く女」アミ

沖縄県の風俗店事情。

摘発覚悟の裏のシステムとは?

「出会い系? 画期的なデリヘル」佐々木さん

出会い系+デリバリーヘルス。

働く女の子のことを考えた新しい営業形態とは。

「熟女風俗嬢のAV出演」大山礼子

元旦那の趣味でAV出演。

AV制作現場の雰囲気作りとは。

「地域や業態による風俗店の違い」かのん

妻であり、母であり、風俗嬢。

夫公認の理由と不況下の風俗店の実態。

「フェチ系風俗店の実態」まさよ

価値観の多様化は風俗店もいっしょ。

ぽっちゃり系風俗嬢の仕事模様。

「元風俗嬢のベテラン女性オーナー」幸ママ

老舗のメリットなんてないと断言する訳は。

経営者が見る働く女の子たち。

「歌手から風俗嬢に転身」ヒトミ

アニメ主題歌を歌っていた元歌手。

家の借金を返すために親公認で風俗嬢。


風俗店で働く女性はどんな人?

どんな目的で働くの?

給料はどれくらい?

業界の構造や実態がよく分かると思います。

風俗店全盛という時期もあったそうですが、今は昔ほどではないようです。

まあ、普通の企業でも厳しい世の中ですからね。

不況の上に規制や摘発が厳しくなった風俗店は尚更かもしれません。

人や場合によっては、スーパーのレジ打ちの方が確実に給料をもらえるなんていうこともあるみたいです。

今は、水商売や風俗を始めたからといって高収入が保証されているわけではないようです。

しかし、インタビューさせてもらった風俗嬢のその後というのが生々しいですね。

夢のために資格の勉強しながらがんばっていたけど精神を病んでしまう。

お客に架空の身の上話をして金を借りて逃げてしまい、経営者が返済するはめになってしまう。

健康を害さない程度に仕事をがんばることが大事なのだなぁと思いました(´∀`;)

どんな仕事でもそうじゃないですか……?


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『アルゼンチンババア』 ロッキング・オン

著者:よしもとばなな 

絵・写真:奈良美智

訳者:澤文也



母が死んだとき、みつこの平凡だった世界は消えた。

そして今までカーテンの向こうにあったものすごいものが突然姿を現した。

それはみつこが十八の時のことだった。


母が死んでからしばらくして、みつこの友達が、彼女の父親はアルゼンチンババアのところに出入りしていると言った。

みつこはそれを聞いたとき、大爆笑した。

街外れにさびれたビルがあり、子どもの頃からそのビルは「アルゼンチンビル」と呼ばれていた。

そしてそこに住んでいるおばさんは「アルゼンチンババア」と呼ばれていた。

その頃おばさんなのだから、今ではもうおばあさんだろう。

当時、そのビルで、ものすごい厚化粧と派手な服装で有名だったアルゼンチンババアがアルゼンチンタンゴとスペイン語を教えていたらしい。

少し頭がおかしくて、屋上で菜園をつくって自給自足の生活をしていることもみんなが知っていた。

母が死んでからおよそ半年後の真冬のことだった。

墓石や庭石を彫る仕事をしていた職人である父が石材店をたたんでどこかに消えた。

実家に戻ると誰もいない作業場には墓石や道具が一つも残っていなかった。

みつこは、父はアルゼンチンビルにいるに違いないと確信した。

そこでみつこはアルゼンチンビルに行ってみることにした。

門の前に父の軽トラックが駐車されているのを見て、汚く暗い庭を抜けて玄関のチャイムを押した。

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