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少しイカレてるくらいがちょうどいい
前回のあらすじ

友達に助けを求められた私(three)

報酬を要求するかわりに助けてあげる。

それがきっかけで友達の恋人と仲良くなる。

彼女は、私のことをすーくんと呼ぶ。

名前にまったく関係ないけれど。

私は、彼女のことをきーちゃんと呼ぶ。

名前にまったく関係ないけれど。



きーちゃんと出会ってから数日が経ちました。

私は、友達とその彼女きーちゃんといっしょに話す機会が増えました。

ある日、私たちはファストフード店でゆっくりしていました。

そんな時、突然彼女は言いました。

き「すーくんは、不真面目な人だと思う」

す「……」

友「……」

それまで私のことなんて話題にもあがっていなかったというのに何を言っているのでしょうこの子は。

きーちゃんの顔色を見ても何も分かりません。

ただ黙って美味しそうにチーズバーガーを食べています。

私は友のポテトを勝手につまみました。

友は私の手を叩きました。

友「こいつは真面目だよ? 他のやつらが講義だるいっつって休むのに、こいつだけは受けるよ」

す「嫌々だけどね」

それを聞いたきーちゃんは、首を横に振りました。

き「そういうことじゃないよ。すーくんはねー」
















「生きることに不真面目だと思うー」

















す「きーちゃん」

き「ん。なに、すーくん?」

す「きーちゃんはすごいね」

き「よく分かんないけど、ありがとう?」

きーちゃん。

君は最高です。

私たちは、それほど多く言葉を交わしたわけではありません。

それなのに、どうしてそこまで私の本質を見透かしてくるのでしょう。

私の知り合いのイカレたバーテンダーならこう言うでしょう。

「きーちゃん。君は俺と同じ才能を持っている」

私の親友二人ならこう言うでしょう。

「あはは。あんたすっげーおもしれーよ」

そして私ならこう言うでしょう。













「イカレてるよね」












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