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絵本『ふしぎメッセンジャーQ 人形は月夜にほほえむ』 斉藤洋・作 下平よーすけ・絵

絵本『ふしぎメッセンジャーQ 人形は月夜にほほえむ』 斉藤洋・作 下平よーすけ・絵 ポプラ社

メッセンジャーQ、今回の依頼は……。

「さんばしに人形をとどけるのよ」

「OK 今度もまかせてよ」

満月の夜、出かけていった勇がみたものは……?



奥月勇(おくづきゆう)、小学生。

ふだんは、高校生あいてに、ツカイッパのアルバイトをしている。

女子高生からメールアドレスを聞いてくるとか、かよっている学校を調べるとか、そういうしごとだ。

小学生のこづかいかせぎとしては、なかなかいいアルバイトだ。

今年の四月、ある高校生にたのまれて、日向K子のうちに<不法侵入>したところ、彼女につかまってしまう。

それから半分おどかされて、ぼくがやっているアルバイトをK子とふたりで、もっと手びろくやることになったのだ。

しごとの役割分担は、K子がクライアントとの交渉で、じっさいのしごとはぼくがする。

さて、今回の依頼内容は……。

期日に届けなければいけない荷物を依頼人に代わって届けるというもの。

依頼人は病気で入院することになってしまったかららしい。

なぜ、ふつうの業者にたのまないでメッセンジャーQに頼んだのだろう。

しかし勇は気にしない。

仕事や依頼人に「なぜ」と思わない方がいいからだ。

世の中には知らなくてもいいことがたくさんある。

期日は、夜明け前の午前四時六分。

場所は、東京湾のフェリーのり場近くのさんばし。

そこにだれかがやってくるらしく、その人に荷物を渡せば依頼完了らしい。

荷物の中身は綺麗な人形。

だがその人形には秘密があり、目を離したすきに衣装が変わっていることが……。

勇は驚きながらも東京湾のフェリーのり場近くのさんばしにやってくる。

すると思いもよらぬ人がやってきた……。

メッセンジャーQシリーズ第三弾!


1、2巻よりもホラーチックなお話になっていました。

人形が勝手に動き出し、勝手に話し出し、やってきた人に連れられて帰っていきます。

その付近の絵は、小さい子にとってはトラウマになりかねません。

それにしてもメッセンジャーQの恵子が仕事しません。

クライアントから依頼を受け取るだけでは、あまりにも仕事しなさすぎ、依頼料もらいすぎです。

恵子がいなくても勇だけで十分やっていけます。

彼女の特技だという剣道が活かされる機会はあるのでしょうか。

【関連リンク】

本『ふしぎメッセンジャーQ ぼくのあぶないアルバイト』 

本『ふしぎメッセンジャーQ 思い出はブラックボックスに』

本『ふしぎメッセンジャーQ 人形は月夜にほほえむ』

本『ふしぎメッセンジャーQ かえってくるゆうれい画』


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