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映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」 

映画 「シュガー&スパイス 風味絶佳」



原作:本『風味絶佳』 山田詠美 文藝春秋

監督:中江功

出演:柳楽優弥 沢尻エリカ 夏木マリ

   大泉洋 チェン・ボーリン 高岡蒼甫 他

主題歌:「LYLA」 OASIS

在日米軍の横田基地がある東京・福生市が舞台。

ガスステイションで働く主人公・山下志郎(柳楽優弥)。

彼には七十歳になる祖母・不二子(夏木マリ)がいて、彼女のことをグランマと呼ぶように本人から強制されていた。

と言うのも、彼女は福生にある横田基地近くでアメリカ人相手にバーを営んでいて、アメリカに一度も行ったことがないのにかなりのアメリカかぶれだからだ。

志郎は子どもの頃から、彼女から徹底的なジェントルマン教育を受けた。

そのせいで女の子には、いつ何時でも優しくなければいけないと思っている。

重い荷物は女に持たせず自分で持つ。

ドアは先に開けて押さえておき、女を先に通す。

祖母から叩き込まれた女との接し方を実践してきた彼の恋は、成功と失敗の両方。

そんな彼が今までしてきた恋は本当の恋ではなかった。

ある日、彼のアルバイト先に年上の女性・渡辺乃理子(沢尻エリカ)がやって来る。

彼女は元カレに裏切られ、軽い男性不信に陥っていた。

渡辺乃理子は志郎と出会い、元カレにはなかった「優しさ」を持つ彼に徐々に惹かれ始める。

「女の子はねシュガー&スパイス」

「優しいだけじゃ駄目なんだよ」

原作もおすすめ(・∀・)b

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一緒に帰るシーンやキスシーンや富士山を見に行くなど素敵なシーンがたくさんあります。

そして終盤、志郎が十九歳になったら一緒に暮らそうと乃理子は言いました。

しかし乃理子の元彼が現われ、志郎の前から姿を消します。

志郎は自転車に乗って二人を追いかけますが、途中で転び、金網を掴んで叫びます。

不二子(夏木マリ)のバーに行き、フラレたことを報告します。

笑うグランマに色々と暴言を吐きます。

それをグランマの恋人である外国人が腹を殴って止める。

それから志郎がグランマに対しての誤解を解いて外国人は店を出る。

志郎は、よろけながらも起きあがる。

不二子は、キャラメルの箱を投げてよこす。

志郎は、箱に書かれた文字を読む。

滋養豊富 風味絶佳


場面は替わってバス停。

今にも発車しそうなバスに乗り込む志郎。

席に座るとすぐに眠りについてしまう。

バスに揺られてポケットから森永ミルクキャラメルの箱が落ちてしまう。

それに気づかず眠る志郎を見ていた一番後ろの席で座っていた女性が歩み寄って、箱から飛び出したミルクキャラメルをしまって彼を起こす。

起きた志郎は、慌てて立ち上がってお礼を言う。

ちょうどその時、大きな揺れが起こり、小さな悲鳴を上げてよろける。

それを志郎が受け止めて、二人は見つめ合う。

「もうすぐ僕は十九になる」と柳楽優弥のナレーションが入り、エンディングが流れ始める。

確かこんな感じの終わりでした。

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