忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



昔話『裏通りサディスティック』 5

前回のあらすじ

現実は、シナリオの通りに進んでくれない。

そんなに甘くない。

留守ってこともあるよね……。



私「どうしよう。誰もいないよ。帰ろうか」

友「……」

親友が私に目で訴えかけてきます。









フ・ザ・ケ・ン・ナ









私「もう少しがんばってみる」

無駄だと分かっていても、人間はやらなければいけない時があるんです。

しかし、私は面倒なことが嫌いです。

できればそんな機会が来ないでほしいと思っていましたけどね。







ピンポーン。







ピンポーン。








ああ、虚しい音が響き続けます。









ピンポーン。











「あの……何かご用ですか?」

買い物袋を抱えた中年女性がやってきました。

そうです。

この人こそ私が助け出そうとしていた、とらわれのお姫様なのです。























嘘です。

新たな登場人物を加えて、物語はようやく始まりを見せます。

果たして、本当のとらわれのお姫様を助けられるのでしょうか。

私「初めまして。サトウといいます。ここに住んでいる……















×××さんと同じクラスメイトです

その名前を口にした瞬間、中年女性の顔は少し歪みました。

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18


読んでくださってありがとうございます<(_ _)>

この話がフィクションだと思いたい方は、そう思ってください。

ノンフィクションだと思いたい方は、そう思ってください。

拍手[0回]

PR

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL