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前回のあらすじ

イカレてる子が大好きなすーくん。

恋人を本当に愛しているのか分からない友くん。

友くんのことが大好きなきーちゃん。

きーちゃんと出会ってからそれなりの時間が流れました。

彼女と出会えて本当によかったと思います。

彼女と会って話をする時は、大抵彼氏の友がいっしょにいます。

でも最近は、きーちゃんと私の二人で会うことも多くなりました。

私から誘うときもありますし、彼女から誘うときもあります。

近くのファストフード店で笑い声をあげる私たちのことを、他の人が見たら恋人同士だと勘違いするかもしれません。

しかし私たちは恋人同士になれません。

だってきーちゃんは、友のことを愛しすぎているのですから。

私のことは友達としか思ってくれません。

どこまでいっても私は、友達のすーくん、なのです。













まあ、それであきらめる私ではないのですけれど。












計画を実行しよう。

そう考えたときに私は、昔の友達を思い出しました。

壮絶な修羅場を展開し、最後には別れてしまった恋人たち。

あの時は本当に悪いことをしたと思っています。

ごめんなさい。

本当にごめんなさい。















私は、同じ過ちを繰り返そうとしています。


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[3回]