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本『別冊図書館戦争Ⅰ』

『別冊図書館戦争Ⅰ』 アスキー・メディアワークス

著者:有川浩

イラスト:徒花スクモ

 

先に注意書きとして書いておきます。

本『別冊図書館戦争Ⅰ』はベタ甘です。

ベタ甘な恋愛が好きな方やエピローグを読んで笠原郁と堂上篤があんなことになった経緯が知りたい方はお読み下さい。

ベタ甘が駄目な方は逃げてください。

これは著者があとがきでも書いていることです<(_ _)>


公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律として 「メディア良化法」 が成立・施行された現代。

強権的かつ超法規的な「メディア良化委員会」とその実行組織「良化特務機関」の言論弾圧が行われていた。

それらに唯一対抗できる存在——図書館。

図書館は「図書館法」を根拠に独自の防衛組織・図書隊を設立した。

武装した図書隊は、良化機関との永きに渡る抗争に突入することになる。

全ては図書館の自由を守るために!


基地の近くの指定病院に転院してきた堂上を見舞いにやってきた小牧、手塚、柴崎の三人。

堂上がいる部屋に着いたとき、すでにそこには笠原郁がいた。

郁は堂上と付き合い始めてからというものちょくちょく顔を見せていた。

三人はなかなか入ろうとせず、そっとドアを細く開けて中の様子を窺っていると郁はリンゴの皮を剥いていた。

それを聞いた柴崎は愕然とした声をあげる。

それもそのはず、郁には丸ごとのリンゴを剥く技能がないのだから……。

それから数ヶ月してリハビリを終えた堂上が図書隊に復帰した。

だが、相変わらず図書館では様々な問題が起こっていた。

小牧の恋人・中澤毬恵がゴミ箱で見つけた本についているバーコードシールから本の窃盗が行われていることが判明。

さらに図書館内に泥酔した中年男性が入り浸るようになった。

また、宅配物から催涙弾が炸裂し、館内中に白い催涙ガスが充満。

極めつけはイカレたヤク中の男が人質を取って館内に立てこもる!

そして郁と堂上の関係にも色々なことが起こった。

元旦に堂上の妹からの悪戯電話で彼の実家へご挨拶が決定。

堂上の恋人として初めて迎えるバレンタインデー。

そして初めて二人で外泊することにもなった。

図書館と二人の恋の行方はどうなるのか——。

【関連リンク】

本『図書館戦争』 第一弾

本『図書館内乱』 第二弾

本『図書館危機』 第三弾

本『図書館革命』 第四弾 本編完結!

本『別冊図書館戦争Ⅰ』 外伝

本『別冊図書館戦争Ⅱ』 外伝

本『阪急電車』

本『植物図鑑』


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