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漫画『新婚(仮)中』 星森ゆきも

漫画『新婚(仮)中』 星森ゆきも 小学館



【新婚(仮)中】

小学生みたいにちんまりしているひまり。

そんなひまりに急に旦那サマが!?

相手は学校の王子様、要先輩。

親同士の都合で同居することになったのに……。

花嫁修業?

仮の新婚生活?

イミわかんないっ!

しかも学校の王子様はオモテの顔で、本当の先輩は超イジワル。

でもたまには甘々新婚生活みたいなことも!?

【執事な恋人】

17歳の誕生日を迎えた蘭。

今年のプレゼントは執事!?

冗談で言ったつもりが本当になってしまった。

藤堂と名乗るその人は、昔好きだった男の子に似ていて……。

【こっち向いてダーリン】

勝負はいつも負けてばっかりの私。

恋にも勝ち負けってあるのかな?

相手にされるハズないって分かってたけど、思いきって告白したらokされた。

しかも相手は全女子憧れのバスケ部の王子・秋吉悠馬。

もうすぐクリスマス。

けれど悠馬はクリスマスに会ってくれないみたいで……。


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昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』7

前回のあらすじ

『先輩』

・得意料理

肉じゃが

・バストサイズ

推定Cカップ

・酒での失敗

ひみつ

・性的嗜好

バイセクシュアル(元レズビアン)


『私』

・得意技

回し蹴り

・バストサイズ

育成中

・酒での失敗

内臓破壊

・性的嗜好

異性愛者



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つづきをよむ?

本『赤朽葉家の伝説』 桜庭一樹

『赤朽葉家の伝説』 桜庭一樹 創元推理文庫



鳥取県西部の紅緑村。

山陰地方の山脈の奥の方に住んでいると言われる“辺境の人”に置き忘れられた幼子が一人。

この子は村の若夫婦に引き取られ、すくすくと育っていく。

幼い女の子は、物心ついたころから不思議なものを見た。

それは掛け軸の文字が勝手に替わって示す予言であったり、死者が部屋に入ってきて身振り手振りで説明したり、ときには意味のわからない映像として視ることもあった。

その中でも“一ツ目”の男が空を飛ぶ姿を見たことは、ずっと覚えていた。

後に鉄業で財を成した旧家・赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。

これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。

赤朽葉毛毬は猛女であり鉄の女であったが、ただ一つ勝てないものがあった。

それはなにかというと死者であった。

毛毬は戦いに明け暮れて生きた激しい女であったが、そこここで不思議と死者に足を取られた。

血気盛んな彼女は無免許で乗ったバイクやチャリンコで、仲間とともにぱらりらぱらりらと村道を駆け抜けていた。

そして暴走族<製鉄天使(アイアンエンジェル)>を結成して仲間と走る青春を送り、死ぬ直前まで少女漫画を描きつづけた赤朽葉毛毬。

これが、わたしの母である赤朽葉毛毬だ。

そして語り手であるわたし、赤朽葉瞳子。

わたし自身には、語るべき新しい物語はなにもない。

ほんとうに、なにひとつ、ない。

そんなある日、祖母の万葉がわたしに言った。

「おまえにだけ、言うけれどねぇ」

「わしはむかし、人を一人、殺したんよ。だれも、知らないけれど」

「だけど、憎くて殺したんじゃないんだよ……」

それが万葉の最期の言葉だった。

祖母が死んだ。

――祖母が、殺人者だったとは。

何者でもないわたしは、祖母がいったい誰を殺したのか探ることにした。

旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く一族の姿を鮮やかに描き上げた稀代の雄編。


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漫画『ハートビート!!』 まみや綸

漫画『ハートビート!!』 まみや綸 集英社



【ハートビート!!】

佐々木有麻、16歳。

いろんなことに自信がない女子高生。

小さい頃から「有麻」という名前をからかわれ、自分の名前が大きらい。

男の子も苦手、自分の容姿、性格、何もかもがマイナス思考。

そんなある日、同じクラスの男子・辻堂の足を踏んでしまい、思い切りにらまれる。

謝ろうと思ってもなかなか謝れず、その日の放課後、再び辻堂に迷惑をかけてしまい……。

【夏色花火】

颯くんこと颯也くんとは小さい頃からずっといっしょ。

幼稚園の時にプロポーズしてそれからずっと好きでいる。

高校はもちろん同じ高校を受験した。

自分でもちょっとやりすぎかなとは思っているの。

でもあたしは颯くんが大好きなんだ。

だから時々不安になる。

颯くんの迷惑になっていないかどうか。

【ようこそ恋愛相談部へ】

うちの学校には『恋愛相談部』がある。

正直、うさんくさいと思っていた。

ある日、恋愛相談したいという友人に付き合わされた咲和。

部室に入ると、ぶっきらぼうなしゃべりの男子・黒川先輩が一人いた。

ぶっきらぼうでそっけないけれど、親身に相談に乗ってくれて気遣いもできる優しい人だった。

そして彼女は、そこが天文部の部室であると聞かされる。

【ビター エンド ラバー】

一瞬、あたしの呼吸と世界が止まった。

王様ゲームで男子生徒にファーストキスを奪われてしまった瑞穂。

最悪。

最悪だ。

あまりの辛さに思わず泣いてしまう。

そんな彼女にキスしてきた男子生徒・椎木は言った。

「ひとつだけ解決策がある。お前が俺を好きになるんだ」

出会いは最悪だった。

けれど徐々に椎木を意識してしまう。

出版されるまでの裏話、まみや綸のデビュー作も収録。


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拍手コメント返信15

>まっちゃん様

お返事が遅れてしまい申し訳ございません。

拍手コメントありがとうございます。
嬉しいですねー。懸賞に応募することなんてほとんどないので、本当に忘れてしまっていました。

朝はパン派ですが、昼や夜はご飯を食べないとお腹がすきますね。
20年主食なしですかー。食事はバランスが大事だと言いますが、主食を抜いても大丈夫なのですね。
それでもお身体には、お気をつけてください。

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絵本『哲学する赤ちゃん』 作・なかえよしを 絵・上野紀子

絵本『哲学する赤ちゃん』 作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社



「人間は考える葦である」とは思想家であり数学家でもあったパスカルの言葉のようです。

人間は自然の中でもっとも弱い葦のようであるということでしょう。

その考えるということをおろそかにしている人間の大人たち。

大人がだめならば、人間のなかでもっとも弱い赤ちゃんにでも考えてもらうしかありません。

生まれたばかりの赤ちゃんがベッドの上で泣いていました。

赤ちゃんの仕事は元気に泣くことなのです。

そこに窓からひょっこりのらねこが顔をだしました。

そして赤ちゃんのねているベッドにあがってくると

「なにをのんびり泣いているんだい」

といいました。


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漫画『ハニー』 目黒あむ 

漫画『ハニー』 目黒あむ 集英社



例えばどしゃ降りの雨の中、見るからに不良と思われる男が傷だらけで倒れていたとして。

たとえ人でなしと言われようと、私はその男を放置したまま帰路につく。

ビビリでヘタレな私は、それくらい不良という人種とは関わりあいたくないのだ。

「小暮奈緒っている?」

ある日、ビビリでヘタレな不良嫌いのなおに訪れた予期せぬ出会い。

中学時代から問題を起こし、入学式の日にケンカし停学になったという鬼瀬大雅。

拝啓、天国のお父さんお母さん。

高校生活二週間目にしてどうやら私もそちらに行く事になりそうです。

「俺と結婚を前提にお付きあいしてくださいって言ってんだよ」

不良は苦手だし、好きな人がいるし……けれども奈緒は恐怖に負けて告白を受けてしまう。

一緒に暮らす身内の宗ちゃんに相談すると「容姿や噂を抜きにして向き合ってみたらどうか」と言われる。

すると鬼瀬くんの知らない面がどんどん見えてきた。

けれども奈緒にはすでに好きな人がいて……。


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絵本『おまじないつかい』 なかがわちひろ

絵本『おまじないつかい』 なかがわちひろ作 理論社



小学生の女の子、ゆらのお母さんは変わっています。

でかけるときに火打ち石をたたいて見送ったり、忘れ物をしないように不思議な呪文を唱えたり、しゃっくりを止めるためのおまじないダンスをしたり。

こんなこと、ともだちのお母さんはしません。

ともだちに笑われてはずかしくなったゆらは、家にかえっておかあさんにききました。

「おかあさんは魔女なの?」

するとおかあさんは、ほんとうのことを教えてくれました。

ゆらのお母さんは、実はおまじないつかいだったのです。

そう、うちはおおむかしからつづく、おまじないつかいの家だったんです。

自分もおまじないつかいになりたい思ったゆらは、お母さんにおまじないつかいになるための修行について教えられます。

おまじないつかいになるため大事なことは「ゆっくりじっくり、ねがいごとを育てること」

ある日、おまじないがインチキだといわれ、べんきょうせずに、おまじないだけでテスト100点をめざしますが……。


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漫画『マシカク・ロック』 渡辺カナ

漫画『マシカク・ロック』 渡辺カナ 集英社



【マシカク・ロック】

亡くなった父親の言いつけを守り、真面目に生きてきた喜多川都。

校則その他、決められたことは全て守る!

そんなカタブツ女子になってしまった。

そんな彼女の趣味は「ギター」。

けれど学校の教師にはロックは不評なため、ずっと誰にも知られないようにしてきた。

けれど、そのヒミツの趣味を不マジメ男子・東くんにバレテしまい……。

【となりのハナコさん】

高校生活最後の年。

華々しい日々が始まる予感がしていた。

矢先、隣の席の全然知らない奴が――どうやら死んだらしい。

全然知らない人なので葬式にも行かなかった。

けれども1度、1度だけ隣の席の女子と接触したことがある。

名前が分からないから飼い犬の名前から取って「ハナコさん」にしようと思う。

【さよならさんかく】

春一、夏生、秋介。

家は三軒連なって親は忙しかったから、三人は家族のように育ってずっと一緒にいた。

「男女の中に友情は成り立たない」なんて言うけれど、そんなことはないと思っていた。

けれどそうでもなかったらしい。

春一は夏生に告白した。

けれど夏生は秋介が好き。

しかし秋介には三日前に恋人ができていた……。

【つい目で追ってしまいました】

あまりにまぶしいものだから、ついうっかり追ってしまう。

彼の金髪がうっとおしい!

中野葉月、高2。

感情表現豊かでなく、自己表現もあまりしない。

そんな彼女が本人に直接抗議するほどイライラすることがある。

それは、隣の席の村上陽太の派手で目立ち過ぎる金髪だった。


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昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』6

前回のあらすじ

「私のことなんて何も知らないくせに」

「知ってる」

「嘘よ」

「君の好きな食べ物も、君の好きな音楽も、君が一日に何回トイレに行ったかも、君がお風呂で最初に洗う場所も、全て知っているよ」

「おまわりさん! コイツです!」

次回「お前の味噌汁の具を教えろ!!」をご期待ください。


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つづきをよむ?

絵本『おばけのもり』 作・石津ちひろ 絵・長谷川義史

絵本『おばけのもり』 作・石津ちひろ 絵・長谷川義史 小学館



ともだちと でかけた じんじゃのおまつり。

かった たこやきが ころころころがり、おいかけていく ヒロシくん。

たどりついたのは ふしぎなせかいのいりぐち。

わっ、おばけ!

おばけの せいかつ のぞいてみよう。


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昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』5

前回のあらすじ

もつ煮込み530円



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つづきをよむ?

漫画『放課後Love age』 まみや綸

漫画『放課後Love age』 まみや綸 集英社



【放課後Love age】

なんかあんまりいいイメージは持ってなかった。

住む世界が違う人ってそう言われてるような感じがしてたんだ。

「皐月ー! 赤羽がお前のこと好きなんだって」

罰ゲームで好きでもない子に告白させられた赤羽。

その相手があたし、皐月。

一瞬でもドキッとした自分がバカみたいだ。

でもなんであたしだったんだろう。

【half a year ―きみと6か月―】

もうすぐ付き合い始めて6か月。

でもラブラブとは程遠いところにいるひなたと翔。

今日もささいなことでケンカしてしまった。

一方的にひなたが怒ってしまったものだけれど。

思わず絶交すると言ってしまい、自分からは口をきかないと決めた。

けれどこのままでは自分が留年することを知らされ、勉強のできる翔に見てもらうようにお願いする。

【キライ キライも?】

なんか知らないけどぶつかるんだ。

同じバスケットボール部で今日もボールの取り合いをする三崎と久世。

どうも相性が悪いらしく寄ると触るとケンカになってしまう。

そんな男と委員会がいっしょになってしまい……。

【君にエールを!】

あれは今でも鮮明に思い出せる。

入学式の日、男子の先輩に水をかけられてしまった。

その人は急いでいるらしいので構わず言ってほしいと伝えると、謝罪と共にタオルを渡して去っていった。

それからというもの、その先輩がどんなに遠くにいても見つけるようになってしまった。

【キライ キライも?番外編 ~真冬の初デート~】

委員会のイベントをきっかけに付き合い始めた二人。

けれど、相性が合わないのは今も同じ。

そんな二人のデートは上手くいくのか。


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絵本『キャベツくんのにちようび』 長新太

絵本『キャベツくんのにちようび』 長新太 文研出版



きょうはにちようび。

キャベツくんとブタヤマさんがあいました。

「あのねおなかがすいてフラフラなんだ。キャベツおまえをたべる!」

とブタヤマさんがいいました。

このときだれかのてがでて

「いらっしゃい いらっしゃい おいしいものがありますよー」

といいました。

てがクイックイッとうごいています。

くさのうしろにさんびきのおおきなねこがいたのです。

キャベツくんとブタヤマさんがねこについていくと、そこには……。


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絵本『おさらをあらわなかったおじさん』

絵本『おさらをあらわなかったおじさん』 岩波書店



文:フィリス・クラジラフスキー 絵:バーバラ・クーニー 訳:光吉夏弥

まちのはずれの小さないえに、ひとりっきりですんでいるおとこのひとがいました。

おくさんもいなければこどももいません。

いつもじぶんでばんごはんをつくり、じぶんでそうじをし、じぶんでねどこのしたくをしていました。

ある日、いつもよりおなかがへっていたおじさんは、いつもよりばんごはんをおおくつくりました。

とてもおいしいばんごはんです。

けれども、あんまりたくさんだったので、たべおわったときには、とてもくたびれてしまいました。

おさらはそのままながしにほうっておいて、あすのばんいっしょにあらうことにしました。

ところがつぎのばんになると、おなかはばいもぺこぺこで、つぎのつぎのばんはさらにぺこぺこで、おさらはあとまわしあとまわしになっていきます。

そのうちおさらは、いえのなかにどんどんつみかさなっていきます。


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昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』4

前回のあらすじ

君の瞳に乾杯。



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つづきをよむ?

漫画『ちはやふる』 末次由紀

漫画『ちはやふる』 末次由紀 講談社



ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

まぶしいほどの一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!

6年まえ東京。

まだ情熱を知らない小学校六年生、綾瀬千早。

福井からやってきた転校生・綿谷新。

彼の家を訪れた千早は、自分の夢はミスコンを目指している姉が日本一になることだと言う。

「自分のことでないと夢にしたらあかん。のっかったらダメや。お姉ちゃんがかわいそうやが」

そう言われた千早はむきになって新の夢を聞く。

すると彼は嬉しそうに百人一首の札を取り出してきた。

大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。

それは、小倉百人一首競技かるた。

千早は、誰よりも速く誰よりも夢中になって札を払う新の姿に衝撃を受ける。

しかし、そんな彼を釘付けにしたのは、千早のずば抜けた「才能」だった――。


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漫画『花にけだもの』 杉山美和子

漫画『花にけだもの』 杉山美和子 小学館

あの夏、とても好きなひとができました。

でもその男は最悪な男だったのです。



学生ならみんな知ってる。

憧れ夢見るそんな高校。

東京のおしゃれな街・青山にある超名門校・蓮高。

そこに転入することになった熊倉久美。

転校前日、彼女は高校を見学していると、王子様みたいな男の子・柿木園豹と出会う。

カッコ良くて優しくて素敵な彼に、久美は友達のしるしとしてくまのぬいぐるみをあげた。

それは彼女の母が遺してくれた願いを叶えてくれるというくまのぬいぐるみ。

その日のうちに2人はキスを交わしたけれど、翌日久美は豹の本性を知ることになる。

彼はどうしようもないほどの女好きのプレイボーイだった。

久美は豹とは関わらないとみんなの前で宣言する。

しかし、それがきっかけで一人ぼっちに。

それでも同じくクラスでひとりだった大神カンナ、そのカンナに片想い中の竜生が友達になってくれた。

一方豹は、今まで出会った事のないタイプの久美に惹かれていて……。


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漫画『オオカミ少女と黒王子』 八田鮎子

漫画『オオカミ少女と黒王子』 八田鮎子 集英社 



高校生活ってだいたい2ヶ月で決まる。

入学してから入ったグループは、おしゃれが大好きで彼氏がいるのが当たり前。

篠原エリカも彼氏とのラブラブ話を自慢げに語る。

しかし、実は彼氏いない歴16年……。

そろそろ嘘も限界と思ったある日、エリカは街で見かけたイケメンを隠し撮り。

自分の彼氏だと友達に紹介するが、何とその人は同じ学校に通う佐田恭也だった!!

ルックスも良くて優しくて王子様みたいな存在の彼に、エリカは彼氏のふりをお願いしてみた。

すると彼はにっこり笑顔でこう言った。

「じゃあ3回まわってお手からの『ワン』だな」

佐田はクールな見た目からは想像つかないほど超腹黒。

弱みを握られたエリカは、佐田の“犬”を命じられ……。


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昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』3

前回のあらすじ

天下のマ〇ドナルドも入店拒否する客がいるんだぜ、ハハッ


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つづきをよむ?

漫画『星屑クライベイビー』 渡辺カナ

漫画『星屑クライベイビー』 渡辺カナ 集英社



【星屑クライベイビー】

宇宙が大好きで密かに小説家を目指している渋谷宇宙(そら)。

ある日、一人の転校生の女の子がやってきた。

名を内藤麻里亜という。

彼は彼女を怪しんでいる。

容姿端麗、頭脳は明晰、きさくでよく馴染む、それはよく出来た人間だった。

「果たして本当に人間なのだろうか?」

小説家を目指すそらにとって毎日はネタ探しの日々であり、彼女も興味の対象の一つだった。

【デイ・ドリーム・ビリーバー】

好きな人に幸せになってほしいと思う事を愛というのだとどこかで聞いた。

幼馴染の南周二郎。

幼稚園で出会ってから何も変わらず高校2年。

変わった事をあげるとすれば今はもう幼馴染ではなく、私の好きな人であるという事。

そしてもう一つは、彼は男の子しか愛せない。

【ハロー・グッドバイ】

友達に彼女ができました。

大野清人、キヨちゃん。

私、鳴海若菜の友人で、私の最も尊敬する人です。

ああキヨちゃんが恋に落ちている。

神様どうか彼を、キヨチャンを、幸せにしてあげてね。

出会いは中学2年。

まじめで聞きわけのよかった私にやってきたのは思春期というやつで。

やる事、なす事、無駄に思えた。

何をすればいいかわからなくなってしまった。

「いちいち何かするのに理由はないだろ」

キヨちゃんのその一言で気づいてしまった。

人に言われたことをこなしているだけだった私。

趣味もやりたいこともない。

空っぽだった私。

そして思わず言ってしまった「友達になってください」

【リリィは水の上】

「好きですつき合ってください」

1コ下、2年の藤間透也。

文化祭のオブジェ作りのお手伝いで知り合った。

木下百合乃17歳、非常に憂鬱です。

気まずい。

なかったことにしよう。

幸い、彼は返事を待ってくれると言うし。

けれど、その言葉を藤間に聞かれてしまう。

それから彼の猛アピールが始まる。


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漫画『さよならソルシエ』 穂積

漫画『さよならソルシエ』 穂積 小学館

私の名はテオドルスと申します。

テオドルス・ファン・ゴッホです。



19世紀末、パリ。

ひとりの天才画商が画壇界を席巻していた。

テオドルス・ファン・ゴッホ――のちの天才画家フィンセント・ファン・ゴッホの弟である。

皆、彼の仕事ぶりを見て口々にこう言った。

ソルシエ、魔術師と。

画家と画商、兄と弟。

兄・フィンセントの才能を見出していた弟・テオドルス・

やがて兄は画家になり、弟は画商になった。

ふたりのゴッホの絆と確執、そして宿命を鮮やかに描く伝記ロマン。

ふたりのゴッホの愛と嫉妬と切なさに満ちた感動のドラマ。

全2巻。


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昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』 2

「ノリと勢いで生きる人間の方が何も決められず行動もできない人間より良いと思う」

「一理あるけど、方向性にもよると思う」

「たとえば?」

「何も考えずにギャンブルにお金を注ぎ込む人間」

「あーうー」

※「更新するよ」と言いつつサボってすみません……。

これでは括弧書きで気が向いた時にとつけなければいけないではないですか。


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つづきをよむ?

昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』

コーヒー1杯目

家事手伝いとは一体なにか――。

給料3カ月分の正しい使い道は――。

そんなことについて不真面目に考えていた夜の事でした。

大学の先輩から電話がかかってきました。

私「もしもし」

先「もしもし、みりんちゃん? 今大丈夫?」

先輩は私の事をみりんちゃんと呼びます。

それは私の本名が砂糖みりんだからです。

まあ、嘘ですけどね。

私「大丈夫ですよ」

先「急で悪いんだけど、これから会えないかな?」

時計を見ると7時になろうとしています。

おそらく会うのは、先輩が住むアパート近くにあるファストフード店でしょう。

私は少し考えてから了承し、すぐにファストフード店に向かいました。

私は大学を卒業してから一度地元に戻り、就職が決まってから再び大学時代に住んでいた地域に戻ってきました。

先輩は大学を卒業してから就職……はできませんでしたが、アルバイトをしながら今も同じアパートで生活しています。

そのため、私の住むアパートと先輩の住むアパートは目と鼻の先にあります。

そのため、事あるごとに先輩から電話やメールで呼び出されることもあります。

まあ、ほとんどお断りしていますけどね。

べ、べつに先輩に会いたくないわけじゃないですからね。

「まだ会社で残業しています」「休日出勤日です」と、こんなのがお断りする理由です。

残業代……休日出勤手当……うっ頭が……。

ファストフード店で二人分のコーヒーを注文して席につきます。

このお店の女性店員は頼まなくてもスマイルをくれます。

未だに「スマイルください!」と店員を困らせる人はいるのでしょうか。

先「もうやだ。もうムリ」

先輩は疲れた表情を見せながら弱音を吐きます。

私(タスケテケスタ!)

私は黙ってコーヒーをすすります。

私たちはお酒を飲んでいません。

なぜならここは、学生も低所得者もアメリカンドリームを夢見る人も利用するファストフード店だからです。

今日も今日とて私たちに食事を提供してくれます。

たとえ泥水のようなコーヒーを提供しても泥酔させるような酒の提供はありません。

二十歳を超えて酒を飲める年齢になると、友人知人と会う時には居酒屋を利用するようになると聞きます。

それでも私と先輩は、大学時代から利用しているファストフード店で会います。

学生時代の思い出に浸りたいからというセンチメンタルな理由ではありません。

私が酒に弱い事と先輩が酔うと面倒な事が理由です。

私が初めてこの人と会った時、彼女は駅前で酔い潰れていました。

酒と薬品の匂いをさせている彼女を自宅まで運んだことは今でも覚えています。

あの頃、私はウィンナーを海洋生物にしてフライパンの上で水族館を開いていました。

私は事あるごとにタコやカニを作って炒めていました。

あの時の私は、どうしてそんなことをしていたのでしょう。

何らかの電波を受信していたのか、何者かによって洗脳されていたのか。

いつかまた水族館を開くことがあればウィンナーでクラゲを表現したいと思います。

水族館再開の目処が立ち始めたところで、先輩はうな垂れていた顔をあげました。

先「みりんちゃん……お酒が欲しいよ……」

私「じゃあ居酒屋行きます?」

先「やだよ。面倒だから」

私「そろそろ帰って良いですか?」

先「ダメ」

私(ケンタッキーの食べ放題行きたい)

先輩。

私にとっては大学の先輩であり、良き相談相手であり、白衣がとても似合う人で、薬品臭い人で、偽物の姉でもあります。

その容姿は百合の花のように美しいです。

みりん。

日本料理の調味料や飲用に用いられるアルコール飲料のひとつで、混成酒に分類されるもの。

五大調味料「さ・し・す・せ・そ」の牙城を崩す存在です。

そして私の偽名の一つでもあります。

先「みりんちゃーん、就職できずにアルバイト生活だよぅ」

私「今は珍しくないですよ?」

先「非正規は嫌だよ」

私「無職よりいいんじゃないですか?」

先「家事手伝いは無職に入るかな?」

私「分類が難しいですね」

浪人生を無職として扱うか、バナナを遠足のおやつに含めるか、巨乳は何カップからか、どうして分類するという行為はこうも難しいのでしょう。

先「あーもう、どこでもいいから正社員で雇ってくれないかなぁ」

机に突っ伏しながらチラチラとこちらを見てきます。

私(あ、胸チラしそう……)

まるで仲間になりたがっているRPGのモンスターのようです。

残念ながら私はドラクエもFFもプレイしたことがない人事権のないペーペーなので諦めてください。

私「正社員になりたいのは分かりますが、焦って決めるとダメですよ?」

私の友人知人も就職して一年も経たないうちに辞めたり、就職できなくても半年くらいで職に就いたり、派遣社員として働き始めて三カ月したら正社員に登用されたり、昔からなりたいと思っていた職業に就いたと思ったら自殺したり、色々な人がいました。

なかなか難しいですね、就職は。

ままならないものですよね、人生は。

私「就職に限った話ではないですが、よく考えずに勢いに任せて決定するとろくな事がないですよ」

先「例えば?」

私「…………結婚?」

先「みりんちゃん独身でしょ。説得力ないよ」

私「それならセックス?」

先「うーん、それなら良し」

先輩は何かしら思うところがあるのか、小さく頷いて納得してくれました。

安易に自殺や心中と言わないで良かったです。

けれども、あの時の私はその場の勢いで自殺未遂や心中という選択肢を選んではいません。

真面目に自分なりに考えて、あの時の私にとって最良の選択をしたと思っています。

誰が何と言おうと、その選択は間違っていなかったと思います。

バカだなぁとは思いますけれど。

ノリと勢いで人生の選択を決められる方はすごいですよね。

自分もそうなりたいとは思いませんけれど。

私「何のアドバイスもできなくて申し訳ないですが、先輩はよく考えて就職先を……」

先「ねぇ、ラブホ経営って儲かるかな?」

私「知りませんよ……」

私と先輩の面倒な夜は続きます。

同一シリーズの昔話 1 2 3 4 5 6 7


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本『オバケたんてい』 藤江じゅん・作 吉田尚令・絵 あかね書房

『オバケたんてい』 藤江じゅん・作 吉田尚令・絵 あかね書房



ぱらぱら・ぽんは、としょかんにすんでいるオバケです。

ぱらぱら・ぽんは、だれかが本をよんでいると、すぅっとすがたをけして、ちかよってきます。

そして本のページをパラパラめくって、さいごにポンっととじてしまうのです。

ぐるぐる・ぼんは、とけいとうにすんでいるオバケです。

ぐるぐる・ぼんは、とけいとうのまえをだれかがとおると、とけいのはりをグルグルっとまわします。

さいごにボンボンボーンとかねをならします。

ふたりはともだちでにんげんをおどろかすのが大好きです。

みんながぐっすりねむっているよるこのことです。

男の子がへやでためいきをついています。

ぱらぱら・ぽんとぐるぐる・ぼんは、すがたをけしてそのこの家にいくと、男の子をおどろかそうといろいろします。

しかし、なにをやってもおどろかない男の子をみて、はなしをきくことにしました。

男の子のなまえはダイ。

ダイはついさいきん、この町にひっこしてきたばかりの子です。

ここさいきん、お父さんのくつしたがなくなったり、ままごとのどうぐがなくなったり、いろいろなものがなくなっていたのです。

そのたびにダイがやったのだとみんなからはんにんあつかいされてしまいました。

そしてこんどは妹のたんじょうびケーキのいちごがなくなってしまったのです。

このままではまたダイがやったとおもわれてしまいます。

ぱらぱら・ぽんとぐるぐる・ぼんは、ダイにきょうりょくしていちごをさがします。


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