Date:2013/03/17 02:39
色々と衝撃的な面接でした……。
「今の若者は挫折した経験がないからダメだ」
そんなことを大真面目に語るおっさんと関わってしまいました。
しかも一対一で、周りには誰もいません。
その日私は、とある企業の会議室で会ったばかりのおっさんに売り込んでいました。
得意の愛想笑いを浮かべて自分のことを雄弁に語ります。
それからおっさんに質問をされます。
それに対しても得意の愛想笑いを浮かべて答えます。
またおっさんから質問があります。
同じように答えます。
質問です。
答えです。
急におっさんからの質問がなくなりました。
新しい質問を考えているのだと思い、私は黙って待ちます。
しかし次におっさんが口を開いた時、質問ではなく否定の言葉が飛び出してきました。
「今の若者は挫折した経験がないからダメだ」
おっさんの言葉に対して何と答えたら良いのか、そもそも返答すべきなのか、悩みました。
面接で挫折した経験について聞かれることはよくあります。
今までに読んだ就職に関する本でも書かれていました。
挫折した経験から何を学んだのかを答えるのが決まった形です。
しかし今回の場合は、質問というよりも一方的なおっさんの考えを伝えられただけですよね。
色々悩んでいると、おっさんは追い討ちをかけるように口を開きます。
「君、挫折した経験ないでしょ? ダメな人生送ってるでしょ?」
人生を否定されていました。
会ったばかりで私のことを少しも知らないおっさんに人生を否定されてしまいました。
確かに私はダメな人間ですし、ダメな人生を送っていると思います。
しかし会ったばかりのおっさんに否定される筋合いはありません。
もしかして圧迫面接ですか?
何十回と面接を受けてきましたから、そのうちの何回かは圧迫面接でしたよ。
露骨な嫌味を言ってくる人もいましたし、声を荒げて喚き散らす人もいました。
学生のストレス耐性を見るためという理由で実施しているそうですが、学生からしたら迷惑でしかありません。
それでも「圧迫面接は迷惑です」と言えないので、ここは黙っておきましょう。
しかし挫折した経験がないというのは否定しておきます。
それからしばらくの間、おっさんによる説教が続きました。
面倒くさいので内容は割愛します。
「努力が足りない」とか「若者は甘えている」とか言っていたような気がします。
私が某宗教団体で遊んでいた時、そこの信者も似たようなことを言っていました。
人間は、加齢とともに説教臭くなる生き物なようです。
特に男は自尊心が強い人が多いのでなおさら厄介です。
そのうちおっさんが面接の終了を宣言しました。
前半は面接でしたが、後半はおっさんの独壇場だった気がします。
最後に、私はどうしても聞きたかったことをおっさんに尋ねました。
「あなたは今までに挫折した経験がありますか?」
おっさんは何も答えませんでした。
少ししてから「結果は一週間前後で合格の場合のみ連絡します」と言いました。
私は一礼してから会議室を後にしました。
「今の若者は挫折した経験がないからダメだ」
そんなことを大真面目に語るおっさんと関わってしまいました。
しかも一対一で、周りには誰もいません。
その日私は、とある企業の会議室で会ったばかりのおっさんに売り込んでいました。
得意の愛想笑いを浮かべて自分のことを雄弁に語ります。
それからおっさんに質問をされます。
それに対しても得意の愛想笑いを浮かべて答えます。
またおっさんから質問があります。
同じように答えます。
質問です。
答えです。
急におっさんからの質問がなくなりました。
新しい質問を考えているのだと思い、私は黙って待ちます。
しかし次におっさんが口を開いた時、質問ではなく否定の言葉が飛び出してきました。
「今の若者は挫折した経験がないからダメだ」
おっさんの言葉に対して何と答えたら良いのか、そもそも返答すべきなのか、悩みました。
面接で挫折した経験について聞かれることはよくあります。
今までに読んだ就職に関する本でも書かれていました。
挫折した経験から何を学んだのかを答えるのが決まった形です。
しかし今回の場合は、質問というよりも一方的なおっさんの考えを伝えられただけですよね。
色々悩んでいると、おっさんは追い討ちをかけるように口を開きます。
「君、挫折した経験ないでしょ? ダメな人生送ってるでしょ?」
人生を否定されていました。
会ったばかりで私のことを少しも知らないおっさんに人生を否定されてしまいました。
確かに私はダメな人間ですし、ダメな人生を送っていると思います。
しかし会ったばかりのおっさんに否定される筋合いはありません。
もしかして圧迫面接ですか?
何十回と面接を受けてきましたから、そのうちの何回かは圧迫面接でしたよ。
露骨な嫌味を言ってくる人もいましたし、声を荒げて喚き散らす人もいました。
学生のストレス耐性を見るためという理由で実施しているそうですが、学生からしたら迷惑でしかありません。
それでも「圧迫面接は迷惑です」と言えないので、ここは黙っておきましょう。
しかし挫折した経験がないというのは否定しておきます。
それからしばらくの間、おっさんによる説教が続きました。
面倒くさいので内容は割愛します。
「努力が足りない」とか「若者は甘えている」とか言っていたような気がします。
私が某宗教団体で遊んでいた時、そこの信者も似たようなことを言っていました。
人間は、加齢とともに説教臭くなる生き物なようです。
特に男は自尊心が強い人が多いのでなおさら厄介です。
そのうちおっさんが面接の終了を宣言しました。
前半は面接でしたが、後半はおっさんの独壇場だった気がします。
最後に、私はどうしても聞きたかったことをおっさんに尋ねました。
「あなたは今までに挫折した経験がありますか?」
おっさんは何も答えませんでした。
少ししてから「結果は一週間前後で合格の場合のみ連絡します」と言いました。
私は一礼してから会議室を後にしました。
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この記事に対するコメント
無題
圧迫面接としか思えないですねえ(汗)
というか、圧迫面接を行うような企業はしょせん、その程度の企業かな……とか個人的に思ったりします。
無題
やはりそうですよね(´∀`;)
圧迫面接の意図は理解しているんですが、どうしても面倒くさいなぁと感じてしまいます。