Date:2011/04/26 23:19
前回のあらすじ
姉(偽)からもらったケータイ電話。
あんなに大事にしてたのに、壊れて出ない音があるー。
どーしよ。
どーしよ。
姉(偽)からもらったケータイ電話。
あんなに大事にしてたのに、壊れて出ない音があるー。
どーしよ。
どーしよ。
私「壊れちゃったー♪」
姉「もう、弟は昼も夜も暴れん棒なんだから~♪」
「ぼうの字がおかしいぞ」というツッコミは読者さんにお任せします。
私はもらったばかりの携帯電話を破壊しました。
スライド式じゃなくて折りたたみ式だから、逆折りするだけで簡単に壊れてくれました。
この時の私の心境は登山家と似ています。
そこに山があるから登る登山家。
そこに携帯電話があるから破壊するイカレた私。
ごめんなさい、登山家の人に失礼ですね……(´∀`;)
私は壊した携帯電話の裏面にあるフタを開けました。
しかしデータカードも電池パックも入っていませんでした。
私「データカードは?」
女「こっち」
女は、テーブルの下に隠していた右手を見せました。
やっぱりそうでした。
このドS女がそう簡単に携帯電話を渡すわけがないのです。
女「よくわかったねー」
私「人を信用しないダメ人間だから」
女「ふーん」
どうでもよさそうに返事をして、彼女は電池パックとデータカードを弄び始めます。
どうしようかなー。
このまま帰ってもいいんだけど、私の電話番号とメールアドレスを知られちゃってるからなー。
機種変更したばかりだから買い換えるわけにもいかないしなー。
困ったなー。
そう思っていたら、私の前に電池パックとデータカードと734円を渡してきました。
私「どういうこと?」
女「……ごめんね」
彼女は謝罪の言葉を述べてから泣き始めました。
私(ドS女の目にも涙?)
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