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少しイカレてるくらいがちょうどいい
『バカが全裸でやってくる Ver.2.0』 入間人間 メディアワークス文庫



ついに僕はデビューした。

ずっと夢だった、憧れの職業。

小説家になった。

すべてがバラ色、これからは何もかもがうまくいく……はずだった。

デビュー作の 『バカが全裸でやってくる』 は、売れなかった。

それはもう悲しいほどに。

そして僕の小説家人生はまだ始まったばかりだった。

担当編集から次作に課せられた命題は、『可愛い女の子を出せ』。

まてまて。

なんだその意味不明な無理難題は。

好きなものを好きなように書くのが小説家じゃないのか?

業界を赤裸々(?)に描く問題作登場。

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『バカが全裸でやってくる』 入間人間 メディアワークス文庫



僕の夢は小説家だ。

そのための努力もしてるし、誰よりもその思いは強い。

しかし努力と環境では、才能は覆せない日々が続いていた。

お話をつくることを覚えた子供の頃のあの日から、僕には小説しかなかった。

けれど僕は天才じゃなかった。

小説家になりたくて、でも夢が迷子になりそうで。

苦悩する僕のもとにやってきたのは――全裸のバカ。

「どーも、バカでーす!」

そして、これが僕の夢を叶えるきっかけになった。

こんなこと、誰が想像できた?

現実は、僕の夢である『小説家』が描く物語よりも、奇妙だった。

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『六百六十円の事情』 入間人間 メディアワークス文庫

どーでもよくて、たいせつな、それぞれの事情。



『カツ丼は作れますか?』

小さなコミュニティの掲示板に書き込まれた不思議なトピック。

そのコミュニティは地元に住む人間だけがメンバーの小さなもので、書き込みの数も多くない。

作られたトピックは大半、最後に書き込まれたのが半年前。

書き込む人さえいないトピックさえある。

そんな不思議な書き込みに、そもそも反応する人がいるかどうかも分からなかった。

問いかけに続きはなく、あるのはただその後の長い空白だけ。

書いた人がなにを求めているのか、そこから読み取るのは困難だ。

けれどその書き込みを見て、その人たちがなにを思ったのかまでは分かりませんが、なにかを思ったことは確かなようだ。

世の中には、いろんな人たちがいる。

そこには、「ダメ人間」と「しっかり人間」なんてのも。

それぞれ“事情”を持つ彼らが描く恋愛&人生模様は、ありふれているけど、でも当人たちにとっては大切な出来事ばかりだ。

そんな彼らがある日、ひとつの“糸”で結ばれる。

とある掲示板に書き込まれた「カツ丼作れますか?」という一言をきっかけに。

日常系青春群像ストーリー。

イラストは宇木敦哉。

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『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 終わりの終わりは始まり』 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)

著:入間人間

イラスト:左

じゃあみんな、行ってきます。

ちょいとハッピーエンドまで。



まーちゃんが、殺人犯に攫われた。

僕の元から、まーちゃんが消えた。

バカップル伝説も終焉を迎えた。

長瀬透殺人事件に起因する自分自身との無益な争いに精を出していた間に攫われたんだから、まったくもって笑えない。

しかも犯人は、長瀬だけでなく、僕の知り合いを次々と殺してまわった人間でもある。

そして、今だ犯人は逃亡中。

この事件だけは、僕が終わらせないといけない。

敵は二つ。

殺人犯と、僕自身。

内外からの挟み撃ちだ。

相手にとって不足はないが、相手からすれば標的は不足だらけだろう。

だからって、まーちゃんを諦めると、僕はみーくんじゃなくなる。

出来る内に、出来ることを。

『ぼく』 が終わる前に。

僕はきみにまた嘘をつく。

きみをこれ以上なく、幸せにする為に。

まーちゃん、それとみんな。

これからも元気で。

じゃあ、さよなら。

これにて『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』シリーズ完結!!

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『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり』 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)

著:入間人間

イラスト:左

長瀬。

お前が死ななくても、僕は生きていけたのに。



長瀬透が殺された。

そのあと、変な奴から殺人声明の電話が掛かってきた。

でも、僕の人生に一片の起伏もない。

僕とまーちゃんの毎日は、それでも何も変化しなかった。

僕は長瀬の死を知らされても、涙も流さなかった。

教室にある長瀬の机の引き出しには、教科書が残っていた。

置きっぱなしは教師から注意されているのに。

長瀬なりの反抗期かな、これ。

……ははっ。

ああ、良かった。

僕はまだ、笑えたぞ。

出来るかはわからない。

だけど、立ち向かう。

この事件だけはぼくが終わらせないといけない。

敵は二つ。

殺人犯と、クループ現象。

ぼくの内外からの挟み撃ちだ。

相手にとって不足はないが、相手からすれば標的は不足だらけだろう。

「まずは何処へ行くつもり?」

「ちょいとハッピーエンドまで」

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『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』 記憶の形成は作為』 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)

著:入間人間 

イラスト:左

ぼくのこころに連絡を取る。

ノイズばかりだけど、辛うじて通信はできた。



むかしのことを考えると頭の中が深夜のテレビみたいにノイズだらけになるさっこん、いかがお過ごしでしょうか。

これは、ぼくがまだ僕になる前の話だ。

家庭内にぎやか事件のあと、ぼくはいろんな人と出会った。

恋日先生、じさつ志願者、いじめっ子少女、にもうと、そして、マユちゃん。

みんな(とくにマユちゃん)の純粋むくな姿がめじろおしでおとどけなのである。

……むかしのぼくは正直ものだったんだよね。

うそだけど……今度、じしょでうそって字を調べとこう。


春『うそが階段を上るとき』

春に出会ったのは。

ぼくに空の落ち方を教えてくれた大人。

あの事件から解放されたぼくは精神病院に入院している。

そこには共有のテレビを占領するいけない女の人、ヤマナさんがいた。

あ、そういえば屋上のフェンスを破ろうとしているのは誰だろう。

もしかしたら病院内にいる誰かが飛び降り自殺でも考えているのかもしれない。

それを実行しそうな人がここにはたくさんいるわけだし。


夏『ともだち計画』

夏に出会ったのは。

ぼくの大切になれなかったともだち。

ぼくが学校に通うようになったのは七月の始めだった。

4年1組 枝瀬××

本当ならぼくは5年生として学校に通うはずだった。

しかしぼくは一年間地下生活を余儀なくされたわけで、だから一年間無駄に過ごしてしまったわけ……。

こうして、ぼくはもう一度4年生をやり直さなければいけない。

同じように菅原くんやマユちゃんも4年生をやり直すはずだ。

学校というものはおばさんの言っていたとおり、全く楽しいものではなかった。

そしてぼくが所属するクラスには何かとつっかかってくる女の子がいた。

彼女の名前は――浜名遠江。


秋『蟻と妹の自転車籠』

秋に出会ったのは。

ぼくの記憶に居場所のない思い出。

十月十日、体育の日。

ぼくの小学校では運動会ではなく遠足の日になっていた。

ぼくは普通に列の最後尾を歩いていたはずが、いつの間にか普通に道に迷っていた。

これはいかんですよ、と思いながらもぼくは思い出す。

ぼくが初めて、妹といっしょに山に行った日のことを。

あんなに自分の血を流したのも初めてだったなぁ。


冬『Happy Child』

冬に出会ったのは。

互いに相手が見えない、ぼくと彼女。

その日は学校帰りに、坂下恋日先生のいる病院を訪ねていた。

定期検診というやつだ。

学校がどれくらい退屈か聞かれたり、恋日先生の小学校時代のことを聞かされたりした。

御園さんのことも聞かれたけど、ぼくは何も答えられなかった。

だってぼくと彼女はクラスが違うから。

それから病院の外に出ると、素直に帰れなくなってしまう。

目の前にしかめっ面をした女の子、御園マユがいたから。

そしてぼくは彼女のニックネームを呼んでしまう。

「まーちゃん」と……。


とってももしもにもしかして『壊れていない正しさのある世界なら』

誰が望んだか知れない夢で出会ったのは。

身分詐称の幸福。

「起きなさい、あい」

下の名前を言葉の飾りつけなしに呼ばれるのは、好きじゃない。

高校二年生にもなって母親を自室に踏みこませるという失態をしてしまった。

父の天野南、母の天野美沙、兄の天野司馬、それとぼくの四人家族。

二人目のお母さんもいないし、下の妹なんてのもいない。

ぼくは朝食を食べると、高校へ行く準備をして家の外で彼女が来るのを待つ。

そうしているうちに待ち人がヘルメットを被って自転車に乗ってやってきた。

天野家とお隣さんである伏見家のご令嬢こと、伏見柚々だ。

ぼくはいつも彼女と学校に向かう。

学校には海老原香奈恵、菅原道真、琵琶島八事、一宮河名、宗田義人など、どこにでもいそうな友人や後輩たちがいる。

退屈かもしれないけど、とても大切なぼくの三百六十五分の一。

ぼくの世界が、壊されませんように。

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『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん8 日常の価値は非凡』 電撃文庫(アスキー・メディアワークス)

著:入間人間(いるま ひとま)

イラスト:左



ほんさくのとうじょうじんぶつです。

みどりのぼうしのたんていのひと(ろりこん)。

ろりこんぎらいのおんなのこ。

おかしなおじさん。

じさつしたあねをもつひと。

しょしんしゃなかつぷる。

ねこずきさっか。

きんぱつあおすーつのひと。

きれいなこわいおんなのひと。

ばかんすでやってきた、うみがちかくにあるほてるにて。

だれがしんで。だれがしなないか。

僕とまーちやんは、知らない。

……こんなゲームがあったら、面白いのになぁ。

絶対に参加はしたくないけど。

嘘じゃないよ。



今作では、主人公みーくんとヒロインまーちゃんはバカンスを満喫しまくっています。

おまけに群像劇で書かれているからいつも以上に癖のある作品となっています。

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『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前』

アスキー・メディアワークス(電撃文庫)

著:入間人間(いるま ひとま)

イラスト:左



突然ごめんあさーせ。

嘘つきさんが舞台から退場して、どれくらい経ったかしら。

私、嘘つきさんに代わって、『物騙り』を任命されたものですの。

何で私なのかしら。

認めたくないのだけど、きっとあの嘘つきさんとよく似ているからでしょうね。

では些か僭越なのだけれど、これから我が平和な町で起こった愉快な殺人事件をご紹介するわ。

……あら、自己紹介がまだだったかしら。

私の名前は大江湯女。

騙り部であり、誰よりも自らを知るアンノウンな十八歳であーる……嘘だけど。

うーん、私にはまだまだ使いこなせないわね、これ。


大江湯女とその妹の茜は、屋敷を離れてアパートに住み始めた

そのアパートには、十数年前から住んでいる若者たちが始めたゲームがある。

今池利基、吹上有香、野並絵梨奈、そして久屋白太が参加者の推理ゲーム。

『誰が鶴里新吾の首を切ったか?』

ゲームの開始はまず、四人の誰かが鶴里新吾を殺害すること。

日時も、誰がやるかも決まっていない。

だが彼らは、いつか必ず始めると信じて何年も過ごしてきた。

そして真夏のある夜、何者かによって首切りが行われた。

首切り犯人が行う、屍への処理は三つ。

死体の四肢の一つを切断して所持すること、それと首を千切ること。

後は死体を彼らが取り決めた所定の位置に運んで、ゲーム開始の目印とする。

残った三人は鶴里さん(故人)を発見次第、その四肢をそれぞれ一本ずつ自身の手で切り取る。

それこそが共犯者としての、そしてゲーム参加者としての証である。

ひょんなことから鶴里さん(故人)の右腕を拾った大江湯女は、このイカレたゲームに参加することに。




さようなら、嘘つきさん。

こんにちは、『物騙り』役の私。

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『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実』

アスキー・メディアワークス(電撃文庫)

著:入間人間(いるま ひとま)

イラスト:左

まーちゃんぴんち。

みーきゅぅぅん、助けて。



季節は梅雨。

狂気蔓延る屋敷からどうにか抜け出し、無事まーちゃんとらぶりなーな関係に戻った。

体育の授業をまーちゃんと一緒にサボリ中、人間をお辞めになったらしき侵入者が学校に来訪した。

殺傷能力を有した、長黒いモノを携えて。

そしてそいつは、無言でいきなりそれをぶっ放した。

気づけば、体育館の床一面には阿鼻叫喚の赤い花が狂い咲き始め……。

まーちゃんとのらぶりーな関係を続けるために、僕は犯人退治を決行する。

第十三回電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作!

入間人間のデビュー作にして、一躍人気作家に押し上げた代表作!

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『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の支柱は絆』

アスキー・メディアワークス(電撃文庫)

著:入間人間(いるま ひとま)

イラスト:左

ぼくは、僕を取り戻す。

またみーくんと呼ばれるために。



閉じ込められた(継続中)。

まだ僕は、まーちゃんを取り戻してはいない。

外界と完全遮断した密閉屋敷では、家族を殺人犯として疑い合う異常な環境が生み出されていた。

もちろん、その最有力候補は、家族ですらない部外者の僕である。

部外者である僕や伏見には食べ物を与えてもらえないし、僕は何者かにより腕を折られるし、極めつけは忌まわしき地下室に閉じ込められた。

依然としてこの屋敷には助けが来ない。

無力すぎる脱出への工作も終わり、食糧も底をつき、大江家の疑心と嫌悪が頂点に達したとき……ついに伏見の姿まで消えた。

第十三回電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作!

入間人間のデビュー作にして、一躍人気作家に押し上げた代表作!

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