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少しイカレてるくらいがちょうどいい
『ブラック・ジャック・キッド』 久保寺健彦 新潮社



俺の夢は、あの国民的裏ヒーロー、ブラック・ジャック。

黒いレインコートを羽織り(真夏でも)、床屋では店主も首を傾げるギザギザカットをオーダー。

顔にトレードマークの傷をつけようとした時は怒られたけど(しかも失敗)。

日々努力を重ねてる。

でも母親が出て行っちゃったり、俺の人生けっこう大変──。

『ガラスの仮面』を教えてくれた内気な宮内君。

眼鏡を外すと超綺麗な泉さん。

イブの晩、駅の向こう側の見知らぬ街に姿を消した泉さんの弟・健太を捜して、三人の大冒険が始まった――。

ドラマ原作大賞選考委員特別賞、パピルス新人賞同時受賞に輝く、驚異の超大型新人登場!

独特のユーモアと素直な文体で、いつかの童心がよみがえる、青春小説の傑作!




漫画の神様、手塚治虫の『ブラック・ジャック』に憧れ、彼になりたいと努力する少年の青春物語。

ドライバー手裏剣やシャーシャーシャー走法など、小学生の男の子らしくて良い。

家庭や学校での問題、友人との出会いや初恋を経て主人公の成長が感じられる。

前半は少し退屈だったけれど、中盤からラストはどんどん読み進めていった。


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こんばんは、threeです。

日本には「○○の日」がいくつも存在します。

誰が考えたのか、どうやって決めたのか、私にはよく分かりません。

「○○の日」の中に「豆腐の日」というものがあります。

日本人には馴染みのある大豆製品ですね。

そんな豆腐の日ですが、2つあることをご存知ですか?

一つは10月2日です。

10(とう)2(ふ)という語呂合わせからですね。

もう一つは毎月12日です。

こちらも12(とうふ)という語呂合わせからでしょう。

10月2日の方は知っていましたが、毎月12日も豆腐の日ということは最近知りました。

そういえば、豆腐に関する新事実がもう一つあります。

それは、イエス・キリストの好物の一つに「豆腐」があったということです。

彼が豆腐を食べていたなんて驚きですよね。

そのためキリスト教信者は、豆腐を食べる前にこう述べるそうです。















モーメン(木綿)


















やめてください。

大豆を投げないでください。

まだ節分ではありません。

皆様の中で罪を犯したことのない方だけが投げ……すみません。

全て私が悪いのです。

くだらない嘘とつまらない冗談を言ってしまい申し訳ございません。

自ら豆腐の角に頭をぶつけて死んで償います。

だから、どうかお許しください。

先日、私が食品スーパーで買い物をしていた時のことです。

姉弟と思しき女の子と男の子が仲良く手をつないで店内を歩いていました。

年齢は小学校中学年と低学年くらいの姉弟です。

二人は迷惑にならない程度の音量で「なっとう♪ なっとう♪」と口ずさんでいました。

どうやら「納豆」を探しているようです。

しかし、残念なことに彼らが向かっている先に納豆はありません。

進行方向とは正反対のところに置いてあります。

回れ右して進まなければ納豆売り場にはたどり着くことができません。

年長者の私が幼い姉弟に教えるべきか教えないべきか、悩みました。

少し考えた末、私は教えないことにしました。

二人は、きっと親から「おつかい!」を頼まれたのです。

「はじめて」かもしれませんし「はじめて」ではないかもしれません。

「おつかい!」とは、自分たちで考え、力を合わせ、苦難を乗り越えるものです(偏見)

いわば親が子に与えた試練、いえ神様が人間に与えた試練、つまり成長の機会です(偏見)。

ここで私が手を差し出してしまっては、その機会を奪ってしまうことになります。

それはいけません。

私はスピードワゴンのようにクールに去ります。















女の子「あ、豆腐があった。近くに納豆もあるかも」















思わず足を止めました。

「この子すごい……。頭良い……」と思いました。

豆腐 → 大豆から作られるもの → 納豆も大豆から作られる → 近くにあるかも

豆腐を見つけた少女の頭の中では、きっとこんな風に連想されていったのではないかと思います。

豆腐と納豆が同じ大豆から作られるという知識があるだけでなく、そこから思考して行動する知恵まで身に付いています。

まだ小学生なのにすごい、と感心してしまいました。

感動といっても良いです。

思いがけない感心感動体験をした私は、仲良し姉弟に声をかけ、納豆売り場まで連れて行きました。

その後、女の子はしっかりと頭を下げてお礼を述べてきます。

頭が良いだけでなく、とても礼儀正しい子です。

男の子も姉を見習って小声ながらお礼を述べてきました。

それから二人は、また仲良く並んで納豆を選び始めます。

むしろ私の方がお礼を言いたくなる素晴らしい出会いでした。

私は結婚もしていませんし、育児経験もありません。

しかしどうやったらこんな子に育つのか、とても気になりました。

どうかこの子たちが幸せな人生を歩むことができますように、と祈りを捧げます。

モーメン。


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とても楽しい公演からしばらく経ちました。

そんなある日、演劇ユニット+'S(プラスエス)様からメールが届きました。

メールを開いて読むとそれは、公演に来てくださったお客様に記入をお願いしていた会場アンケートをまとめたものでした。

拙作『かつての神童』に関するご意見・ご感想です。

作品を観ていただいただけでなく、ご意見ご感想までいただけるなんて……。

本当にありがとうございます。

さて、素人の私が書いた『かつての神童』の評価は……。



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役者さんが脚本・演出を担当した演目『寄憶』が終わり、会場は拍手に包まれました。

テーマ『オカルト』にピッタリの不思議で不気味なお話でした。

会場は照明が落とされて暗くなります。

その間に舞台のセットが片づけられます。

それから私が書いた脚本『かつての神童』が上演されました。

私が考えた登場人物を役者さんが演じ、私が考えた台詞を話し、私が考えた物語が進行していきます。

次にどんな台詞を話すか、どんな展開になるか、どんな結末を迎えるのか、全て知っています。

私が書いたのですから当然です。

しかし、早く先を見たくて仕方ありませんでした。

役者さんがどんな表情を見せるのか、どんな口調で話すのか、どんな動きを見せるのか、気になって仕方ありません。

観ているだけで楽しくて、嬉しくて、おもしろくて、気分が高揚していきます。

前回は脚本原案(小説)、今回は脚本、それぞれ提供して舞台化していただいています。

それらの演劇を観て思ったことは、小説執筆は個人作業で、脚本執筆は共同作業ということです。

私は小説も脚本もパソコンを使って文字を打ち込んで書いています。

そして始めから終りまで書き上げます。

小説は書きあげたらそこで完成だと思います。
※あくまで個人的意見です。その後も色々ありますが、ひとまず完成、程度に思ってください。

しかし脚本は違います。

書き上げた脚本は役者さんの手に渡り、稽古を重ねて台詞や流れを覚え、演出を加えていきます。

また、芝居を盛り上げるための音響や照明を担当される裏方さんも欠かせない存在です。

そして舞台で観客に披露し、そこで初めて完成だと思います。
※あくまで個人的意見です。演劇知識ほぼ皆無の素人意見です。

舞台上で最後の台詞が役者さんの口から発せられました。

そこでようやく――『かつての神童』は完成したのです。

短いような長いような、とても素晴らしい時間を過ごすことができました。

本当にありがとうございます。

すみません、まだ続きます。


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完成した脚本を演劇ユニット+'S様に提出後、しばらくしてからお返事をいただきました。

「気に入りました。好きな作品です」(ほぼ原文まま)

無事に夏公演の脚本として認めていただきました。

脚本の書き方や展開で色々と言われましたが、形にはなっているようでホッとしました。

同時に、ありがたいですし、嬉しかったです。

自分が書いたものを人に読んでもらえるだけでもありがたいですし嬉しいです。

それどころか、作品を褒めてもらえるなんて……。

それから演劇ユニット+'S様や他の役者さんは夏公演に向けて稽古を始めました。

私も『かつての神童』の演出を担当される役者さんとメールで色々と話し合います。

といっても、稽古場には一度もお邪魔することはなかったです。

もし機会があれば、練習風景も拝見したいなと思っています。

そして本番――公演当日を迎えました。

私が行った日は、用意されていた席全てに人が座っていました。

ざっと数えて15人~20人はいたと思います。

多いのか少ないのか分かりませんが、全員にお礼を言いたくなりました。

続きます。


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夏真っ盛りの8月ということで『オカルト』がテーマの企画公演でした。

しかし、+'S様から「『オカルト』がテーマの作品を書いてくれ」とは頼まれていません。

それどころか、書きたいことを自由に書いて良いと言われました。

ありがたいことです。

その言葉通り、私は自分が書きたいことを好きなように書かせていただきました。

拙作『かつての神童』は、最初に題名を決めました。

なんとなく、『かつての神童』という題名でお話を書いてみたいと思い浮かんだのです。

これは、私が小説を書く時によくやる書き方の一つです。

最初に題名を決めて、その題名から連想できるストーリーや登場人物を考えます。

そして頭の中で少しずつ想像をふくらませていき、物語の始め(起)と終り(結)を考えていきます。

それから登場人物を動かしたり場面を思い浮かべたりして、物語の展開(承転)を決めます。

始めから終りまでの流れが決まったら書き始めます。

あとは書きながら分かりにくいところを修正したり余分なところを削ったりして完成させます。

演劇脚本を書くのは初めてでした。

それでも小説を書いている時と同じ感覚になりました。

この場面を書きたい、登場人物にこの台詞を言わせたい、この文章表現を使いたい、など次々に言葉があふれてくるのです。

それがもう、おもしろくて、楽しくて、書いている間ずっと気持ちが昂っていました。

マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用を『ランナーズハイ』と言います。

それならば、長時間執筆を続けると気分が高揚してくる作用を『ライターズハイ』と言うのでしょうか。

もちろん、最初から最後まで難なく書けたわけではありません。

良い表現が思い浮かばなかったり展開が雑だと感じたり、執筆が止まることは何度もありました。

何行も書いた文章を一気に消したり、一文字も書けない日があったり、辛いこともありました。

それでも楽しくておもしろいという喜びがあるから完成させることができました。

続きます。


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こんばんは、threeです。

気がつけば公演告知記事を掲載し、その公演が終わってから時間が経ちすぎていました。

多くの方々にお祝い応援コメントを頂いたにも関わらず、すっかりブログ更新をサボってしまい申し訳ありません。

2017年8/11(金)~8/13(日)、演劇ユニット+’S(プラスエス)様の企画公演が無事に開催されました。

私も一般の方に混じって観てきましたが、とても楽しい公演でした(・∀・)

演劇の舞台を見たことは両手で数える程度です。

また、これまで演劇脚本の執筆経験もありません。※

そんな知識も経験もない素人の私が書いたお話に、+'S(プラスエス)様が演出をつけ、舞台の上で役者さんが演じてくださいました。

大事に作ってくださってありがとうございます。

本当にありがとうございます。

別の記事に続きます。


※「これまで演劇脚本の執筆経験もありません」について

今年5月に行われた+'S(プラスエス)様の公演にも私が書いたお話を提供しています。

ただし、『脚本』ではなく『脚本原案』という形です。

私が大学生の頃の書いた小説を提供し、それを+'S様が脚本に書き直し、舞台で演劇にしたのです。

過去の記事で「脚本を書かせていただいた」と嘘をついて申し訳ありません。



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こんにちは、threeです。

この度、川住河住(カワズミカズミ)という筆名で演劇脚本を書かせていただきました。

舞台の日程については、以下の通りとなっております。


演劇ユニット+’S企画公演vol.1

『円、塩、縁(えん×3)』

~3つの’えん’で皆様と我々を繋ぎます~ 3人芝居2本立て。

今回の内容はオカルトとなっております。

①『寄憶』 作・演出:萩上恭行

②『かつての神童』 作:川住河住 演出:大久保寛則

出演 大久保 寛則(+’S)

   住矢 晃大(+’S)

  萩上 恭行

会場 東中野バニラスタジオ (JR東中野駅東口より徒歩10分)

日程 8/11(金) 15:00~/19:00~    

   8/12(土) 15:00~/19:00~    

   8/13(日) 14:00~   

※開場は開演の30分前

料金 前売・当日共2000円(8/11(金)15:00~のみ初回割1000円)

※詳細は演劇ユニット+’S様(@pluseees )Twitterアカウントでも公開しております。



もし興味を持っていただけましたら、ぜひお越しください。

宜しくお願いします<(_ _)>


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『風にもまけず粗茶一服』 松村栄子 ポプラ文庫ピュアフル



弓の道、剣の道と交わる茶の道って、何――?

弓道、剣道、茶道を伝える坂東巴流の家元Jr.友衛遊馬、19歳。

弱小流派を継ぐのを厭って家出中の身ながら、ようやく茶の湯に目覚めた――。

かと思いきや、なぜか比叡山の〈天鏡院〉で修行中!?

一方、弟行馬を巻き込んだ宗家巴流の跡継騒動。

お目付け役カンナの結婚話にも新たな展開が……。

めっぽう面白くてじんわり泣ける大傑作青春娯楽小説。

曲者ぞろいの茶人たちに翻弄されつつ成長する弱小家元Jr.の奮闘を痛快に描いた。

大傑作青春エンタテイメント、第2弾!



本『雨にも負けず粗茶一服』の続編。

前作が「茶道」を重点に描いていたけれど、本作は主人公や周囲の人の「人間模様」を描いている。

しかし、礼儀知らずで自由奔放な主人公は健在。

恋も茶道も人助けも縁だね。

まだ続きそうな終わりだったけど、続編は出るのかな。


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ロウきゅーぶ!』 著・蒼山サグ 絵・てぃんくる



少女はスポコン! コーチはロリコン!?

第15回電撃小説大賞<銀賞>受賞作!

バスケットボールをするために高校入学後、部長のロリコン疑惑で一年間休部!?

部活動ができなくなった主人公・長谷川昴。

ただでさえ小学生の話題はタブーなのに……。

気づけばなぜか小学校女子バスケ部コーチに就任って!?

「ん? ぱんつなら心配ないよ、ほらっ」

「やっぱりっ、でか女なんだわたしっ!」

「おにーちゃんの背中が気に入りました」

「あの、そ、そろそろご指導の方を──」

「いろいろ面白くなってきたわね、ふふ」

個性的な少女たち五人の猛烈アピールに振り回されっぱなし。

それぞれの想いを守るため昴はついに男を魅せる!

小学生の女子だって悩みは多いのです。

そんな彼女たちに翻弄されまくりなさわやかローリング・スポコメディ!



先に謝ります。

表紙だけで「うわぁ……」と思ってしまって申し訳ありません。

ロリコンさんいらっしゃーい!な萌え小説かと思っていました。

しかし実際に読んでみると、熱いスポ根小説でした。

各キャラそれぞれに個性や役割を与え、それを物語の中でしっかり描写しています。

細かく丁寧な文章と可愛らしい挿絵が合わさってキャラの魅力がより正確に伝わってきます。

それはバスケットボールのポジションやプレイスタイルにも活かされている。

キャラが可愛いだけの萌え小説ではありません。

スポ根物としてもおもしろいです。

男子バスケ部と練習場所を賭けた試合(負けたら女子は使用禁止)というスポ根物の定番な展開は、小学生らしくて良いですね。

勝たなければいけない理由や少女たち5人の出会いや想いも絡めて描写されています。

試合に向けての練習シーンも良いです。

下手に書くと説明臭くて冗長になってしまいますが、バスケが分からない人にも伝わるように書かれています。

クライマックスの試合シーンは特に素晴らしいです。

緊迫感あり、スピード感あり、戦略性あり、笑いあり、涙あり、敵味方共に活躍します。

ラストシュートが漫画『スラムダンク』の湘北対山王戦と同じでは、と思いましたが、オマージュでしょうか。

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