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少しイカレてるくらいがちょうどいい
本『演じられた白い夜』 近藤史恵 実業之日本社文庫



小劇場界の著名女優・麻子は、夫で演出家の匠に呼ばれ、雪深い山荘へやってきた。

山荘には匠によって、初対面である八人の俳優らが集められていた。

匠の新作は本格推理劇で、演じる側にも犯人がわからないよう稽古は行われていく。

台本が進行するにつれ、麻子を含む女優たちに疑心が兆し、それは恐るべき事件の形を取って表れた。

作中劇の中に隠された真相はー。

つづきはネタバレ注意







雪深い山荘に集められた八人の俳優。

彼らがやるのは推理劇。

演じる側も犯人がわからないよう稽古が進められる。

しかし台本が進むにつれ、作中で死ぬ役を演じた俳優も現実で死んでいく。

作中劇の中に隠された真相を探るミステリ。

雪山で山荘なんて何も起こらないわけがない状況なわけですが、犯人が雪崩が起きやすいように細工してクローズドサークルの完成!

からの殺人!

雪の上には足跡なしで自殺かと思わせて他殺!

そして二人目の死体は崖の下にポーン!

一人目の殺害方法はトリックが効いていてなるほどと思う。

二人目の殺害方法がまったくわからないというか提示すらされない。

ナイフが刺さっていたから刺殺なのはわかるんだけど、みんなが集まっている家のどこで刺したのか。

普通なら悲鳴を聞かれてアウト。

仮に成功したとしても死体を背負って雪深い道を歩いて崖まで行って落としたの?

超人並みの体力だね。

それとも崖まで呼び出してそこで刺したのか。

人が死んでいる状況でかなり怪しまれると思うけれど、どうやったんだろう。

とにかく、どうやって殺したのかが全く描写されない。

そして三人目が殺された後、探偵役の人が犯人を指摘する。

犯人はそのまま「なぜこんな殺人計画を立てたのか」ペラペラ話し始める。

著者があとがきで「今読み返すといろいろ稚拙」と書いていたけれど、まったくその通りだと思う。

ミステリとしても物語としても雑だなぁ……と。

あと気になったのが作中で役者たちが出演する演劇の台本。

演劇台本や小説の書き方に厳密なルールはないけれど、作中に出てきたのは演劇台本ではなく小説だった。

演劇を題材に書くなら、重要な点だと思うのでもう少しがんばってほしかったなぁと。

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