Date:2013/02/20 19:42
漫画『あのことぼくのいえ』 タアモ 小学館
【あのことぼくのいえ】
とある高校の学生寮。
ぼくはここのアイドルだ。
ぼくの名前は海と書いて「かい」
恋する2歳である。
今日あの子はどんな話をしたんだろうとか。
何を考えていたんだろうとか。
今日の散歩の当番は誰なんだろうとか。
毎日そんなことを考えてすごしている。
ちなみにぼくの家は男子寮と女子寮の間にあっていろんな人が通るので退屈はしない。
ぼくの散歩は男女交互に1週間交代制。
第1話:この言葉は魔法
いつも笑顔がすてきな「河島雅ちゃん」
彼女は、男子寮の藤田くんに言いたいことがあるのに言えない。
どうして人間は思っていることを素直に口に出せないのだろう。
第2話:ラブレター
僕は男があまり好きではない、今日の散歩当番は「中村」という男だった。
よってぼくはちょっぴり不機嫌だった。
散歩の途中、雨まで降ってきた。
雨宿りしていると、綺麗な女の人小西智恵がやってくる。
つい先日、飼い犬を亡くしたその人はぼくをギュッと抱きしめてくれた。
中村はその女の人にまた会おうと約束して、翌日は二人といっしょに散歩した。
それから女の人は、教育実習生として高校にやってきた。
中村はそれが運命だという。
人間はすぐそれ言うよね。
最終話:ぼくの手
あのこの名前は中田朝香ちゃん。
ぼくの好きな人だ。
ぼくはこの寮に最初からいたわけではないんだ。
ぼくは生まれた時足が悪くて、ちゃんと歩けなかった。
ぼくの飼い主さんはそんなぼくがとっても嫌だったみたい。
飼い主さんは、ぼくをこの寮の管理人さんにあずけた。
そこでぼくの面倒を見てくれたのが朝香ちゃん。
朝香ちゃんはぼくといっしょにお医者さんに行ったりリハビリをしてくれた。
朝香ちゃんは以前つき合っていた人を亡くしている。
これはぼくしか知らない秘密だ。
ある日の散歩道、クッキーちゃんの飼い主の藤原くんとすれ違う。
ぼくの最近の不安の種だ。
あいつといると朝香ちゃんの様子が変わる。
【こいうたばやし】
夢の中であたしは違う名前で呼ばれていた。
あたしの名前はペコちゃんといって、髪なんて夜みたいに真っ黒で。
とっても内気な性格であたしとは大違いだ。
ペコちゃんは男の子に話しかけられただけでも緊張してしまう。
だけどペコちゃんは、浅井くんという人は平気らしい。
そんなペコちゃんにも気になる人がいるみたいで。
栗色の髪をした眠そうな顔で自転車に乗っている男子学生。
ペコちゃんはお母さんと「左義長さん」について話していた。
お祭りの名前で、もうすぐそれがあるらしい。
ペコちゃんはある時から栗色の髪をした男子学生と話せるようになった。
そのまま左義長さんもいっしょに行けばいいと思っていた。
けれどその人はもうすぐ大阪に行ってしまいみたい。
それから目が覚めた私、久保麻衣は涙を流していた。
栗色の髪をした学生に想いを伝えられず、浅井くんの想いにも気づいてしまい、左義長にも行けなかったペコちゃん。
どうしてもペコちゃんがあの後どうなったのか気になる。
教室でそのことを話していると、どこからか左義長という言葉が聞こえた。
頭が良くていつもツンツンしている男子生徒の今井だった。
麻衣は今井といっしょに福井県勝山市の左義長祭りに向かうことに。
【あのことぼくのいえ】
とある高校の学生寮。
ぼくはここのアイドルだ。
ぼくの名前は海と書いて「かい」
恋する2歳である。
今日あの子はどんな話をしたんだろうとか。
何を考えていたんだろうとか。
今日の散歩の当番は誰なんだろうとか。
毎日そんなことを考えてすごしている。
ちなみにぼくの家は男子寮と女子寮の間にあっていろんな人が通るので退屈はしない。
ぼくの散歩は男女交互に1週間交代制。
第1話:この言葉は魔法
いつも笑顔がすてきな「河島雅ちゃん」
彼女は、男子寮の藤田くんに言いたいことがあるのに言えない。
どうして人間は思っていることを素直に口に出せないのだろう。
第2話:ラブレター
僕は男があまり好きではない、今日の散歩当番は「中村」という男だった。
よってぼくはちょっぴり不機嫌だった。
散歩の途中、雨まで降ってきた。
雨宿りしていると、綺麗な女の人小西智恵がやってくる。
つい先日、飼い犬を亡くしたその人はぼくをギュッと抱きしめてくれた。
中村はその女の人にまた会おうと約束して、翌日は二人といっしょに散歩した。
それから女の人は、教育実習生として高校にやってきた。
中村はそれが運命だという。
人間はすぐそれ言うよね。
最終話:ぼくの手
あのこの名前は中田朝香ちゃん。
ぼくの好きな人だ。
ぼくはこの寮に最初からいたわけではないんだ。
ぼくは生まれた時足が悪くて、ちゃんと歩けなかった。
ぼくの飼い主さんはそんなぼくがとっても嫌だったみたい。
飼い主さんは、ぼくをこの寮の管理人さんにあずけた。
そこでぼくの面倒を見てくれたのが朝香ちゃん。
朝香ちゃんはぼくといっしょにお医者さんに行ったりリハビリをしてくれた。
朝香ちゃんは以前つき合っていた人を亡くしている。
これはぼくしか知らない秘密だ。
ある日の散歩道、クッキーちゃんの飼い主の藤原くんとすれ違う。
ぼくの最近の不安の種だ。
あいつといると朝香ちゃんの様子が変わる。
【こいうたばやし】
夢の中であたしは違う名前で呼ばれていた。
あたしの名前はペコちゃんといって、髪なんて夜みたいに真っ黒で。
とっても内気な性格であたしとは大違いだ。
ペコちゃんは男の子に話しかけられただけでも緊張してしまう。
だけどペコちゃんは、浅井くんという人は平気らしい。
そんなペコちゃんにも気になる人がいるみたいで。
栗色の髪をした眠そうな顔で自転車に乗っている男子学生。
ペコちゃんはお母さんと「左義長さん」について話していた。
お祭りの名前で、もうすぐそれがあるらしい。
ペコちゃんはある時から栗色の髪をした男子学生と話せるようになった。
そのまま左義長さんもいっしょに行けばいいと思っていた。
けれどその人はもうすぐ大阪に行ってしまいみたい。
それから目が覚めた私、久保麻衣は涙を流していた。
栗色の髪をした学生に想いを伝えられず、浅井くんの想いにも気づいてしまい、左義長にも行けなかったペコちゃん。
どうしてもペコちゃんがあの後どうなったのか気になる。
教室でそのことを話していると、どこからか左義長という言葉が聞こえた。
頭が良くていつもツンツンしている男子生徒の今井だった。
麻衣は今井といっしょに福井県勝山市の左義長祭りに向かうことに。
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