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本『放課後の嘘つきたち』 酒井田寛太郎

本『放課後の嘘つきたち』 酒井田寛太郎



英印高校ボクシング部の寡黙なエース・蔵元修。

幼馴染で同級生の白瀬麻琴に誘われ、部活同士のトラブル解決を担う部活連絡会を手伝うことに。

カンニング疑惑のある演劇部を探る修は、皮肉屋の部長・御堂慎司が黒幕だと推理するが……。

陸上部の幽霊騒動や映画研究会の不可解な作品改竄など。

よく知るはずの放課後に潜む仄暗い謎と、その謎が呼び起こす修たち自身の噓。

高校生たちの成長と再生を綴る青春ミステリ連作集







起きる事件は、高校生らしいものが多いです。

しかし、どの事件の読後感もほろ苦いを通り越して苦いです。

青春ミステリに甘酸っぱさを期待する人にはオススメしづらいですが、トリックや解決に関してはなかなか納得のいく出来でした。

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