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昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』 2

「ノリと勢いで生きる人間の方が何も決められず行動もできない人間より良いと思う」

「一理あるけど、方向性にもよると思う」

「たとえば?」

「何も考えずにギャンブルにお金を注ぎ込む人間」

「あーうー」

※「更新するよ」と言いつつサボってすみません……。

これでは括弧書きで気が向いた時にとつけなければいけないではないですか。






コーヒー2杯目

私「まっず……にが……」

先「じゃあなんでおかわりしたの」

先輩は飲み終えたカップを弄びながら聞きます。

先輩はコーヒーのおかわりはしないでオレンジジュースを注文しました。

私「特にこれといって理由はないんですけどね」

そう言いながら我慢して飲み進めます。

私も別のものを注文すれば良かったと今さら後悔しています。

先「みりんちゃんてコーヒー好きなの?」

私「そうですね。1日3杯飲むくらいには好きですね」

朝昼晩に1杯ずつではありません。

朝はなんとなく飲み気がしなくて、昼は休憩が取れなくて、夜遅くに家に帰ってきてからインスタントコーヒーを飲みます。

ちなみにミルクは入れても砂糖は入れません。

時にはミルクを入れない事もあります。

食へのこだわりが薄い私の数少ないこだわりかもしれません。

あと、おでんと納豆にからしは使わない派です。

おでんには味噌やゆず胡椒が好きです。

納豆には七味唐辛子を入れることがハマっています。

皆さまには、食へのこだわりはありますか?

先「喫茶店はスタバ、ドトール、タリーズ、いろいろあるけど、どこが好き?」

私「すみません、あまり喫茶店を利用しないんです」

この質問、愛知県民なら「コメダ珈琲!」と即答するところでしょうか。

残念ながら私は、愛知県出身ではないのでその答えは出てきません。

けれど愛知県の喫茶店で朝食を食べたことはあります。

コーヒーを頼んだらトーストが付いてきて、おまけに豆菓子までついてきました。

コーヒーと豆菓子が合うかどうかは皆さまの好み次第です。

先「読書するならスタバ、あとはセブンイレブンのコーヒーも美味しいよ」

私「セブンイレブンは喫茶店じゃなくてコンビニじゃないですか」

しかも7・11といえば学生アルバイトにもノルマを強制する風習があるという……。

そして社員はタイムカードを定時で切ってから残業をする風習があるという……。

ちなみにこの情報は7・11で働いていた友人から聞き……。

24時間366日、働けますか!?

先「コンビニのコーヒーも意外と美味しいよ?」

本当でしょうか。

嘘つきな先輩がいたいけな私をからかっているのではないでしょうか。

そういえば「いたいけ」という言葉は「幼気」という漢字があてられるそうです。

幼気……ロリショタオーラですか?

どちらかと言えば私は年上の方が好きです。

年下の恋人がいる私が言うと嘘くさいですか?

まあ、私の初恋が年上の方だったのですから仕方ありません。

先「でもみりんちゃん、あんまり外でコーヒー飲まないよね」

私「そうですか?」

先「なんだろう。緑茶とかウーロン茶を飲んでるイメージ」

確かにそうですね。

大学時代、先輩に連行されて……先輩と連れ立って遊びに行くことがありましたけれど、喫茶店や飲食店ではお茶ばかり頼んでいた気がします。

加えて、飲み会に誘われても酒を全く飲めないからお茶を頼むのです。

実家では急須でお茶を入れて飲んでいたのですが、一人暮らしを始めてから急須洗うのが面倒になってインスタントコーヒーを飲み始めました。

コーヒーばかり飲んでいる今でもお茶の方が好きですね。

先「話は戻るけど、FXとか株とかどうかな?」

私「どうかなって言われても……やるんですか?」

知識を欠片も持たないほど詳しくないのですが、先輩がやるというのなら止めません。

そもそも止める資格がありません。

先「考え中」

私「やるなら止めないですけど、自己責任でお願いします」

先「お金が欲しいよぅ。あと、お酒」

私「アルバイトの時給はいくらですか?」

私の記憶が確かなら家庭教師とか塾講師のアルバイトをしていた気がします。

その仕事は大学卒業後も続けているでしょうか。

先「1,200円」

私「なんだ、私の月給を時給換算したものよりもらってるじゃないですか」

先「その慰めは悲しいからやめて」

私「アルバイトの時の方が月給高いんですよ、あはは……」

先「やめて。その笑顔を見てると悲しくなるから。お願いやめて」

ところがどっこい、これは愛想笑いです。

笑顔が見たければファストフードの店員さんにお願いしましょう。

しかし、どうしてこんなにお金を欲しているのでしょうか。

もちろんお金が大事だということは私も理解しています。

けれども先輩は、そこまでお金に困っているのでしょうか。

いいえ。

お金のかかる趣味もなく、浪費癖のない先輩ですから、きちんとコツコツお金を貯めているでしょう。

先輩の金銭感覚については詳しく知りませんけれど、なんとなくそんな気がします。

けれどもしも先輩が本当にお金に困っているのだとしたら……。

私「お金に困っているんですか?」

先「んー。そうでもないよ。貯金もそれなりにはできてるし」

私「そうですか」

やはり生活が困窮するほどお金に困っているわけではないようです。

そうなるとここまでお金を欲する理由は何でしょう。

アルバイトという不安定で給与の少ない働き方に不安を覚えたからでしょうか。

うーん、それも原因の一つだとは思いますが、それ以外にも原因がありそうですね。

原因を見つけるためには、もう少し深く踏み込む必要がありますか?

大好きですよ、間合いを詰めての殴り合い。

まあ、これは殴り合いではないですけどね。

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