忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



本『心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている』 神永学

『心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている』 神永学 角川書店



【開かずの間】

小沢晴香は、サークルの先輩に紹介されて『映画研究同好会』を訪れた。

訪問の目的は、彼女の友達である美樹を助けてほしいというもの。

美樹は友人と共に、大学のキャンパスの外れにある廃屋へ向かった。

その廃屋には幽霊が出るという噂があり、その噂の真偽を確認するために行ったのだ。

そこで彼らは見てしまった――本物の幽霊を。

美樹は、その時のショックで入院してしまったのだ。

そこで小沢晴香は彼女を助けるために、幽霊に詳しい男のもとを訪ねた。

それが『映画研究同好会』にいる斉藤八雲だったのだ。

しかし、彼はイカサマで人から金を巻き上げ、彼女にも依頼のために金を要求してくる、嫌な奴だった。

本当に調べてくれるのか疑問に思いながらも彼女は、斉藤にお願いする。

【トンネルの闇】

事故の発生率の高いトンネルがあった。

そこは毎年必ず一回は死亡事故が起きる。

今回の事件は、そのトンネルが舞台である。

合コンの帰り道、晴香はいけ好かない男の車に乗せられ、そのトンネルにやってきた。

トンネルに入り、出口にさしかかった時、車は急停車した。

男の顔がおびえたようになり、子どもを轢いてしまったと言った。

それをなかったことにしようとする男。

晴香は確認するために外に出た。

だがそこには死体など何もなかった。

ただ――誰かが走る足音、子どもの足、傷だらけの女性が見えたが、すぐに消えた。

翌日、彼女は八雲の隠れ家である『映画研究同好会』へ向かう。

【死者からの伝言】

晴香はその夜、寝つけなかった。

人の気配を感じて目を開けるが、誰もいない。

目を閉じようとした時、視界の隅にうごめく影が映った。

影の正体は、高校時代からの友人、詩織だった。

詩織は言った。

「逃げて」「お願い逃げて」

春香が詩織に触れようとした時、ごおぅ、と炎が巻きあがり、詩織の体を包み込んだ。

電気をつけて確認しても詩織の姿はない。

電話をかけてもつながらない。

しかし、詩織の身に何かあったということだけは分かる。

春香はすぐに、彼のもとを訪れることに決めた。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ blogram投票ボタン Twitterボタン






御都合主義だらけの作品、という感じがします。

ミステリーですから、ある程度の御都合主義は目を瞑ります。

しかし、これはやり過ぎだと思います。

「驚異のハイスピード・スピチュリアル・ミステリー」

というのが売りらしいですが、登場人物のためにストーリーが良いように進むのですから。

それはハイスピードになりますよ。

この作品の売りが何でしょう。

文章がうまいわけでもないです。

死者の魂を見ることができる、という設定もそれほど活かせていません。

登場人物にも大して魅力がないです。

それでも「八雲」シリーズとして続いているそうです。

アニメ化もしたらしいですね。

ミステリーとしては、トリックといえるトリックがないです。

オカルトものとしては、どこかで見たなあという感じでオリジナリティがありません。

私には、人気の理由がまったく分かりませんでした。

読みやすい、けれど、おもしろくはないです。

拍手[0回]

PR

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL