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昔話『裏通りサディスティック』15

前回のあらすじ

死にたがりの、死にぞこないが、殺される。



目をつむってから色々なことを頭の中で考えました。

昔のことから振り返っていきます。

でも、これは自分で振り返っているわけだから走馬灯ではないです。

それは分かっています。

だけど、次から次へと昔のことばかりが思い出されます。

私(あー、やっと死ねる)

時折、そんなことを考えながらナイフが突き刺さるのを待ちます。

刺された後はどうすればいいのでしょう。

「なんじゃこりゃー」は、ちょっと古いです。

というか、あれは銃殺ですよね。

銃殺も嫌いじゃないけど、どちらかといえば刺殺の方が好きです。

死ぬ寸前に笑ってみましょうか。

某漫画の登場人物は、死んだときに笑いましたよね。

でも、あの人はすごいことを成し遂げてから笑ったのですよね。

私(自分は何を成し遂げられた?)












特になし。

他人の精神を引っ掻き回し、他人の人生に大きなマイナスを与え、時にはぶち壊しました。

罪悪感なんてなかったですし、反省もしなかったです。











最悪なことしかしてないなー。

そんな私が笑っても、愛想笑いにしか見えませんね。

というか、遅いよ。

何やってんの、早く刺せよ。

そう思って目を開けると、そこには……。

読んでくださってありがとうございます<(_ _)>

この話がフィクションだと思いたい方は、そう思ってください。

ノンフィクションだと思いたい方は、そう思ってください。

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