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絵本『おさらをあらわなかったおじさん』

絵本『おさらをあらわなかったおじさん』 岩波書店



文:フィリス・クラジラフスキー 絵:バーバラ・クーニー 訳:光吉夏弥

まちのはずれの小さないえに、ひとりっきりですんでいるおとこのひとがいました。

おくさんもいなければこどももいません。

いつもじぶんでばんごはんをつくり、じぶんでそうじをし、じぶんでねどこのしたくをしていました。

ある日、いつもよりおなかがへっていたおじさんは、いつもよりばんごはんをおおくつくりました。

とてもおいしいばんごはんです。

けれども、あんまりたくさんだったので、たべおわったときには、とてもくたびれてしまいました。

おさらはそのままながしにほうっておいて、あすのばんいっしょにあらうことにしました。

ところがつぎのばんになると、おなかはばいもぺこぺこで、つぎのつぎのばんはさらにぺこぺこで、おさらはあとまわしあとまわしになっていきます。

そのうちおさらは、いえのなかにどんどんつみかさなっていきます。


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