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少しイカレてるくらいがちょうどいい
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漫画『草の上 星の下』 谷川史子 集英社



【草の上 星の下】

諸橋朝子には父と母と美人で秀才の7つ違いの姉がいる。

姉の美宵子は十年前に結婚して、旦那様のスイス赴任についていった。

朝子は24歳独身、広告デザイン会社に就職して2年目。

大学の頃からもう5年の恋人もいる。

正直で前向きなとこが好きだ。

何事もなく順風満帆に過ごしていたけれど、ある日突然、姉の美宵子が帰ってきた。

それから両親は姉にばかり気を遣ってつきっきり、彼氏の佳春もなんだか様子が……。

【サルビア】

私はヨモギ田さんの後ろ姿が好きだ。

いつまで見つめても好きなくらい。

私たちは三か月前に結婚した。

妻・棗22歳、喫茶店勤務の兼業主婦。

12歳違いの夫・ヨモギ田さんは漫画雑誌の編集さん(ボーイズラブ系)。

季節はサルビアの咲く夏になっていた。

結婚して初めて迎える夏。

ある日、部屋を掃除していた時、若い頃の彼といっしょに女性が写る写真を見つけてしまう。

【プリズム】

もう時間がない。

この高校の3年間、ずっとずっと胸にあった気持ちを伝える、これがきっと最後のチャンス。

高校生活最後のバレンタインデー、学校の栗林先生にチョコレートを渡した木村柚寿子。

しかし、渡した瞬間、すぐさまゴミ箱に捨てられてしまう。

友達からもあの人だけはやめた方がいいと言われた。

けれども諦める気がない彼女は、帰宅中の先生を尾行する。

とうとう家を突きとめるとそこには、同棲中の女性がいた。

【春が来たなら】

私の父は小説家だ。

児童文学出身でエッセイやホラーなど幅広く活躍している。

私が5つの時に亡くなった母の分まで頑張って20年間育ててくれた。

その立派な先生はたいへんな遅筆家で、各社の担当編集者を泣かせてばかりいる。

大学卒業後、父のサポートをしていく中で、私は担当編集の一人の小宮山君と出会えた。

けれど「結婚」という言葉を聞くたびに胸が……。

関連リンク

漫画『愛はどうだ!』

漫画『一緒に歩こう』

漫画『吐息と稲妻』

漫画『手紙』

漫画『他人暮らし』

漫画『谷川史子秀作選 僕らの気持ち』

漫画『谷川史子長編集 きもち満月/くじら日和』

漫画『谷川史子オムニバス集 君と僕の街で』

漫画『忘れられない』

漫画『くらしのいずみ』

漫画『東京マーブルチョコレート ハロー、グッバイ、ハロー』 

漫画『谷川史子純愛読み切り集 H』


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漫画『他人暮らし』 谷川史子 集英社



純花、頼子、サワは33歳。

それぞれバツイチ、独身、主婦と立場は違うが、気のおけない親友同士。

ひとりで静かに穏やかに暮らすのが好きで、もう結婚しないと思っている純花。

仕事仕事で忙しいけれど結婚はしたいけれど相手はいない頼子。

才能も続けたい仕事もなく、ただ結婚したいという夢があったから結婚したサワ。

ある日、両親が遺した一軒家に暮らす純花のもとに、頼子とサワが転がり込んできて……。

それぞれが異なる結婚観を持つ3人の生活を軽妙に描く表題作。

亡くなった同僚の男性への想いを描く読み切り『秋雨』を収録。

関連リンク

漫画『手紙』

漫画『他人暮らし』

漫画『谷川史子秀作選 僕らの気持ち』

漫画『谷川史子長編集 きもち満月/くじら日和』

漫画『谷川史子オムニバス集 君と僕の街で』

漫画『忘れられない』

漫画『くらしのいずみ』

漫画『東京マーブルチョコレート ハロー、グッバイ、ハロー』 

漫画『谷川史子純愛読み切り集 H』


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漫画『谷川史子秀作選 ぼくらの気持ち』 谷川史子 集英社文庫



【両手でもたりない】

好きで幼なじみになったんじゃない。

あいつとはたまたま家が隣どうしだっただけで……。

中一になっても勝手に部屋に入って起こしに来る幼なじみの真澄。

彼女の鈍さにはとても困ってしまう鼓太郎。

この調子じゃ当分は――当分は気づいてもらえそうにない。

僕の気持ちにも……。

そして僕がどうしてチェロを弾き始めたかも……。

もうすぐバレンタインデー。

けれど今日までバレンタインデーを知らなかった真澄は、鼓太郎に直接チョコが欲しいかどうか聞いてくる。

彼女のデリカシーの無さにますます呆れてしまう。

そんなある日、真澄は1年男子でも頭が良くてスポーツ万能な池宮に告白される。

鼓太郎は恋敵ができてしまい、気が気ではなくなる。

【両手でもたりない・2 抱きしめたい】

春。

今日から私は留年生。

インフルエンザに2度もかかったせいで受験も卒業もできなくなった二羽千世。

「恥じる必要はない」と皆はいうし、実際恥じてもいないけれど。

あーあ……。

15年間まじめに平凡に暮らしてきたし、神様ににらまれるおぼえはない。

なのに、どうして1つ下のガキどもとこれからの1念を過ごさなきゃならないの。

それに、わたしがなにをしたっていうの。

春まで付き合っていた彼氏は卒業式の日に別れた。

暗い気持ちで遅刻して三年生の教室に行くと、周りの視線がとても嫌になった。

おまけに隣の席の池宮という男は、軽くて年下のくせに生意気な奴だった。

だが彼も二回留年しているということを知り、少しだけ親近感がわく。

それから彼が留年した原因や自分に優しくしてくれる理由をたまたま知ってしまい……。

【ぼくらの気持ち】

“男女間の友情は成立するか?”なんてことをよく聞くけど、僕にはわからない。

ただあの子とはともだちでなんかいたくない。

雛と顕太はとても仲が良くて、友達も付き合っていないのと言われる。

――僕は、夏のはじめに彼女に告白している。

そしたら雛は「ともだちでいよう」と答えた。

体よくふられてしまった訳だけど、そのあとも僕らは気まずくなるどころか仲良くなる一方。

でも僕は友達じゃいやなんだ。

ある日、友人たちが気を利かせてくれて僕と雛を二人きりにしてくれた。

これはデートだ!!

空回りすることもあったけれど、なかなか良いデートになっている……はずだったのに。

デート中に雛の中学の男子同級生に会った時から元気がなくなった。

友人に聞いてみると、その人は中学時代の雛の彼氏だったらしい。

今でも彼のことが好きなのか?

だから友達として思ってくれないのか?

そう思ったら急に不安になった。

【あなたのてのひらの】

この気持ちをなんて言ったらいいんだろう。

小さい頃から仲良しの幼なじみの寅彦と羊子。

友達からは仲のいい愛し合ってる恋人同士に見えているみたい。

こういうの愛かなあって思ってた。

あたしたちはただの幼なじみじゃないって思ってた。

今年の夏のあの日まで――。

寅彦が好きなのは彼のイトコで3つ上の女子大生、小鳥さん。

明るくてきれいで世話好きでよく一緒に遊んでもらってた。

こんな日が来るなんて思ってもみなかったけど……。

大口あけて笑っても美人だなんてずるいよなあ……。

くやしいけどあたしも小鳥さんが好き。

【最初のクリスマス】(漫画『谷川史子オムニバス集 君と僕の街で』収録作品Vol.5の街が舞台

クリスマスがくるたびにあこがれてたことがあったの。

「お兄ちゃん、あたしあのバイトやるっ」

ふーんだ、清順のバカ。

初めてできた彼氏にクリスマスイブの予定をつぶされてしまった湯泉川紘絵(ゆのかわひろえ)。

家の店の手伝いなら仕方ないと思ったけれど「湯泉川はそおんな乙女な柄じゃないだろよ」と言われてしまったら……。

そんなガラじゃなくて悪かったわねえ。

どうせあたしはガサツよ。

男らしいわよ。

……そりゃあね。

あたしたちはムードなんてないに等しいわよ。

だけど夢だったの。

好きな人と過ごすクリスマス。

【彼の時間、彼女の時間】(漫画『谷川史子オムニバス集 君と僕の街で』収録作品Vol.5のその後

ごめんね、私彼いるんだ。

そばにはいないけどいるの!

彼氏のリクオが引っ越してから半年が経った。

引っ越したばかりの頃は色々あったけれど、今では元気でやっている。

手紙も交換しているし、電話もできるようになった。

夏休みには二人で旅行にも行った。

ある日、桃花の友人の彼氏が浮気したということを知る。

友人は桃花とリクオの遠距離恋愛について心配してくる。

なんとか同じ本州に住んでいるけれど、電車で5時間もかかってしまう。

リクオのことを信じている。

信じているけれど、不安にもなる。

彼からの手紙に同封された写真には女の子といっしょに写っているものがあったし、電話口から女の子の声が聞こえてくることもあった。

ある日リクオと電話していると、向こうから女の子の声がまた聞こえてきて思わず怒鳴ってしまう……。



良いお話でした。

どれもこれも純粋な愛に溢れていて泣きそうでした。

ストーリーはどこにでもありそうですが、純粋で純情なキャラたちや素敵で心打たれる台詞の数々、惹きこまれる構成が魅力的な作品がたくさん収録されています。

谷川史子さんの瑞々しい感性によって描かれている作品には毎回癒されます(´∀`*)ホゥ

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漫画『手紙』

漫画『他人暮らし』

漫画『谷川史子秀作選 僕らの気持ち』

漫画『谷川史子長編集 きもち満月/くじら日和』

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漫画『谷川史子長編集 きもち満月/くじら日和』 谷川史子 集英社文庫



【きもち満月(フルムーン)】(谷川史子初連載作品)

ねがいごとはひとつだけ。

いちばん好きなものがまんするから。

どうかかなえて……。

学校で流行りのおまじない“好きなもの断ち”

一番好きなものを断つかわりにお願いごとをかなえてもらえる。

私、みちるはお豆腐を食べないことに決めた。

ううん、触ったりだって絶対絶対しない。

だからそのかわりおねがい、安藤先輩と両想いにさせてください。

だが飼い犬わわの散歩中、自転車に乗っていた男の子・小梅くんとぶつかってしまう。

しかもなぜか彼の手には豆腐があり、ぶつかった拍子にみちるの顔めがけて飛んでくる。

ぶつかったらおまじないの効果が消えてしまう。

そう思った次の瞬間、自転車に乗った男の子を投げ飛ばしていた。

私のどこにこんな力が!?

そして彼女は知ることになる。

白くて四角いものを顔につけている間は、自分でも驚くほどの怪力を発揮できるということに。

この不思議な力を知った少女にボディガードを依頼され、小梅くんと共に行動することになるが……。

【くじら日和】

『鯨』のことを昔『勇魚(いさな)』と呼んだそうだ。

「悠々堂々鯨のような人間に育て」と勇魚と名付けられた私。

鯨はねぼすけでぶきっちょな動物にちがいない。

夏休みのある日、私は朝から両親に連れられてどこかに向かっていた。

連れられてきた先には、一軒の古いアパート。

そこは両親が老後のために買ったものだという。

そして突然「来週の新学期からここに一人で暮らしなさい」と言われてしまう。

父親がロシアに一年間転勤となり、母親もそれについていくことになったらしい。

朝も起きられない、家事全般ダメダメの勇魚は困ってしまう。

そんな彼女のためにイトコの鶴明くんが同じアパートで管理人をしてくれることになった。

鶴ちゃんは8歳上の少女小説家。

二十歳で学生結婚をし、翌年奥さんを病気で亡くし以来ひとりぐらし。

子供の頃いつも鶴ちゃんに遊んでもらっていた勇魚は、鶴ちゃんが結婚した時も奥さんが亡くなった時も陰で誰より泣いた。

初恋だった。

アパートに住み始めた勇魚は、久しぶりに会う鶴ちゃんにドキドキ。

他の住人たちとも顔合わせをすることになったが、なんど入居者全員男性!?

しかも勇魚のことを好きだという同じ高校の亀和田くんまでアパートの住人に……。

*【きもち満月(フルムーン)】に登場した小梅くんも大きくなって登場します。



谷川さんの短編作品は多く読んできましたが、長編作品はあまり読んだことがありませんでした。

少し消化不良という印象を持ってしまいました。

絵は丁寧でかわいらしいキャラばかりですし、お話も悪くないのですけどね。

ただ、登場人物が多いわりにしっかりと物語の中で動いているのが一部だけなのです。

短編なら問題ないと思いますが、サブキャラとはいえ長編ならもう少し活躍した方がいいと思うのですけどね(´・ω・`)

やはり谷川史子さんの作品は、短編で光るものがありますね。

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漫画『手紙』

漫画『他人暮らし』

漫画『谷川史子秀作選 僕らの気持ち』

漫画『谷川史子長編集 きもち満月/くじら日和』

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漫画『谷川史子オムニバス集 君と僕の街で』 谷川史子 集英社文庫



【君と僕の街で】

Vol.1

映画館のロビーにいつも一人でいるあなたを。

半年間ずっと見てました。

毎月初日に映画館に行く小川すみれ。

彼女は、いつも映画館のロビーに一人座っている男の人に憧れていた。

けれど、話しかける勇気はなく、ただ眺めているだけの日々。

そんなある日、財布を忘れて困っているところをその男の人が封筒をそっと差し出してきた。

中にはチケットが二枚と彼が誰かに宛てたラブレターが……。

どうしても手紙を返そうと思ったすみれは、翌日封筒をくれた真枝寛に会いに行く。

Vol.2

交際期間二年で以心伝心の高校生カップル、若菜と順。

だが、友人のすみれには「なんか中年夫婦みたい」と言われてしまう。

すごいとかカッコイイとか言われるけど、全然嬉しくない。

最近付き合い始めたばかりのすみれと真枝

お互い付き合い始めた頃はいっしょにときめいたり、ドキドキしたりしたけど……今はしない。

いつ頃からだろう。

順はあたしのことをどう思っているんだろう。

そう考えたら急に不安になってきた。

Vol.3

うどん屋の手伝いをする女子高生、幹。

彼女は十年近く合気道の道場に通っている。

ある時、母親から初段も取ったんだからもうやめたらと言われてしまう。

慌てて拒否したけれど、うっかり自分の想いまで口にしてしまうところだった。

あぶないあぶない。

5年前、あたしの通う道場にきた24歳のコーチ。

背が高くてお調子者で、みんなの人気者。

そして彼は――あたしの姉・美葉の恋人だ。

姉が大学を卒業したらきっと結婚することになるだろう。

だからあたしは内緒で好きでいる。

Vol.4

「梅ちゃん、大好きっ♪」

鈴木直はいわゆるおさななじみだ。

今やお互い高校生だというのに、彼の態度は子供の頃とかわらない。

一つ年下の彼を私は弟のようなものだと思ってきた。

確かに背は高いし、顔もいい方だと思うけど、あたしには「かわいい」だけの奴だなぁ。

それから彼は事あるごとに「好き」と言ってくる。

あたしは年下に興味なんてないのに。

Vol.5

転校することが決まったと告げる彼氏のリクオ。

急に言われて困惑する彼女の桃花。

「俺のこと忘れていいから。待ってろって言えない」

そう言われた瞬間、桃花はリクオの頬をひっぱたいた。

そして彼女は言った。

「忘れないよ。あたし、リクオのことあきらめない」

一年の辛抱だ。

リクオは桃花がいるところの大学を受けると言ってくれた。

だから一年我慢すれば大丈夫。

桃花のアルバイト先の男子大学生は、そんな彼女を心配そうに見つめていた。

彼女はリクオに手紙を送り続けた。

けれど彼からの返事は手紙も電話もなかった。

それからしばらく経って電話があった。

けれどそれは二人にとって悲しい結末を迎えることになる。

【各駅停車】

第一話

朝だ。

さよならを言われてから一年目の朝だ。

一年前にフラレて傷心から癒えない高校二年生、小津深雪。

ある日、学校へ向かう電車の中で好きだった人にそっくりの男子と知り合う。

顔だけでなく、声も同じで、深雪は驚いてしまう。

しかも会って間もないのに自分のことを色々調べたと言われ、好きだと告白までされてしまう。

その人は同じ高校に通う一年生の夏目康と名乗った。

どうしたらいいのか悩んだ深雪は、彼を無視して逃げようと決めた。

けれど夏目はなかなか諦めてくれず、ずっと付きまとって来る。

その度に彼女は好きだった人のことを思い出してしまい、胸が苦しくなった。

第二話

色白で可愛い顔だち、やわらかい手触りのくるくるした髪。

小柄でプロポーションも良くて料理上手で明るい女の子、藤沢まみこ。

――こんなあたしをふるなんて、康くんも見る目ないわよね。

まみこは父親と二人で暮らしている。

母親は……父親と付き合う前に好きだった人のもとに行ってしまった。

だから……だから、小津さんは昔好きだった人と康くんを比べているんじゃないかと不安になっている。

そんな彼女のことを想い、心配しているのが体操部の男子マネージャー。

虚弱で身体が弱いからといつも笑っている先輩。

最終話

いつも砂浜を飼い犬のツナと散歩している小町。

ある日、リードが外れてツナが駆けていってしまう。

もう知らないと諦めた時、前方から男の悲鳴が……。

釣竿を持った大学生で、犬が苦手なのに犬に触ろうとする変わった人だった。

それから一週間ほど会い続け、小町はその大学生・昇と付き合い始める。

しばらくデートを重ねたが、必ずツナを連れてきてほしいと頼まれた。

相変わらず犬が苦手みたいなのに。

ある日、昇が夏目康の兄だと分かり、昔好きだった人がいたことも分かる。

どうしても気になった小町は、デートに犬を連れて来なければいけない理由を聞いてしまう。

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漫画『手紙』

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漫画『忘れられない』 谷川史子 集英社



【忘れられない】前編・後編

その日、母は帰ってこなかった。

今朝、日帰り旅行に出かけた母が戻っていないのだ。

父親は何かを知っているようで心配ないと言い、母親の宿泊先と連絡先を教えてくれた。

私(智子)がものごころついた頃から1年に1度「お父さんとふたりの日」があった。

春の頃に母は出掛ける。

旅先は決まって奈良だった。

そのことを昔付き合っていた彼氏の暁に相談に乗ってもらう。

昔からの付き合いで大学に入ってから付き合い始めた。

けれどお互い大人になれないところがあり別れてしまった。

暁はすでにお付き合いしている人がいるし、今は友達の関係でいいと思っている。

母が帰ってこないまま悩んでいたある日、智子は一枚の写真を見つける。

そこには若い頃の母と知らない男性が写っており、新婚旅行という題名がついていた。

真実を知りたい智子は母が泊まっているという奈良のホテルを訪れる。

【つまさきで踊る】

出版社の少女漫画の編集者として勤める森の宮繁。

彼は昔から思ったことをそのまま口にしてしまう。

悪気はないのに、率直な意見を言ってしまう。

29の今まで恋をしたことがない。

つきあったことはあってもせいぜい数か月。

“好き”という感情がよく分からない。

そんなある日、いつも利用している本屋の店員、白井麻子さんから連絡先の書かれた名刺をもらう。

思い切って連絡しようと考えるがなかなか勇気が出ない……。

【エンドレスマーチ】

田舎で一人暮らしをしていたおじいちゃんが亡くなった。

10年ぶりに訪れたこの家は、記憶よりも小さかったけれど、変わらないお香の香りがした。

おじいちゃんの香りだ。

杏は家族や親戚といっしょに遺品を整理していた。

その中におじいちゃんの遺書があった。

遺書の中には遺品の整理について書かれてあり、それぞれ家族へ遺品を渡るようになっていた。

杏には「おじいちゃんとの思い出のアレ」

アレが何なのかはすぐに分かった。

ブリキの人形……けれど、それを渡す相手はもう一人いた。

家族でも親戚でもないおもちゃ屋の青年、古澤十也だった。

【春の前日】

十年前。

男の子はほんとうに花の名前なんて知らないんだと教えてくれた山田くん(当時17)でしたが。

その彼は今日立派な花婿さんです。

お嫁さんも綺麗な人です。

それは私ではないけれど、私は手書きの招待カードを読んだ時に自分の想いに気づいてしまった。

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漫画『谷川史子純愛読み切り集 H』 谷川史子(たにかわ ふみこ) 集英社文庫



読むごとに、ハッピーな気持ちを味わえる、珠玉のアンソロジー作品集。

天文台のある街を舞台に、それぞれの大切な思いに気づいていくオムニバス・ラブストーリー。

【花と惑星】

地球が一回転して また新しい朝が始まる

Part 1 . なずな

毎朝ジョギングする女子中学生、川原なずな。

運動は苦手だけれど、ある目的のために早起きして走っている。

その目的というのは、毎朝仔犬といっしょにジョギングしている彼にあいさつをするため。

だがなかなか勇気が出ずに素通りしてしまう毎日。

そんなある日、ジョギングの彼がクラスメイトの男子・三国の先輩であることを知り、それをきっかけに仲良くなる。

それから毎朝あいさつするようになり、クリスマスに先輩へ何かプレゼントしようと考える。

三国にも色々と相談を持ちかけ、前よりも少しだけ仲良くなった気がした。

けれど……。

Part 2 . 睡蓮

大杉蓮子と吉屋淳之介。

小学生からの付き合いで大学生となっても変わらず仲良しのおともだち。

高校の時に一度離れてしまったけど、大学で再会した時は本当に嬉しかった。

仲はいいけれど、淳之介には遠距離恋愛中の彼女がいる。

実は蓮子ともそういう関係になりそうなことがあった。

しかしそれを壊したのは蓮子自身だった。

中学三年生の冬に告白されて、ビックリして照れくさくて思ってもいないことを言ってしまった。

言ってしまったらもう遅い。

自分の想いに気づくのも遅かった。

Part 3 . 百合と芍薬

私、池端百合。

22歳独身恋人なし。

就職浪人のコンビニアルバイター。

秘密の夢は小説家。

もしも天文台の真上に月があったら、私は今夜運命の出逢いをする。

その人が私を変える――。

アパートの部屋の前にいたのは、芍香だった。

彼女は高2の時のクラスメイトだ。

いわゆる恋多き女性で、クラスの女子から総スカンを食っていた。

小さくていかにも女の子らしい私とは正反対のタイプなのに。

昔からなついてきて今もこうして時々おしかけてくる。

そんな彼女が羨ましくて悔しくて悲しくて……。

【春の蕾】

いいじゃないか。

せめて夢の中でくらいは。

わたし大杉蓮子20歳はおととしのクリスマスに大失恋をしました。

相手は12年来のおさななじみの淳之介。

彼は窮地にある恋人の力になりたいと、大学を中退し彼女の住む北海道へと飛び去ってしまった。

ちゃんと告白してちゃんとふられたのであきらめるしかないと。

髪を切ったり合コンに行ったりとそれはもうわかりやすく立ち直ろうとしたのだ。

だけど全然だめだった。

私は眠りの国の人となった。

眠るのはらくちんだし、気持ちいいし、そして時々ではあるけれど淳之介と会えるのだ。

そんなある日、桜の幹に淳之介と背くらべした時のキズと名前を見つけに公園へやってきた。

そこで汚い格好の男に咎められる。

慌てて逃げ出すが、彼は追ってきて自分は植木屋だと説明する。

言葉遣いは汚いけれど、植物には優しい人だった。

【スパイラル ホリディ】

おはよう。

大切な一日が始まるよ。

今日の午後3時。

ここで会おう。

みんながここにやってくる。

娘の出産を楽しみにしているタクシー運転手の蔓谷さん。

友人二人の結婚パーティの幹事をすることになっている珠々子さん。

結婚式当日にも関わらず担当漫画家の原稿を待っている編集社鳶田くん。

結婚式当日にも関わらず眠り続ける新婦の円さん。

とある結婚パーティで料理を担当する三ノ輪シェフ。

夫の忘れた大切な包丁を届けるためにがんばる妊婦めぐるさん。

【風の道】

あの頃に戻りたいわけじゃないけど、この気持ちは何なんだろう

箕島由子26歳。

河合くんと暮らし始めてもうすぐ1年。

10年前の高1の夏、初めて一緒に出掛けたお祭りの夜。

石段から落っこちて目が覚めるとつきあうことになってた。

今はカメラマンの卵とファンタジー雑誌の編集者のカップル。

すれちがいの生活になりがちだけど、それなりに助け合ってやってるつもり。

いろんな感覚の違いにも慣れてきた。

なんだろなあ。

特別な不満もないのに、なんか時々……。

ある時、彼の無神経な発言にイラッとしてしまい、行き先も言わずに帰省する。

そこではちょうどお祭りの準備が始まっていた。

神社の階段を上っていたらうっかり足を踏み外してしまい……。

目が覚めると、十年前の自分に戻っていた。

【星の隠れ家】

それはサークル(障子張り部)の夏合宿中、作業をしてる五嶋くんの衿元がのぞいてて。

「オリオン座…」

三つに並んだホクロを見て、恋に落ちました。

でもおともだち。

ずうっとおともだち。

だって彼女がいるんだもん。

それでも好きな場合、どうしたらいいんだよう。

だから私は星に願った。

すると、願いが本当に実現され……。

【私のフレッシュだった頃】

谷川史子のデビュー当時の苦労を語る。

【描きおろしエッセイ『文庫版・告白物語』】【描きおろし1/4エッセイ『BACK STAGE』】

漫画『谷川史子純愛読み切り集 H』ができるまでの苦労を語る。

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漫画『手紙』

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漫画『東京マーブルチョコレート ハロー、グッバイ、ハロー』 谷川史子(たにかわ ふみこ) 原作/プロダクションI.G 講談社



Side.C

冬、東京。

私(チヅル)と和臣は大学受験のため昨日から上京している。

兄妹みたいに大きくなったおさななじみ。

よく恋人同士に間違えられるけど、もー全然まったくそんなんではない。

和臣はなんていうか子供の頃のまんまで、純真なとこがあるというか、素直でマイペース。

生意気にも1つ歳上の恋人がいる。

この受験も東京の大学を進んだ彼女を追っかけるため。

ま、こんな関係なんです。

完璧な私の片想いです。

言わないけどね。

ともだちにも戻れなくなったら立ち直れないからね。

Side.Y

藤本悠大――周りに流されてばかり、異性と付き合っても長続きしない。

全部俺のせいなんだ。

臆病で弱虫の17歳の俺のせいなんだ。

冷静でマイペースな辻井と小さいけどとにかく元気な比呂。

ふたりは中学からの剣道部仲間だそうだ。
 
彼らと優柔不断な俺とはなぜかウマが合って、よく3人でつるむようになった。

どちらも否定するけど、このふたりは恋人同士に見える。

少なくとも辻井は比呂が好きだ。

俺にはわかる。

なぜなら俺も比呂を好きだから。

でも言わない。

今ものどまで出かかっているけど言わない。

居心地のいい3人組。

今はこのままがいいや。

けれど辻井が比呂に告白するということを、俺に話してきて……。

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漫画『くらしのいずみ』 谷川史子(たにかわ ふみこ) 少年画報社 

「結婚は人生の墓場」なんて言わないでください。



1軒目・染井家

「そろそろ結婚しようか」

「うん」

古いけれど彼女の好きな桜の咲く家で、僕らは夫婦を始めたんだ。

僕と妻の吉乃は中1で同じクラスになった。

縁があったのだろう。

高校・大学もいっしょになり、あげく先月結婚をした――24の春。

吉乃は口数も少なく目立たなかったが、僕の両親は彼女をとても気に入ってくれていた。

彼女のたった一人の母親も僕らを祝福してくれた。

そんなふうに穏やかに始まった新婚生活だったが、吉乃について知らないところを僕はいくつも知ることになる。


2軒目・小嶋家

私 小嶋亮子 31歳

夫 義人くん もうすぐ30歳

私の勤務するジムのプールで溺れている彼を助けてから1年後。

私たち結婚してしまいました。

お母さんのようにまめまめしい義人くんは、プラネタリウムで働いています。

そんなある日、彼が働くプラネタリウムの職場で飲み会に呼ばれました。

しかも彼は私のことを「すごく女の子らしくて可愛いひと」と紹介したらしいのです。

全然そんなことないのに……。

どうして見栄はるかなぁ。


3軒目・高橋家

僕・佑一が7つ、姉ちゃんが15の時、両親が事故で亡くなった。

僕らはたった二人の姉弟になった。

姉ちゃんは一生僕が守る……そう決めていたのに。

大学受験を控えている僕は、予備校で姉ちゃんが倒れたと連絡を受ける。

それを聞いてすぐに予備校の先生の車に乗って病院に向かう。

すぐに勘違いだと教えられるが、姉ちゃんのお腹に子どもがいると聞いてさらに驚く。

しかもその相手は僕が通う予備校の先生で、45歳という高年齢だった。


4軒目・矢野家

妻はずいぶん小柄だった。

そのうえショートカットだったので、初めて会った時中学生(しかも男の子)かと思ったものだ。

小さな僕の女の子。

だからってこんな小さな包みに早々とおさまることはないじゃないか。

前から体の弱かった妻は突然倒れ、そのまま帰らぬ人になった。

妻が倒れたとき、いっしょに倒れた花瓶もそのままにしてある。

なぜなら彼女が最後に触れたものだから……。

*3軒目・高橋家に登場する先生の過去のお話


5軒目・島岡家

気を抜いて浮気をしてしまった。

時々うっかり忘れてしまうのだけど、私は人妻なのであった。

しかしそれは紙の上での話なんです。

1年前、中学生の頃から仲の良かった男友達に籍を入れてほしいとお願いした。

お互いに仕事があったし、結婚したかったわけじゃない。

彼は田舎で畑を耕しているし、私は東京で出版社の仕事をしていた。

断られるだろうと思っていた……それなのに彼は婚姻届にサインしてくれた。


6軒目・冬木家

結婚して2年目。

朝起きるといつも妻はいない。

妻の出勤が早いからだ。

テーブルにはメモが1枚。

「今日は遅くなる」とか「傘」とか一言みじかく書いてある。

これも毎朝の風景だ。

「しばらく実家に戻ります すみれ」

携帯電話にかけても、実家に電話をかけても、彼女は出てくれなかった。

何があった、何をやってしまったと考えてみるが……なかなか心当たりが見つからない。


早春のシグナル

その女の子は、僕の婚約者の亜末の高校からの大親友だった。

さんざん自慢された通り、ずいぶん美人で上品そうな子だ。

結婚式のスピーチをお願いすることになったのだが、僕は彼女に嫌われているらしい。

それもかなり。

亜末のいない前ではさんざん悪口を言われ、亜末のいる前では清楚な女性を演じていた。

しかも彼女は、亜末のおでこにキスをする癖があり……。

関連リンク

漫画『手紙』

漫画『他人暮らし』

漫画『谷川史子秀作選 僕らの気持ち』

漫画『谷川史子長編集 きもち満月/くじら日和』

漫画『谷川史子オムニバス集 君と僕の街で』

漫画『忘れられない』

漫画『くらしのいずみ』

漫画『東京マーブルチョコレート ハロー、グッバイ、ハロー』 

漫画『谷川史子純愛読み切り集 H』


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