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本『阪急電車』 有川浩

『阪急電車』 有川浩 幻冬舎文庫



この物語は、阪急電車各線の中でも全国的知名度が低いであろう今津線を主人公とした物語である。

隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった。

復讐を終えた女性は、真っ白なドレスを着て電車に乗った。

息子夫婦から孫を預けられた老婆は、これからドッグパークに向かう。

同棲のために家を探そうと電車に乗った男女は、車内で喧嘩を始めてしまう。

社会人の彼氏と付き合う女子高校生は、大声でアホな彼氏のことを話す。

偶然見かけたその女の子は、自分と同じ大学に通っている人だった。

片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。

乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望に満ちた物語が紡がれる。

恋の別れ、別れの兆し、新たな出会い、途中下車――。

人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。

ほっこり胸キュンの傑作長編小説。

解説は故・児玉清さんです。

【関連リンク】

本『図書館戦争』 第一弾

本『図書館内乱』 第二弾

本『図書館危機』 第三弾

本『図書館革命』 第四弾 本編完結!

本『別冊図書館戦争Ⅰ』 外伝

本『別冊図書館戦争Ⅱ』 外伝

本『阪急電車』

本『植物図鑑』


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阪急電車の今津線を主人公とした物語。

恋の始まり、恋の終わり、復讐を遂げた人、友情の芽生えなど様々なドラマが起こる。

軽く読めるけど読みごたえがある。

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