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昔話『裏通りサディスティック』14

前回のあらすじ

「運命って信じる?」

「頭おかしいんじゃないの?」



親友が原チャリに乗って戻ってきました。

それから、とてもいい笑顔で私と×××に言いました。















友「乗れ」

×「いやいやいや」














私たちは歩いて死に場所を探すことにしました。

通っていた小学校のグラウンド。

よく遊んだ自然豊かな公園。

今は危なくない裏通り。

街の中心を流れる川のそば。

いろいろなところを見て回りましたが、なかなか決まりません。

私「こういうのはフィーリングだと思うんだよね」

そう言ってやってきたのは神社でした。

×「なんで神社?」

私「なんとなく」

友「本当にフィーリングだな」

砂利道を歩きながら人目のつかない場所を見つけました。

私「ここらへんでいいかな?」

×「うん……」

友「ほら。さっさと殺して、死ねよ」

私は少し大きな石の上に腰掛けて目をつむりました。

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読んでくださってありがとうございます<(_ _)>

この話がフィクションだと思いたい方は、そう思ってください。

ノンフィクションだと思いたい方は、そう思ってください。

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