忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



昔話『たとえば人生にマニュアルがあったとして』3

前回のあらすじ

天下のマ〇ドナルドも入店拒否する客がいるんだぜ、ハハッ






ウーロン茶1杯目

店「ご注文はお決まりですか?」

私「はい。フライドポテト、から揚げ、大根とじゃこのサラダをください。これくらいでいいですか?」

先「うん。いいよー」

注文を書きとめた店員さんは厨房に戻っていきました。

私と先輩の前には、先に注文しておいた飲み物があります。

ウーロン茶とカシスオレンジです。

ウーロン茶は言うまでもなくソフトドリンクですが、カシスオレンジはアルコールの入ったカクテルです。

日本では20歳未満の人はお酒を飲んではいけない事になっております。

ファストフード店では通常置いていない飲み物です。

先「それじゃカンパーイ!」

私「かんぱーい」

ファストフード店にいたはずの私たちがどうしてお酒を飲んでいるのでしょう。

ここで回想に入ります。

~回想はじめ~

先「私をバニーガールのいるお店に連れていって!

私「そういえば地元にそんな店があったような……」

行った事はありませんけどね。

決してバニーガールが嫌いだからではありません。

むしろ好きです。

けれど、私は酒が飲めないからです。

そういえばバニーガールの服は胸の小さい方でも着られるのでしょうか。

先「じゃあ、私を居酒屋に連れていって!」

私「いいですよ」

先に無茶な要求をして、後から軽い要求をすると、通常よりも受け入れられやすくなるという心理テクニックがあるそうです。

先輩はそれを知ったうえで使ったのかは知りませんが、こうして私たちは居酒屋に行くことになりました。

私の場合、「先輩の命令は絶対!」のような環境に身を置いていた影響があるかもしれません。

~回想おわり~

先「みりんちゃんお酒飲めないよね。会社の飲み会はどうしてるの?」

私「問題ないですよ。酒を飲めるよりも話せることが大事みたいなので」

酒を飲めないのに無理に飲んで酔い潰れ、誰とも話すことなく飲み会を終えるよりも、酒を飲まずに話に参加しましょうというスタンスです。

そこらへんは会社によるでしょう。

それでも人に迷惑をかけないようにするのは全世界共通だと思います。

私「うちは飲み会少ないですよ。仕事帰りに飲みも行かないですし」

まあ、それは出社が早くて帰りが遅いので飲みに行く時間などないからです。

私は通勤時間が短い方ですが、他の方は1時間以上かかります。

先「じゃあ会社によるのかな」

私「そうだと思いますよ。だから居酒屋なんて来るのは久しぶりですね」

先「私もー」

大学時代の友人とは、今も連絡を取っています。

けれど、連絡は取れても時間や予定が合わなくて会えない事の方が多いです。

平日休みの人もいれば土日が休みの人もいます。

先「次、何飲もうかなー。なんか変わったの飲みたいよねー」

先輩は一杯目のカシスオレンジを飲み終え、新たな飲み物を頼むためにメニューを見ています。

私「あまり飲み過ぎないでくださいね」

先「分かってるよ。最初に言った通り、私のおごりだから。みりんちゃんも気にせず飲んでね」

私「いえいえ。そこは私が払いますよ」

先輩は私の言葉を聞き流し、注文した料理を持ってきた店員に新たな飲み物と料理を頼みます。

飲み物はアルコールが入っているものです。

心配です。

先輩は自分で言うほど酒が強くないですから。

私が初めて会った時も駅前でベロンベロンに酔っぱらっていましたから。

いつか悪い人に捕まってあんなことやこんなことをされても知りませんよ?

それに体や健康にも悪いと思います。

先「みりんちゃんは卒業してから地元に戻ったでしょ?」

私「ええ、戻りましたね」

先「こう言ったら失礼かもしれないけど、よく戻ってこられたね」

私「自分でもそう思います」

ええ、本当に。

自分でもどうしてまた戻ってこられたんだろうと思いました。

地元から東京へは新幹線で行けます。

これが飛行機を使わないといけないような距離だったら、私は今も地元でプータローをしていたか、低賃金労働をしていたかもしれません。

まあ、低賃金という点は今も同じですけどね。

地元企業の雇用条件があまりにも悪かったから東京に戻ってきたはずなのに、これでは本末転倒ではないですか。

先「どうやって今の職場を見つけたの?」

私「ハローワークですよ」

私も先輩と同じように大学卒業前に就職することはできませんでした。

先輩はそのままアルバイトをしながら東京で就職活動を続けていましたが、私は地元に帰って就職活動を続けることになりました。

手始めに地元のハローワークに登録し、毎日のようにハローワークへ通い求人情報を見て、気になった求人票を印刷しました。

気になる企業に履歴書を送ったり面接に行ったりしました。

通常、ハローワークに求人情報を掲載している企業に応募するには、ハローワークの紹介状が必要です。

けれども、現役学生や既卒数年の人は紹介状なしで応募する事ができます。

それは企業によって違いますので、場合によっては紹介状が必要です。

マイナビやリクナビで就職活動中の学生の皆さま、一度ハローワークも利用してみては如何でしょうか。

零細企業から中小企業、果てはブラック企業まで様々な企業を見つける事ができます

そういえば地方の企業の人から話を聞く機会が何度かありましたが、東京の企業は恵まれているとおっしゃっていました。

他社の人「景気が悪い、仕事がない、とはいっても東京はまだ良い方ですよー、あはは」

私「そうですかー、あはは」

東京で働いていなくても、東京にたまに出張するだけで、そこまで分かるものなのでしょうか。

それは地方人特有の都会への憧れ、羨望、妬み、ではないのでしょうか。

しかし、私も地元企業の求人情報しか見た事がないですから、地方の企業の現状について知らないから何とも言えないですよね。

まあ、そんなことはどうでもいいのです(・∀・)キニシナイ♪

今は素敵な先輩とのひと時を……。

先「でも、みりんちゃん。相変わらず目つき悪いねー」

私「……生まれつきですから。というかそれ何度目ですか」

今日だけでもう10回くらい言われましたよ。

先「あと鎖骨エロい。鎖骨酒していい?」

いやん。

私「800円でいいですよ」

先「何それー。あははー」

まだまだ夜は続きます。

同一シリーズの昔話 1 2 3 4 5 6 7


ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタンTwitter


拍手[3回]

PR

この記事に対するコメント

無題

お酒……会社とか勤め先で飲むのは私はあんまり好きじゃないですねえ……気を遣って接待的に飲むのはなんというか(滝汗)

個人とか親友と飲むのはすっごい好きなのですが~

あ、書き込み来たの……またもになりますが、お久しぶりです!w

気が付いたら……夏コミのレポもアップしないまま、冬コミが近づきつつあります(汗)

【2014/11/03 20:00】光一 #12eb05216b(URL)[編集]

無題

こんばんは。コメントありがとうございます。

職場の人と飲む時は、話す内容は仕事ではなくてもリラックスして飲むことはできないですよね。接待は仕事ですし。

夏コミレポがあるのでしたら楽しみにお待ちしております。
冬コミ……行けると嬉しいですが、今後の予定次第ですね。いつかお会いできますように。

【2014/11/06 19:35】three #5810572d5a()[編集]

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL