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本『今出川ルヴォワール』 円居挽

『今出川ルヴォワール』 円居挽 講談社文庫



彼の決意、彼女の親愛。

いくら心がすれ違っても、この手だけは絶対に離さない。

京都・大怨寺の僧侶が転落死した。

殺人容疑をかけられたのはその場に居合わせた御堂達也。

嫌疑を晴らすため、彼の母校、越天学園に向かった瓶賀流。

そこで出会ったのは達也の死んだ母親と瓜二つの女性だった。

三十年前に起きた悲劇と私的裁判・双龍会が繋がるとき、過去の呪縛から解放されるのは、誰だ。

過去に囚われ続けるアイツ。

憐憫で隣に居続けるあの人。

自分のもう半分が幸せなら、それが自分の幸せになる。

もどかしい二人の行く末は。

ルヴォワールシリーズ第3弾

つづきはネタバレ注意






京都・大怨寺の僧侶が転落死した。

殺人容疑をかけられたのはその場に居合わせた御堂達也。

嫌疑を晴らすため、彼の母校に向かった瓶賀流は達也の死んだ母と瓜二つの女性と出会う。

1巻の丸太町ルヴォワールが気に入ったので読んでいるものの、2巻があんまりだなぁと思っていたら3巻もちょっと合わなかったなぁ。

京都を舞台に怪しげな団体やイベントがたくさん出てきて良いんだけど展開や描写が雑?

今作では漫画『カイジ』『嘘喰い』に出てくるようなオリジナル賭博が出てくる。

そのルールはシンプルでわかりやすくて良かったんだけど、途中の描写が間違っているような気がする。

あとはルールを把握したと思ったら新ルールがいつの間にか出ていたり、読み飛ばしていないはずなのに……。

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