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少しイカレてるくらいがちょうどいい
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『4TEEN』 石田衣良 新潮社



東京湾に浮かぶ月島。

ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。

ナオト、ダイ、ジュン、テツロー(僕)、中学二年の同級生四人組。

それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない――。

友情、恋、性、暴力、病気、死。

出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく。

14歳の少年達を描いた爽快青春の連作短編小説。

直木賞受賞作。

【びっくりプレゼント】

始まりは春休みに入ったばかりの月曜日。

ナオトが入院することになり、僕らはそれぞれエロ本を持ってお見舞いに行くことにした。

彼の病気は早老症。

普通の人の何倍もの早さで年をとっていく病気。

そしてもうすぐナオトの誕生日がやってくる。

僕らはナオトのために「女」をプレゼントすることにした。

【月の草】

うちのクラスに三人目の不登校がでたのは、一学期が始まってひと月半ばかりだったころだった。

もっとも最初の二人はクラス替えになる前から不登校だった。

だから立原ルミナがほんとうは初めての登校拒否になるのかもしれない。

うちの中学では不登校の生徒の家にプリントを届ける役目がある。

その仕事を僕に任せられた。

ある日、ポストが開かなかったことからルミナの住むマンションの部屋に行くことになる。

ドア越しに聞いた彼女の声はとても辛そうで、その日は声だけを聞いて帰った。

その次に来た時、今度は部屋の中に入れてもらった。

それでもルミナに会うことはできず、ドア越しで話すことになった。

それからも僕はルミナの家に行き、彼女と話すことが楽しみになっていた。

【飛ぶ少年】

学校の階段をおりながら連続ドラマの主題歌を口ずさんでいた。

『木更津キャッツアイ』のテーマだ。

誰もいないと思っていたのに、いきなりうしろから声がとんできた。

校則違反のパーマをかけたウルフカットの少年、関本譲だった。

彼は放送委員として働いており、最高の曲を選ぶからぜひ聴いてほしいと言っていた。

ユズルはクラスで少し浮いている存在だ。

だから僕は彼と友達と言われた時に思わず否定してしまった。

【十四歳の情事】

今回はジュンの恋の話をしよう。

ジュンの様子がおかしいと思ったのは夏の初めのころだった。

僕らと一緒にいる時でも携帯電話を眺めてばかりいるようになったのだ。

きっと女に違いないと思った僕らはジュンを尾行することにした。

尾行してジュンがやってきたところはなんと高級マンション。

ジュンを問い詰めると、出会い系サイトで知り合った人妻と付き合っている暴露した。

さらにその人妻、玲美さんは夫から暴力を受けていることを知る。

ジュンと僕らは協力して彼女の夫と話をつけることにした。

【大華火の夜に】

もうすぐ東京湾大華火祭りがある。

ぼくたちの夏休み前半のクライマックスで、東京の半分の人間が集まる華火大会だ。

今年もあそこの特等席が使えるかな、と思っていた。

そんな時、電柱に貼られたポスターを見つける。

ポスターには尋ね人のことが書かれていて、病院から抜け出して逃げたようだ。

そして大華火の日、ぼくらはとっておきの場所、廃工場にやってきた。

ぼくらだけのとっておきの場所、だったはずが、そこにはすでに先客がいた。

しかもその人は、尋ね人のポスターに貼られた写真の人だった。

【ぼくたちがセックスについて話すこと】

校門からでようとしたところで声をかけられた。

振り向くとうちのクラスの森本一哉が駆けてくるところだった。

ぼくたちはいつものようにグループ四人で帰るところだった。

いっしょに帰りたいというカズヤを入れて五人で帰ることにする。

友人のダイはカズヤのことを女っぽいと言って眉をひそめた。

どんな時でもどんな場所でも彼は女のようだったからだ。

事件があったのはつぎの日の放課後だった。

うちのクラスの一番の美女から告白されたカズヤが、それを断ってしまった。

もちろんそのまま何事もなければ、これはクラス一の美少女の失恋物語で終わったはずだ。

しかしカズヤが男の人と仲良く手をつないで歩いていたということからホモ疑惑が生まれる。

しかもカズヤはホモであることを認めたのだ。

【空色の自転車】

あの朝はとても寒かった。

ぼくらの家には緊急連絡網がまわり、ダイの家で不幸があったという。

事故で急にダイの父親が亡くなったのだ。

まだ事情はよくわからないけど、ダイと弟の良平くんが警察でとりしらべを受けているらしい。

ぼくらはマスコミに言ってやるつもりだった。

ダイの父親は死んで当然の人間だった、と。

【十五歳の旅】

ぼくらは夏休みに旅行の計画を立てた。

房総半島の最南端・白浜を往復する保護者のいない二泊三日。

だけど、ナオトの部屋に集まって何度か話をしているうちに話が変わった。

そんな健康的な旅行より、どこかあぶない街にいって精いっぱい大人の世界をのぞいてやろう。

ぼくらは新宿中央公園でホームレスに混じってテントを張るのだ。

ぼくらはビジネス街、繁華街、高級ホテル、十八禁ショップ、ストリップ劇場などいろいろなところへ行った。

そしてぼくらは家出してきたという女子高生二人組と出会う。

しかもその一人のユウナさんのお腹には子どもがいるとわかる。

【関連リンク】

本『アキハバラ@DEEP』

本『IWGPコンプリートガイド』

本『6TEEN』

本『4TEEN』

本『ブルータワー』

本『東京DOLL』

絵本『ぼくとひかりと園庭で』

本『娼年』

本『REVERSE リバース』

本『池袋ウエストゲートパーク8 非正規レジスタンス』

本『池袋ウエストゲートパーク7 Gボーイズ冬戦争』

本『池袋ウエストゲートパーク6 灰色のピーターパン』

本『池袋ウエストゲートパーク5 反自殺クラブ』

本『池袋ウエストゲートパーク4 電子の星』

本『池袋ウエストゲートパーク3 少年計数機』

本『池袋ウエストゲートパーク2 骨音』

本『池袋ウエストゲートパーク』

本『赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝』


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