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本『復活!!虹北学園文芸部』 はやみねかおる

『復活!!虹北学園文芸部』 はやみねかおる 絵・佐藤友生 講談社



虹北学園の体育館で、新入生のクラブ紹介が行われていた。

次々とクラブ代表者が紹介していて、新入生獲得のためのアピールを行う。

岩崎マインは、文芸部が登場するのを今か今かと待ち続けていた。

虹北学園卒業生の従姉妹のお姉さんの一人が、マインに文芸部のことや小説を書くことの楽しさを教えてくれた。

小説を書くことは世界を創造することであり、神様になれることだと知った。

つまり、女神様になれるのだ!!

虹北学園の生徒になったら、文芸部に入るんだ――幼いマインは、こころに決めた。

しかし、虹北学園には文芸部がないことを知り、数秒後にはさけび声をあげていた。

……そりゃないよ、セニョール。

あきらめの悪いマインは、四月末までに部員を五人集めて文芸部復活を目指す。

つづきはネタバレ注意

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ネットで少し調べたら『夢水志郎事件ノート』のスピンオフの位置づけらしいです。

主人公マインが文芸部復活のために部員探しをするというストーリーです。

少年漫画のスポ根ものにありそうな展開ですね。

マインは上手い文章を書く人の文を見ると、文章が光って見えるそうです。

その能力を使って候補者を見つけて入ってくれるようにお願いしていきます。

しかし、最初の部員のエピソードにページを割きすぎて他の部員の話が薄くなってしまいました。

後はわりとサクサクと進み、あっさりと終わります。

「わたしたちの文芸部活動はこれからだ!」という感じです。

続刊は出ていないようです。

色々物足りなさも感じましたが、それぞれの部員の小説に対する熱意や考え方は伝わります。

ハーフ設定は必要なかったと思います。

あと人見知り設定なんてなかったと思います。

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この記事に対するコメント

無題

おぉ、はやみねかおるさん!Σ(゚д゚ )
小学生の頃、この方が書かれた本は全て読破した記憶が…。

怪盗クイーンシリーズを最後にしばらく離れていましたが、
今も執筆活動を続けられているようで何よりです。

最近、threeさんが懐かしい本をたくさん紹介してくださるので、
なんだか心はもう若かりし頃を振り返るおじいさんの気分です笑

それでは~。

【2012/09/07 00:26】あめまち #4e47ad90ac(URL)[編集]

無題

この作家さんのお名前は以前から聞いたことはあるけど、読んだのはこれが初めてでした。児童書で有名な方だったんですね。

これからも懐かしの本を紹介していきます。どうぞ若かりし頃を振り返ってください。

【2012/09/07 22:53】three #7dd1f3efa1()[編集]

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