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漫画『好きって言わせる方法』　永田正美　集英社



【好きって言わせる方法】

西崎奈乃花　１６歳

人生の目標は「最高の男」をゲットして幸せになること！！

努力は決して惜しまない。

だけどあたしの努力に見合う男はいまだ現れない。

あたしを幸せにしてくれる将来有望な男。

そんなある日、電車でおばあちゃんに席を譲る男を見つけてときめいてしまう。

河合悠人　１７歳。

同じ高校の料理部の部長さん。

【愛情いっぽん！！】

力関係は子供の頃から変わらない。

いつか下剋上を果たさなくては。

Ｘデーがやってくるその前に。

お互い小１で道場入ってはや７年。

幼なじみの立花は、実力も成績も申し分ない柔道王子の佑二に惚れている。

そして俺、強は名前負けするくらい実力も成績もない。

そんな彼女が今度の大会で勝ったら告白すると言い出す。

【恋とスイッチバック】

小湊いずみ（１６）彼氏ができました。

ずっと片想いしてた隣のクラスの彼、山手哲くんにやっとの思いで告白できた。

いつもクールで落ちついてて、その辺の男子とは何か違ってる感じがいいなーって思ってた。

幸せすぎる。

そして初めてのデートをすることになり、私達は鉄道博物館へ。

まさか、まさか、山手くんは鉄道が大好きな鉄ちゃんだったのです。

それでも彼のことが好きないずみは、鉄道のことを勉強してどんどん知識を深めていく。

【ピンポンダッシュ・ガール】

一胡は昔からバカなんだ。

バカだけど好きすぎる。

一胡は中２になった今でも私のことを美海ちゃんと呼んでくる。

それがすごく嬉しいのに、昔からいつも気持ちとは裏腹の態度をとってしまう。

いつだって一胡のことで頭がいっぱいなのに。

そんなある日、卓球部に所属する彼のラケットが盗まれてしまう。

美海は盗んだ奴らの話を聞いて、なんとかラケットを見つけ出す。

けれど直接渡すのが恥ずかしいあまり、家の前に置いてピンポンダッシュしてしまう。

翌日、雨に濡れたせいで風邪気味だったが、彼の喜ぶ顔が見たくて学校へ行くと、クラスメイトがラケットを届けたと嘘をついていた。

そのクラスメイトも一胡のことが好きだったのだ。

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