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本『オバケたんてい』 藤江じゅん・作 吉田尚令・絵 あかね書房

『オバケたんてい』 藤江じゅん・作 吉田尚令・絵 あかね書房



ぱらぱら・ぽんは、としょかんにすんでいるオバケです。

ぱらぱら・ぽんは、だれかが本をよんでいると、すぅっとすがたをけして、ちかよってきます。

そして本のページをパラパラめくって、さいごにポンっととじてしまうのです。

ぐるぐる・ぼんは、とけいとうにすんでいるオバケです。

ぐるぐる・ぼんは、とけいとうのまえをだれかがとおると、とけいのはりをグルグルっとまわします。

さいごにボンボンボーンとかねをならします。

ふたりはともだちでにんげんをおどろかすのが大好きです。

みんながぐっすりねむっているよるこのことです。

男の子がへやでためいきをついています。

ぱらぱら・ぽんとぐるぐる・ぼんは、すがたをけしてそのこの家にいくと、男の子をおどろかそうといろいろします。

しかし、なにをやってもおどろかない男の子をみて、はなしをきくことにしました。

男の子のなまえはダイ。

ダイはついさいきん、この町にひっこしてきたばかりの子です。

ここさいきん、お父さんのくつしたがなくなったり、ままごとのどうぐがなくなったり、いろいろなものがなくなっていたのです。

そのたびにダイがやったのだとみんなからはんにんあつかいされてしまいました。

そしてこんどは妹のたんじょうびケーキのいちごがなくなってしまったのです。

このままではまたダイがやったとおもわれてしまいます。

ぱらぱら・ぽんとぐるぐる・ぼんは、ダイにきょうりょくしていちごをさがします。


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