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『博士の愛した数式』 小川洋子 新潮社

この本に出会って理系の道を進むことに決めました。

……なんて言ってみたいですね。



彼のことを、私と息子は博士と呼んだ。

そして博士は息子を、ルートと呼んだ。

息子の頭のてっぺんが、ルート記号のように平らだったからだ。

あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。


家政婦紹介組合から博士の元へ派遣されたのは、一九九二年の三月だった。

瀬戸内海に面した小さな町のその組合に登録された家政婦の中で私は一番若かったが、キャリアは既に十年を超えていた。

その間どんなタイプの雇い主ともうまくやってきたし、家事のプロとしての誇りを持っていた。

ある日、面接のために博士の家を訪れた。

応対してくれたのは上品な身なりの老婦人で、博士の義理の姉だった。

彼女は私に、仕事の説明と博士の記憶力が事故によって失われていることを話してくれた。

[ぼくの記憶は80分しかもたない]

博士の背広には、そう書かれた古びたメモが留められていた――。

記憶力を失ってしまった博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。

博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。

数字が博士の言葉だったのだ。

やがて私の十歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。

第55回読売文学賞受賞!!

第1回本屋大賞受賞!!

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とても残念です。

もっと早くにこの作品に出会いたかったです。

数字の持つ美しさや楽しさを知りたくなってしまいました。

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