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漫画『ハムスターの研究レポート』 大雪師走

漫画『ハムスターの研究レポート』 大雪師走 偕成社



ハムスターの飼い方からおもしろい日常まで、あますことなく収録しています。

かわいくてあなどれないやつ、それがハムスターなのです。

そんなハムスターをほのぼの4コマコミックで楽しんでください。

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動物にチョコとかアイスとか与えたらまずいんじゃないの(´・ω・`)?

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本『ドラキュラ・キューラ あらしにほえる!?』 作・山口理 絵・北田哲也

『ドラキュラ・キューラ あらしにほえる!?』 作・山口理 絵・北田哲也 文渓堂



きみたちは、ドラキュラを知っているかな?

そう、人間の血をすって何百年も生き続ける、おそろしい西洋のまものだ。

そのドラキュラ一族の超エリート、キューラがついに日本におり立った!

当初の目的では、日本人の血を吸ってヨーロッパにいる国の仲間に報告するはずだった。

しかしキューラは、日本人の女の子アキと出会って変わってしまう。

日本人の優しさとお餅の秘めたパワーを知った彼は、日本で人間と仲良く暮らすことに決めたのだ。

またしてもドラキュラ学校の教頭先生から、手紙がとどいた!

今度のにんむは、人間の心を調査することだった。

キューラの相棒のコモリンは、さっそく調査するようにいってくる。

人間と仲良く暮らすことを決めたものの、キューラは人間の心をわかっているわけではなかった。

そんなとき、キューラが出会ったのは一人の画家だった。

『ドラキュラ・キューラ』シリーズ、第3弾!

関連作品

本『ドラキュラ・キューラに気をつけろ!』

本『ドラキュラ・キューラはネコぎらい?』

本『ドラキュラ・キューラ あらしにほえる!?』

本『ドラキュラ・キューラ 人間なんか大きらい!』

本『ドラキュラ・キューラ! 最後のたたかい』

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本『侵略する少女と嘘の庭』 清水マリコ 

『侵略する少女と嘘の庭』 清水マリコ メディアファクトリー

この町の、片隅に素敵な呪い。

お姫様は、内緒で戦士募集中。



早川牧生はK中学の二年生。

ある日牧生は、幼なじみ唯と琴美に「運命の相手」を見つけるという占いをさせられる。

その占いで細工をした牧生は、いるはずのない「運命の相手」を探しに学校の裏庭に向かうことに。

そこにいたのは、校内でも有名な美少女、中山りあだった。

だが性格の悪さも有名で、クラスに馴染まないところもある。

幼なじみが思わず牧生の「運命の相手」を探しにきたと言ってしまう。

それを聞いたりあは「ばかみたい」と言って肩をすくめて笑っていた。

それで終わりだと思っていた。

けれどその日の夕方、牧生の家に中山りあがやってくる。


「でも、わがままにしてきらわれるほうが、我慢してきらわれないよりもいい」

りあは牧生を見つめたままいう。

「それで、誰にも好かれなくていいのか?」

「違うよ。好きはもっと強いよ。好きがあれば、わがままなんて、たぶん気にしない」



昔はとっても仲が良かった「仲良し4人組」が、一人の少女の出現によって少しずつ変わっていく……。

十代の繊細な時期の少年少女を心情豊かに描き、心のどこかに優しさと切なさをもたらす少し不思議なストーリー。

つづきはネタバレ注意。

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つづきをよむ?

本『家守綺譚』 梨木香歩

『家守綺譚』 梨木香歩 新潮社



私は卒業後、売れもしない文章を書いて相変わらず学生の時に下宿に居座り続けていた。

他に行くあてもなかったし、引越しの算段もつかなかったからである。

ある時、亡くなった友人の父親から家の守をしてくれないかと頼まれる。

友人の名は高堂といい、湖でボートを漕いでいる最中に行方不明になった。

その家に住んで毎日窓の開け閉めなりしてくれたなら月々のものをくれるという。

ときたま雑誌に掲載されるくらいの稼ぎでは食べていけない。

渡りに船ということで、私はその次の春から越してきた。

そんなある日、床の間の掛け軸から何か聞こえてくる。

物音というよりも人の言葉のような……イレテクレヨウ……。

床の間を見ると、掛け軸の中のサギが慌てて脇へ逃げ出し、その向こうからボートが一艘近づいてくる。

漕ぎ手はまだ若い……高堂であった。

――どうした高堂。

私は思わず声をかけた。

――逝ってしまったのではなかろうか。

――なに、雨に紛れて漕いできたのだ。

高堂は、こともなげに云う。

庭・池・電燈付二階屋。

汽車駅・銭湯近接。

四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多……。

本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、庭つき電燈つき二階屋との、のびやかな交換の記録である。

関連作品

本『家守綺譚』 

本『西の魔女が死んだ』

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漫画『狐とアトリ―武田日向短編集―』 武田日向

漫画『狐とアトリ―武田日向短編集―』 武田日向 富士見書房



決して忘れたくない大切な一瞬、幸せのカタチがここに。

珠玉の短編集。

【狐とアトリ】

人里離れた山奥に佇む立派な御社。

そこには二人の姫巫女の姉妹が住んでいる。

妹のアトリは狐を嫌っていた。

狐は嘘つきで人を騙すから。

しかし姉は、狐が神の遣いだと寛大な気持ちで接するようにと諭す。

どうしても狐を好きになれないアトリは、一振りすれば狐の変化を解く“妖薙の刀”を見つけ……。

【ドールズ・ガール】

病院に長期入院している高校二年生の実。

美しい花は好きだが、すぐに枯れてしまうところは嫌いだった。

だから彼女は造り物の人形の方が好きだった。

そんな彼女の部屋に短期の相部屋をお願いされる。

ファッションが大好きで高校一年生の明るく元気な女の子、夏川叶。

実は自分と対照的な叶との相部屋に息苦しさを感じてしまう。

だが彼女の持っているお洋服に興味を持ち、それがきっかけで二人は急速に仲良くなっていく。

【やえかのカルテ番外編】

元気いっぱいの獣医の卵・やえかがどんなことにも前向きにがんばる話。

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>Medeskiさん

拍手コメントありがとうございます<(_ _)>
気づくのが遅れてしまい申し訳ありません。

友人の意見やMedeskiさんのご意見を聞いていたので、それらを意識して『狼と香辛料』を読んだからかもしれません。
前から気になっていたので読めて良かったです(・∀・)

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本『ドラキュラ・キューラはネコぎらい?』  作・山口理 絵・北田哲也 

『ドラキュラ・キューラはネコぎらい?』  作・山口理 絵・北田哲也 文渓堂



きみたちは、ドラキュラを知っているかな?

そう、人間の血をすって何百年も生き続ける、おそろしい西洋のまものだ。

そのドラキュラ一族の超エリート、キューラがついに日本におり立った!

当初の目的では、日本人の血を吸ってヨーロッパにいる国の仲間に報告するはずだった。

しかしキューラは、日本人の女の子アキと出会って変わってしまう。

日本人の優しさとお餅の秘めたパワーを知った彼は、日本で人間と仲良く暮らすことに決めたのだ。

お餅があれば日光も十字架もニンニクもこわくなーい!

そんなキューラでも苦手なものがまだあった。

それは……ネコ!?

さらにドラキュラ学校の教頭先生とコウモリのコモリンがやってきた!!

『ドラキュラ・キューラ』シリーズ、第二弾!

関連作品

本『ドラキュラ・キューラに気をつけろ!』

本『ドラキュラ・キューラはネコぎらい?』

本『ドラキュラ・キューラ あらしにほえる!?』

本『ドラキュラ・キューラ 人間なんか大きらい!』

本『ドラキュラ・キューラ! 最後のたたかい』

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昔話『ふぁみキチ』

この昔話は、イカレた人達の可愛さをお楽しみ頂くため、邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく昔話です。

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つづきをよむ?

本『狼と香辛料』 支倉凍砂

『狼と香辛料』 支倉凍砂(はせくらいすな) イラスト:文倉十(あやくらじゅう) 電撃文庫



行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。

少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを「豊作を司る神・ホロ」と名乗った。

「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」

老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。

しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。

そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。

近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。

疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが――。

第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。

つづきはネタバレ注意?

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つづきをよむ?

本『青空の卵』 坂木司

『青空の卵』 坂木司 創元推理文庫



僕、坂木司には変わった友人がいる。

引きこもりのコンピュータのプログラマー、鳥井真一という。

僕といっしょなら最低限の外出はできるものの、人間嫌いなところがあるのでやはり変わっている。

鳥井が極度の外出嫌いになったのには理由がある。

一つは、母親の不在。

何かに縛られることを極端に嫌った彼の母親は、当初身ごもった子どもを夫に内緒で堕ろそうとしていたらしい。

常識人だった父親は離婚届を突きつけ、母親は子どもが生まれるやいなや、すぐに消えた。

そしてもう一つはありきたりな話だが、いじめが原因だった。

僕が彼と出会ったのは、中学生のとき。

同じクラスにいた彼のことを、僕はずっと気にしていた。

いつも毅然として、何を考えているのか分からず、群れない獣のような印象を持つ彼に、僕はなんとなく憧れていた。

僕は凡庸な家庭に育った型通りの人間のためか、「異能」や「奇行」の才を持つ人に惹きつけられる。

鳥井真一は、そんな僕の前に現れた「理想の友達」だったのだ。

彼へのいじめがエスカレートしていき、卒業が危ういとなったところで僕は彼に向かう決心をした。

そして僕は彼と友達になり、大人になった現在でも付き合いが続いている。

卑怯なタイミングだと思ったし、胸に刻みつけた罪悪感は今でも忘れていない。

複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜がんばっている。

ある日、いつものようにスーパーで買い物をするという口実で鳥井を連れだした。

なじみのスーパーで僕らは、徳用缶詰が積み上げられた狭苦しい缶詰コーナーを歩いていく。

その時、向こうから一人の女性が歩いてくるのが見えた。

狭い通路なのに、必要以上に端に寄っている。

彼女は僕と鳥井の中間地点で何かにつまずき、身体のどこかを商品にぶつけてしまう。

その一秒後には缶詰の山が崩れ落ちてきた。

とっさに彼女の手を引いて助けたものの、その女性は美しい顔で憎しみと苛立たしさをはらんで手を振り払われた。

それから店員を叱責し、その場を去っていった。

もう二度と会わないと思っていたが、僕らはきっかり一週間後に再び彼女と出くわすことになる。

さらに三度目に会った時には……。【夏の終わりの三重奏】

双子の尾行者に悩まされる盲目の少年の話【秋の足音】

謎の贈り物に悩まされる歌舞伎役者の話【冬の贈りもの】

親を捜す幼い子どもを助ける話【春の子供】

知人の小料理屋開店のお祝いにあるお菓子を持って行く話【初夏のひよこ】

料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。

鋭い観察眼を持つ鳥井は、何気ない言葉や行動からいとも簡単に解き明かす。

謎を解き、人と出会うことによってもたらされる二人の成長を描いた感動の著者のデビュー作。

ひきこもり探偵シリーズ第一弾!(シリーズ全三作)

関連作品

本『青空の卵』

本『仔羊の巣』

本『動物園の鳥』

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漫画『書生 葛木信二郎の日常―黒髭荘奇憚―』 倉田三ノ路

漫画『書生 葛木信二郎の日常―黒髭荘奇憚―』 倉田三ノ路 小学館



帝都・東京の一角。

何故か人の記憶に留まることのない屋敷がある。

昼なお暗い古びた洋館「黒髭荘」

そこが僕、葛木信二郎の下宿だ。

この屋敷にいる人間は僕だけ、他は異形の存在しかいない。

巫女であった祖母のおかげで、幼いころから人に見えないものが見えてしまうことがあった。

そんな僕が異形だらけの黒髭荘を下宿にしたのは、紹介してくれた祖母を誰よりもしていたから。

それと、屋敷を管理している女の子・尋ちゃんの笑顔が家族に向けるもののように、温かかったからだ。

学生時代の恩師の元を訪ねると、作家としての仕事は成功しているのに体調が優れないようだった。

僕は先生の妻・たま子が妖狐の類であることに気づいてしまう。

妖狐は幸運をもたらす代わりに、宿主の生気を奪っていく存在だ。

なんとかしようと深夜に再び先生の家を訪れるが……。

可愛らしい顔とは裏腹に、自分の意志とは無関係に悪態を吐いてしまう少女。

帝都に出没するようになった天狗の姿をした強盗。

この世に動く死体・キョンシーとなって暴れまわる男。

信二郎の周りにはいつも妖怪が多く付きまとう。

しかしそれが信二郎の優しいところなのだ。

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昔話『ネコ耳メイドとSF執事、そして安楽死探偵』22

前回のあらすじ

ヒーローは遅れてやってくる

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>鏑木ディオスさん

拍手コメントありがとうございます<(_ _)>
拍手コメントはたまにしか確認しないのですぐに気がつけて良かったです。

格闘技の世界の緊張感や相手を倒すことの充実感がひしひしと伝わってきて私も好きです。天才肌で傲慢で自分本位……ホント悪役に向いていそうなキャラですよね。連載しているのが少年ジャンプなら馬渡の方が主人公で夏生が敵役かライバルになりそうですよね(´∀`;)

「不正な投稿と判断されました」というのは、禁止ワード(18禁とかグロとか?)に引っかかったのだと思います。いつだったか私もコメントできないことがありましたから。

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本『ドラキュラ・キューラに気をつけろ!』 作・山口理 絵・北田哲也

『ドラキュラ・キューラに気をつけろ!』 作・山口理 絵・北田哲也 文渓堂



きみたちは、ドラキュラを知っているかな?

そう、人間の血をすって何百年も生き続ける、おそろしい西洋のまものだ。

そのドラキュラ一族の超エリート、キューラがついに日本におり立った!

季節は秋。

日本の首都東京にやってきた、ドラキュラのかつやくぶりをじっくり見てみようか。

彼はただ日本人の血を吸うためだけにやってきたのではない。

ヨーロッパにいる国の仲間に日本人の血の味やえいようなどについてくわしくしらべて報告するのだ。

キューラは高級マンションに住みはじめた。

ご近所さんには笑顔であいさつし、マンションの前のそうじをすすんで行った。

それもこれも日本人の血を吸うための第一歩だ。

日本人はみんな優しかった。

特に高級マンションに住むマダムたちは、キューラをお茶会に誘って交流を重ねていた。

しかし、人間の食べ物が食べられないキューラは断るしかなかった。

そんな日々が続いたせいで、せっかく得られた信用はなくなってしまう。

高級マンションからボロアパートに移り、ついにキューラは吸血を始めることを決意する。

そんなある日、キューラは元気でなまいきな女の子に出会って……。

『ドラキュラ・キューラ』シリーズ、第一弾!

関連作品

本『ドラキュラ・キューラに気をつけろ!』

本『ドラキュラ・キューラはネコぎらい?』

本『ドラキュラ・キューラ あらしにほえる!?』

本『ドラキュラ・キューラ 人間なんか大きらい!』

本『ドラキュラ・キューラ! 最後のたたかい』

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本『丘ルトロジック4 風景男のデカダンス』 耳目口司

『丘ルトロジック4 風景男のデカダンス』 著:耳目口司(にめぐちつかさ) イラスト:まごまご 角川スニーカー文庫

この美しい風景があれば、俺は幸せだったんだ。

世界を取り戻すための戦い、感動の完結巻。



県立神楽咲高校に入学した咲丘は丘研に入部する。

丘研とは、この世に蔓延る都市伝説を研究する部活動であり、沈丁花桜の世界征服の野望のために日々活動しているのだ。

唐突に世界が終わってしまう、という妄想をしたことはあるだろうか?

いつものように都市伝説《ビッグフット》を取り返すという計画を立てていた丘研メンバー。

だが江西陀は沈丁花桜の「世界を取り返す」という言葉に不安を感じ、オカルトとして彼女の正体を調べようと、咲丘に相談してきた。

一方、歓楽街オアシスではカルト集団《セントポーリア》が超巨大勢力として復活し、《黒ミサ》が行われ……しかもその首謀者は沈丁花桜!?

味方なら頼もしい女郎花萩や出島進も敵にまわってしまう。

「この美しい世界を、人間から取り返そうじゃないか!!」

「運命の女神にでもなるつもりか? あんたは間違っている、沈丁花」


最後の丘ルトが始まる――!!

関連作品

本『丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ』

本『丘ルトロジック2 江西陀梔のアウラ』

本『丘ルトロジック3 女郎花萩のオラトリオ』

本『丘ルトロジック4 風景男のデカダンス』

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本『交換殺人には向かない夜』 東川篤哉

『交換殺人には向かない夜』 東川篤哉 光文社文庫



烏賊川市シリーズ第4弾。

とある女性から夫の不倫調査を依頼された私立探偵・鵜飼杜夫。

本来であれば弟子の戸村流平が同行するのだが、依頼人の意向により二宮朱美が同行することになる。

使用人として屋敷に招かれた二人は、奇妙な行動をする依頼人の夫であり画家の善通寺春彦氏を監視する。

ガールフレンドであり、名門・十乗寺家の跡取り娘さくらに誘われた戸村流平。

さくらの友人・水樹彩子の山荘に赴き、共に食事をとったり映画を見たりとしていた。

しかし、映画を見ている最中にどこかで物音が聞こえた。

雪が降りしきる市街地で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。

殺されたのは有名画家の妻という線が強く、現場付近には夫のものと思われる高級車が停められていた。

無関係に見えた出来事の背景で、交換殺人は密やかに進行していた。

全編に散りばめられたギャグの裏に配された鮮やかな伏線!

【関連リンク】

本『密室の鍵貸します』

本『密室に向かって撃て!』

本『交換殺人には向かない夜』


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絵本『うざい発明』 アンディ・ライリー

絵本『うざい発明』 アンディ・ライリー 青山出版社



まわりくどい発明アイデアと、その結果もたらされるどうでもいい便利さ。

『自殺うさぎの本』で全世界を「ちょwwwwww」とさせたカリスマ・アーティスト。

アンディ・ライリーがおくる、自虐的ブラックユーモアブック。

殺生で畜生なアイデアが満載。

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本『青い羊の丘』 著:竹下文子 イラスト:あづみ冬留

『青い羊の丘』 著:竹下文子 イラスト:あづみ冬留 角川書店



青い羊の丘にたたずむ「僕」が日々出会うのは、不思議で素敵なモノたちばかりだ。

たとえば天使の子供、旅人に手品師、人語をはなす銀色狼、それから千年プラタナス。

夏の間だけひらく風工場や、宝物をつめた万華鏡、宇宙の時計に、星のかけらの魔除け。

誰にも姿をみせない司書と、図書館で羽ばたく本の鳥たち――。

綺麗でかわいい、ずっと手元に置いておきたい。

眠る前にひとつずつ、ゆっくり読んで夢をみたい。

優しくも繊細な世界をつむぐ童話作家・竹下文子が贈る、24粒の宝石掌篇。

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つづきをよむ?

漫画『瞳のカトブレパス』 田中靖規

漫画『瞳のカトブレパス』 田中靖規 集英社



舞台は古の都、K都。

K都に住む女子高生・岸田美依子は、連続する怪奇事件の噂に怯えていた。

『人がミイラになって死ぬ』

原因は不明のまま、犠牲者は増え続けている。

さまざまな憶測が飛び交う中、原因は未だ不明。

そんなある日、彼女は電車内で不気味な化物(祅魔)に襲われる。

絶体絶命と思われたその時、赤い瞳を持つ少年・志村時生の不思議な術により祅魔を撃退し、なんとか救われる。

彼こそは祅魔を異界へと封じ込めるK都守護“志村家”の第21代当主だったのだ。

そして彼が左目に宿すのは、「時」と「命」の支配者として君臨し、最強とうたわれた大祅魔“カトブレパス”

カトブレパスの瞳は時だけでなく、命をも停止させる恐ろしい能力。

時生の瞳の前に敵はいない!

全二巻完結。

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本『神様のカルテ2』 夏川草介

『神様のカルテ2』 夏川草介 小学館

医師の話ではない。人間の話をしているのだ。



栗原一止は夏目漱石を敬愛し、信州の「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。

写真家の妻・ハルの献身的な支えや、頼りになる同僚、下宿先「御嶽荘」の愉快な住人たちに力をもらい、日々を乗り切っている。

そんな一止に、母校の医局からの誘いがかかる。

医師が慢性的に不足しているこの病院で一人でも多くの患者と向き合うか、母校・信濃大学の大学病院で最先端の医療を学ぶか。

一止が選択したのは――本庄病院での続投だった。

新年度、本庄病院の内科病棟に新任の医師・進藤辰也が東京の病院から着任してきた。

彼は一止、そして外科の砂山次郎と信濃大学の同窓であった。

かつて“医学部の良心"と呼ばれた進藤の加入を喜ぶ一止に対し、砂山は微妙な反応をする。

赴任直後の期待とは裏腹に、進藤の医師としての行動は、かつての姿からは想像もできないものだった。

提示の仕事が終わってしまえばすぐに家に帰り、看護師からの連絡も携帯電話の電源を切って出ない始末。

そんな中、本庄病院に激震が走る。

古狐先生こと本庄病院の医師・内藤鴨一が倒れてしまったのだ。

本『神様のカルテ』

本『神様のカルテ2』

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本『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』 三上延

『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』 三上延 メディアワークス文庫 

不思議な事件を呼び込むのは一冊の古書。



主人公・五浦大輔。

大学を卒業して今年で二十三歳、就職活動中。

小さい頃に祖母の部屋に勝手に入り、本を触ったことで殴られるほど怒られたことをきっかけに本を読むことができなくなった。

本を開くと胸の鼓動が高くなり、手のひらに汗をかき、しまいには気分が悪くなってくる。

恐怖症といってもいいかもしれない。

その祖母が亡くなって一年あまり後、大輔は大船の実家で祖母の遺した古書を整理していた。

その中の一冊、夏目漱石『それから』の中に夏目漱石のサインを見つける。

本物か偽物か判断するため、彼は北鎌倉駅近くにある古書店のことを思い出す。

かつて見かけた美しい女性に会いたいという想いもあり、そこに本を持って行くことにした。

鎌倉の片隅でひっそりと営業している古本屋「ビブリア古書堂」。

しかし店長はケガで入院中、本の買い取り依頼なら直接病院に行ってほしいということだった。

その言葉に従って大輔が病室に向かうと、髪の長い女性が眠りこけていた。

古本屋のイメージに合わない若くてキレイな女性店主、篠川栞子。

残念なのは、初対面の人間とはまともに口をきけないほどの人見知り。

接客業を営む者として少し心配になる女性だった。

しかし古書の知識は並大抵ではなく、本のことになると途端に饒舌に語ることができる。

本に対して人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。

彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきてかのように解き明かしていく。

これは“古書と秘密”の物語。

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しゅーしょく6

二日ほど地元企業の採用選考を受けるために戻っていました。

先ほど帰ってきました

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本『うちゅうでいちばん』 作・川北亮司 絵・藤本四郎

『うちゅうでいちばん』 作・川北亮司 絵・藤本四郎 岩崎書店



ぼくのなまえは、ちゅういちです。

かんじでかくと「うちゅうでいちばん」といういみらしいです。

でも、なにがうちゅうでいちばんなのかわかりません。

きょうはあさからつよいかぜとゆきがふきあれるふぶきの日でした。

りょうしのとうさんは、こんな日はしごとがやすみです。

ぼくはふぶきでも学校はやすめません。

てんきがわるいとさぼれていいよな、というとおとうさんがいいました。

「そんなこというなら、うみのおばけのウミンバとたたかえ!」

ウミンバはうみにいるおそろしいおばけで、ふねをおそうっていわれています。

ちゅういちは、ウミンバとたたかうりょうしのとうさんのすがたを、くらいうみのなかに見た気がしました。

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本『武士道セブンティーン』 誉田哲也

『武士道セブンティーン』 誉田哲也 文藝春秋



東松学園高校女子剣道部に所属する二人の剣士、西荻早苗と磯山香織。

出会った時は敵同士で、同じ部に所属してからもギスギスした関係だった。

それから何度もぶつかり合い、何度も剣を交え、彼女達は互いに盟友と言える仲になる。

西荻早苗の両親が復縁することになり、甲本早苗という名前に変わることになった。

そして父親の仕事の都合で福岡県に引っ越すことも決まっていた。

彼女達はそれぞれ別の道を歩み始める。

でもそれは、同じ大きな道の、右端と左端なのだと思う。

その道の名は、武士道。

某年、西荻早苗が福岡に行くということで空港に見送りに来ていた磯山香織。

磯山は今一度再戦することを誓った。

しかし早苗から返ってきた言葉は、剣道をやめるという衝撃的なものだった。

磯山は憤慨して飛びかかろうとするが、周りの剣道部員たちに止められる。

振り返らずに去っていく早苗の背を見ながら覚悟を決めた。

次に会った時、必ず斬ると。

それから磯山は剣道部の二年生として後輩を指導しながらさらなる高みを目指す。

そんなある日、中学時代の知り合いの男子が不良に絡まれているところを助けてやる。

それからその男子は、磯山の帰りを駅で待ちながらついて回るようになってしまう。

不良を恐れるあまり、彼女に恋人のふりをしてほしいともお願いする。

磯山は生意気な後輩やヘタレな元知り合いに悩まされながらも全国大会への切符を手にする。

一方、西荻早苗は甲本早苗として福岡南高校に転入した。

彼女は磯山に剣道をやめると言ったことを後悔していた。

本当は剣道を続けるつもりでいたし、再戦したいとも思っていた。

けれど、全国的に有名な強豪校に転入することをどうしても話せなかったのだ。

規模も小さく、選手層も薄かった東松学園でがんばっている彼女を裏切るような気持ちになったからだ。

それでもここでがんばると決め、厳しい練習にもなんとかついていく。

しかし早苗は、東松学園の剣道と福岡南の剣道を比べて微妙な違和感を覚える。

福岡南がスポーツ競技としての剣道だとしたら東松学園の剣道は本来の武士道に近い。

ルールに違反していなければ勝つためなら何をやってもいいという考えが福岡南にはあった。

徹底的に勝ち負けにこだわるそのやり方に、早苗は少し嫌な気持ちになる。

そして甲本早苗と磯山香織は、全国大会の会場で再会を果たす。

【関連リンク】

本『武士道シックスティーン』

本『武士道セブンティーン』

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つづきをよむ?

本『それから』 夏目漱石

『それから』 夏目漱石 新潮文庫



長岡代助は三十歳になっても定職にも就かず、裕福な実家の父や兄の援助を受けている。

高い教育を受けながらも実生活に根を持たない思索家の代助は、自由気ままな生活を続けていた。

そんな彼は親友・平岡とその妻・三千代と再会する。

かつて代助は三千代を愛していた。

しかし、一時の義侠心から平岡に譲ってしまったのだ。

彼らの生活は困窮していて、金の工面を頼りにやってきたことがきっかけで妙な運命に巻き込まれていく。

破局を予想しながらもそれに向かわなければいられない愛を通して明治知識人の悲劇を描く。

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