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昔話『裏通りサディスティック』 9

前回のあらすじ

私が変わった、そうです。



私「落ち着いた?」

×××は、ゆっくりと頷きました。

それでも彼女が話せるのをゆっくり待つことにしました。

飲みかけのコーラを飲んだら、少しだけ炭酸が抜けていました。

×「やっぱり変わったよ」

先ほどと同じ言葉を、先ほどと同じ寂しそうな表情で、そう言いました。

私「変わった?」

×「うん」

私「どこが?」

×「性格? 精神? わかんないけど、内面的な何か……」

私「意味がわからない」

×「とにかく変わってる!」

私「……」

面倒くさいお姫様です。

私はどうしようもないといった風に、頭をかきながら呟きました。











私「お前も変わったよ」










彼女は、何も言いませんでした。

少しだけ気まずい空気が流れ始めます。

















×「初めて会ったときのこと……覚えてる?」



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読んでくださってありがとうございます<(_ _)>

この話がフィクションだと思いたい方は、そう思ってください。

ノンフィクションだと思いたい方は、そう思ってください。

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