Date:2012/05/09 23:08
本『六百六十円の事情』 入間人間 メディアワークス文庫
どーでもよくて、たいせつな、それぞれの事情。
『カツ丼は作れますか?』
小さなコミュニティの掲示板に書き込まれた不思議なトピック。
そのコミュニティは地元に住む人間だけがメンバーの小さなもので、書き込みの数も多くない。
作られたトピックは大半、最後に書き込まれたのが半年前。
書き込む人さえいないトピックさえある。
そんな不思議な書き込みに、そもそも反応する人がいるかどうかも分からなかった。
問いかけに続きはなく、あるのはただその後の長い空白だけ。
書いた人がなにを求めているのか、そこから読み取るのは困難だ。
けれどその書き込みを見て、その人たちがなにを思ったのかまでは分かりませんが、なにかを思ったことは確かなようだ。
世の中には、いろんな人たちがいる。
そこには、「ダメ人間」と「しっかり人間」なんてのも。
それぞれ“事情”を持つ彼らが描く恋愛&人生模様は、ありふれているけど、でも当人たちにとっては大切な出来事ばかりだ。
そんな彼らがある日、ひとつの“糸”で結ばれる。
とある掲示板に書き込まれた「カツ丼作れますか?」という一言をきっかけに。
日常系青春群像ストーリー。
イラストは宇木敦哉。
どーでもよくて、たいせつな、それぞれの事情。
『カツ丼は作れますか?』
小さなコミュニティの掲示板に書き込まれた不思議なトピック。
そのコミュニティは地元に住む人間だけがメンバーの小さなもので、書き込みの数も多くない。
作られたトピックは大半、最後に書き込まれたのが半年前。
書き込む人さえいないトピックさえある。
そんな不思議な書き込みに、そもそも反応する人がいるかどうかも分からなかった。
問いかけに続きはなく、あるのはただその後の長い空白だけ。
書いた人がなにを求めているのか、そこから読み取るのは困難だ。
けれどその書き込みを見て、その人たちがなにを思ったのかまでは分かりませんが、なにかを思ったことは確かなようだ。
世の中には、いろんな人たちがいる。
そこには、「ダメ人間」と「しっかり人間」なんてのも。
それぞれ“事情”を持つ彼らが描く恋愛&人生模様は、ありふれているけど、でも当人たちにとっては大切な出来事ばかりだ。
そんな彼らがある日、ひとつの“糸”で結ばれる。
とある掲示板に書き込まれた「カツ丼作れますか?」という一言をきっかけに。
日常系青春群像ストーリー。
イラストは宇木敦哉。
PR
この記事に対するコメント