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漫画『マスカラ ブルース』 咲坂伊緒

漫画『マスカラ ブルース』 咲坂伊緒 集英社



【マスカラ ブルース】

恋をすると、どうしてその人がキラキラして見えるんだろう……。

キラキラしてる。

キラキラキラキラ。

けれど、告白してOKされた途端に消えてしまう。

それは相手への想いも冷めてしまう。

2年になって同じクラスになった池内秋也は、私(小橋麦乃)の良き恋の相談相手。

私の好きなタイプではないから、すごく仲の良い男友達として続いている。

そんな麦乃が少しずつ秋也を意識してしまう。

けれどまたキラキラが消えてしまったらと思うと、なかなか気持ちを伝えられずにいた。

【ロマンスの輪郭】

高校に入ってまだ間もなかった頃、バス停に向かって急いでいた。

だが急ぎすぎて転んでしまい、荷物をばら撒いてしまう。

それを拾ってくれた男子生徒がいた。

逆光で顔が見えづらかったけれど、首すじのホクロが印象的な人だった。

その優しい彼が、同じクラスの高須賀くんかもしれないと思ったのは最近になってのことだ。

けれど高須賀くんはいつも仏頂面で話しかけづらくて……。

【私が私であるために―長い夢―】

私はまだ夢の中にいるみたい。

いつになったら目が覚めるんだろう――。

訳あって一人暮らしをしている高校生のひかる。

ある日、美容師の眞島瑛士にカットモデルをしてくれないかと声をかけられる。

そのことを友人に話すと、美容師の人は遊び人が多いから気をつけた方がいいと言われる。

それを聞いていたクラスメイトは「それ以前の問題じゃん」と陰口を言っていた。

それからカットモデルの依頼を受けてみて、眞島が良い人で優しい人だということを知る。

次第に彼に惹かれていくが、ひかるは心と体にある問題を抱えていた。

【関連リンク】

漫画『マスカラ・ブルース』 

漫画『アオハライド』 

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性同一性障害をテーマにした漫画は初めて読みました。

周りの人の反応や自分の性に関する悩みなど細かなところまで描かれていました。

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