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少しイカレてるくらいがちょうどいい
『ブラック・ジャック・キッド』 久保寺健彦 新潮社



俺の夢は、あの国民的裏ヒーロー、ブラック・ジャック。

黒いレインコートを羽織り(真夏でも)、床屋では店主も首を傾げるギザギザカットをオーダー。

顔にトレードマークの傷をつけようとした時は怒られたけど(しかも失敗)。

日々努力を重ねてる。

でも母親が出て行っちゃったり、俺の人生けっこう大変──。

『ガラスの仮面』を教えてくれた内気な宮内君。

眼鏡を外すと超綺麗な泉さん。

イブの晩、駅の向こう側の見知らぬ街に姿を消した泉さんの弟・健太を捜して、三人の大冒険が始まった――。

ドラマ原作大賞選考委員特別賞、パピルス新人賞同時受賞に輝く、驚異の超大型新人登場!

独特のユーモアと素直な文体で、いつかの童心がよみがえる、青春小説の傑作!




漫画の神様、手塚治虫の『ブラック・ジャック』に憧れ、彼になりたいと努力する少年の青春物語。

ドライバー手裏剣やシャーシャーシャー走法など、小学生の男の子らしくて良い。

家庭や学校での問題、友人との出会いや初恋を経て主人公の成長が感じられる。

前半は少し退屈だったけれど、中盤からラストはどんどん読み進めていった。


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『トーキョー下町ゴールドクラッシュ! 』 角埜杞真



賠償金100億円――。

伝説の女トレーダー・橘立花は罠に嵌められた。

身に覚えのない罪を着せられ、勤めていた証券会社からクビを宣告されたのだ。

億単位の金を稼ぐ華々しい活躍から一転。

無職となった立花は下町の商店街に偶然辿り着く。

そこで出会ったのは、顔だけが取り柄のダメフリーターや頑固な洋食店店主など、お金はなくても人情味溢れる江戸っ子たち。

自らの解雇の裏にある巨大な陰謀に気づいた立花は、彼らの助けを得て、悪人どもを叩っ斬る!!!

どんな人生にも逆転はある。

痛快すぎる下町金融ミステリ!

第22回電撃小説大賞・大賞受賞作。




※残念ながら褒められるところが一つも見つからない作品でした。

角埜杞真先生の次回作にご期待ください。


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『博多豚骨ラーメンズ』 木崎ちあき メディアワークス文庫

「あなたには、どうしても殺したい人がいます。どうやって殺しますか?」



福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。

人口3%が殺し屋の街・博多。

今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。

福岡市長のお抱え殺し屋たち。

「都合の悪い情報は、出回る前に潰す」

殺人請負会社「マーダー・インク」に勤める崖っぷちの新人社員・斉藤。

「俺の人生はどこから間違ってしまったのだろうか」

博多を愛する私立探偵・馬場善治。

「報酬。明太子五年分で、その依頼、引き受けちゃる」

天才ハッカーの情報屋・榎田。

「情報屋とは仲良くしてた方が、得だと思うけどなあ」

美しすぎる復讐屋、オカマのジローと幼女のミサキのコンビ。

「この世には、どうしても裁けない罪もあるでしょ?」

闇組織に囚われた女装趣味の殺し屋・林憲明(リンシェンミン)。

「俺はプロだ。俺は正真正銘、プロの殺し屋だ」

そんなアクの強い彼らが巻き込まれ、縺れ合い紡がれていく市長選。

その背後に潜む政治的な対立と黒い陰謀が蠢く事件の真相とは――。

そして悪行が過ぎた時、都市伝説『殺し屋殺し屋・にわか侍』は現れる――。

第20回電撃小説大賞『大賞』受賞作。


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『ブギーポップは笑わない』 上遠野浩平 電撃文庫



君には夢があるかい?

残念ながら、ぼくにはそんなものはない。

でもこの物語に出てくる少年少女達は、みんなそれなりに願いを持って、それが叶えられずウジウジしたり、あるいは完全に開き直って目標に突き進んだり、まだ自分の望みというのがなんなのかわからなかったり、叶うはずのない願いと知っていたり、その姿勢の無意識の前向きさで知らずに他人に勇気を与えたりしている。

これはバラバラな話だ。

かなり不気味で、少し悲しい話だ。

――え?

ぼくかい?

ぼくの名は“ブギーポップ”――。

第4回ゲーム小説大賞「大賞」受賞。

上遠野浩平が書き下ろす、一つの奇径な事件と、五つの奇妙な物語。

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『ミミズクと夜の王』 紅玉いづき 電撃文庫



魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。

額には「332」の焼き印。

両手両足には外されることのない鎖。

自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。

願いはたった、一つだけ。


「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」


死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。

全ての始まりは、美しい月夜だった。

何度断られてもミミズクは夜の王の元を訪れた。

自分を食べてもらうために。

けれど、結果はいつも同じだった。

そんなある日、夜の王が絵を描くことを知り、赤色の原料となる花を探しに行くことにしたミミズク。

危険な場所に咲く花を求めてミミズクは、自分の体が傷つくことも厭わずに突き進んだ。

なんとか花を見つけて夜の王の元へ戻る道中、ミミズクは魔物の存在に怯えて帰ることのできない人間の狩人を助ける。

狩人は国へ帰ると、すぐにミミズクの存在を皆に知らせた。

それは国を統べる国王や民を守る聖騎士にも伝わり、囚われの少女を助けるための「魔王討伐計画」が進められることになる。

――それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。

第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作、登場。

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『鷲見ヶ原うぐいすの論証』 久住四季 イラスト:カツキ アスキー・メディアワークス

閉じられた館に首なし死体がひとつ。

シンプルな状況だが命題は多い。

魔術師であるのか、殺人なのか、被害者はいるのか、犯人はいるのか、それらすべてを「論証」する物語である。

鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫)




鷲見ヶ原うぐいすという少女は変わり者である。

いつも高校の図書室にこもっていて、教室には一切顔を出さない。

だが、試験では常に成績上位というひねくれぶりだ。

彼女の数少ない友人、麻生丹譲。

授業にはしっかりと出ているが、勉強は不出来で成績はもちろん下位。

彼には知的直感(プレモニ)という特別な素質があり、降雨や地震などの予知ができるというものだ。

そんな二人にある依頼がやってくる。

数理と論理の天才、霧生賽馬博士は魔術師である――。

その真否を問い質してほしいというのだ。

ぜひ会いたいといううぐいすと嫌々行くことにする譲は、博士の待つ麒麟館へと赴く。

霧生賽馬:数学者。数理直感(エウレカ)脅威的な数字記憶や速算力を持つ。

霧生那由:霧生博士の娘。素質喪失者

千代辺雛子:探偵。判別直感(ポリグラフ)人の粘膜を通して嘘を見破る。

室火野薫:警察官。直観像記憶(フォトグラフィックメモリ)見たもの全てを一瞬にして記憶する。

姫鳴椿:世界で最大規模を誇る魔術研究団体『天頂の結社』所属。

だが翌日、霧生博士が首なし死体として発見される。

限られた容疑者は、千代辺雛子の判別直感(ポリグラフ)によって取り調べが行われる。

しかし全員が無実という奇妙な状況に陥る。

果たして、犯人は――。

つづきはネタバレ注意

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『県庁の星』 桂望実 小学館



Y県県庁の産業振興課で働く主人公・野村聡は、後輩に仕事のやり方を教えていた。

十日後には研修に行ってしまうため、一人で仕事ができるようにならなければ困るからだ。

人事交流計画の一環として民間企業で一年間働くことになっている。

その人事交流計画の一期生として、野村が選ばれたのである。

彼の配属先はスーパーマーケット。

最初にスーパーの寝具売り場で働くことになり、教育担当の二宮泰子と出会う。

さぞ偉い人なのだろうと思っていたが、彼女はただのおばさんパート店員だった。

二宮は県庁からやってきた野村を「県庁さん」と呼び、彼に対して良い印象を持っていなかった。

不機嫌そうに簡単な業務の説明をして、さっさと業務に戻ってしまう。

野村は業務のマニュアルを求めたが、そんなものはないと一蹴される。

出会いは最悪だった。

それからというもの、野村と二宮はことあるごとに反発し合い、溝は深まるばかり。

果たして、野村はこのまま研修を続けることができるのか。

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『紅』 片山憲太郎 イラスト:山本ヤマト 集英社スーパーダッシュ文庫



揉め事処理屋を営む高校生、紅真九郎。

師匠に憧れて始めた仕事だが、未熟な彼は完璧にこなすことができなかった。

そんなある日、その師匠・柔沢紅香が真九郎のもとにやってきた。

彼女の傍らには、小さな女の子が立っていた。

少女の名は、九鳳院紫。

世界屈指の大財閥のご令嬢だという。

真九郎は詳しい事情を聞かされぬまま、彼女を守り抜くように師匠から依頼される。

真九郎と紫の奇妙な共同生活の始まりだった。

庶民の常識を知らない彼女の我儘に振り回されながらも、その騒がしい日常に真九郎も慣れ始めていた。

だがその日常は、長くは続かなかった。

最悪の使者が終わりと真実を告げにやってくる。

表御三家の一角、九鳳院家の女の忌まわしい宿命。

柔沢紅香が交わした紫の母との約束。

そして紫の願い。

全てを知った真九郎の選択は……。

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『僕の妹は漢字が読める』 著:かじいたかし イラスト:皆村春樹 HJ文庫

『きらりん! おぱんちゅ おそらいろ』

これこそが未来の日本の正統派文学!!



二十三世紀の日本。

そこは漢字が衰退し、日常生活で使われるのはひらがなとカタカナだけという世界。

そのうえ国中至るところに萌え文化が広がっており、テレビに写るのも二次元の美少女たちばかりだ。

『きらりん! おぱんちゅ おそらいろ』

これは、現代日本文学を代表する作家オオダイラ・ガイ先生の最新作である。

この作品に感動した作家志望の高校生イモセ・ギンは、血の繋がっていないツンデレ気味の妹クロハと共に先生の家を訪れる。

最初こそオオダイラ先生と口論になってしまったが、中に通されてからは良好な会話を続けることができた。

最初の訪問から一カ月後、今度は無邪気だが毒舌な小学生の妹ミルもいっしょに連れて先生の家を訪れた。

そこで変態的会話を繰り広げたり、仲良くマシュマロを食べたりしていると、突如異変が起きる。

突然みんなの体から電子音が鳴り始め、一人また一人と姿を消していく。

そして四人が行き着いた先は――二十一世紀の日本だった。

そこで出会った一人の美少女、弥勒院柚との出会いをきっかけに、未来の日本からやってきた四人は平成の日本でどう過ごしていくのか。

「第5回ノベルジャパン大賞」銀賞を受賞して鮮烈デビュー!!

つづきはネタバレ注意

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『妖怪アパートの幽雅な日常6』 香月日輪 講談社文庫



待ちに待った修学旅行。

もちろん枕投げは必須。

楽しみ過ぎて浮かれまくる条東商業高校二年生のみんな。

一月、四泊五日の冬山にスキーに出かけた夕士たち。

楽しい思い出をたくさん作るはずだったけど――担任の千晶先生が倒れてそれどころじゃない。

しかもその原因は泊まったホテルにある?

次々に襲いかかる想像を超えた出来事に面食らう夕士。

果たして、夕士は無事に修学旅行を終えて、妖怪アパート「寿荘」に帰ってこられるのか!?

文庫版限定特典の登場人物紹介や番外編ショート・ショートも収録!!

また、コミカライズを記念して漫画版『妖怪アパートの幽雅な日常』を一部公開!!

本『妖怪アパートの幽雅な日常1』

本『妖怪アパートの幽雅な日常2』

本『妖怪アパートの幽雅な日常3』

本『妖怪アパートの幽雅な日常4』

本『妖怪アパートの幽雅な日常5』

本『妖怪アパートの幽雅な日常6』

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