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少しイカレてるくらいがちょうどいい
前回のあらすじ

きゃぴる~ん☆

昔話『あの日見た花の名前を私達は忘れない』

無事に先輩のお家にたどり着きました。

しかし着いた途端に無事ではなくなりました。














先「今日は帰さないぞ☆」

私「……」













玄関のカギは閉められました。

そのうえチェーンまでかけるという厳重さです。

「今日は帰さないぞ☆」ではなく「今日は帰さないから覚悟しとけよ」の間違いだと思います。

それは先輩の目だけ笑っていない笑顔が伝えてくれます。

私「あの……」

先「なに?」

私「いえ、何でもないです」

先「変なみりんちゃん」

答えを聞くのは簡単ですが、ここで答えを聞いてしまってはダメな気がしました。















まあ怖くて聞けなかっただけなんですけどね(´;ω;`)コワイヨー












私と先輩は机を挟んで向かい合って座りました。

先輩は何も話そうとしません。

私は怖くて何も話せそうにありません。

しかしこのまま何も話さないでいるのは時間を無駄にするだけです。

私は思いきって口を開きました。

私「お姉さま。キッチンからいい匂いがします」

先「うん。夕飯にハヤシライスを作ったから」

私「そうなんですか。お姉さまは本当にお料理が得意ですよね」

先「ありがと。あとで食べる?」

私「はい。いただきます」

私は愛想笑いを崩すことなく話し続けます。

先輩も目だけ笑っていない笑顔を浮かべ続けます。

愛想笑いをつくるのは苦痛ではないのですが、この無駄な時間を過ごすことは少しばかり苦痛になってきました。

私は先輩が呼び出した理由を言葉にして言ってみました。















私「私が友人を友達と思っていない理由を知りたいんですか?」















先「うん……」














先輩の笑顔が悲しみの色を帯びます。

私の愛想笑いは何も変わりません。

そして私はゆっくりと語り始めました。

私が友人のことを友達と思っていない理由を――。

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