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昔話『ネコ耳メイドとSF執事、そして安楽死探偵』17

前回のあらすじ

あなたは一目惚れをどう思いますか?



120%CRAAZYは18歳未満の読者の方には精神衛生上よろしくないブログです☆

でも、ここをブックマーク登録されている方は18歳以上だから大丈夫ですよね。

ええ、きっとそうです。


「他人に期待してはいけない、裏切られるのはいつも本人である――わたし」


いかにも売れるビジネス書のようなタイトルとはいきませんでした。

というよりこれは自己啓発本でしょうか。

私は小説や漫画をよく読みますが、ビジネス書や自己啓発本はあまり読みません。

誰かに薦められれば読みますし、誰かに薦められなければ読まないと思います。

本に関しては、薦められる物拒まずの精神で生きていますから。

さすがに『結婚スピーチのいろは』なんて本を薦められたらお断りしますけどね。

そろそろ本編に戻った方がいいのではないかと思いつつ、このままダラダラと実りのない雑談を続けたい気分です。

このまま時間だけが経過しないものでしょうか。

いつの間にか人類が衰退しないものかと頭をふわふわさせてみます。

ふわふわふっふー。

ぷにゃぽにょーん。

恋に恋する5秒前です。

どこかに仕える主人を探す野良メイドはいらっしゃいませんかー。

私好みのイカレた女の子でもいいですよー。




















残念ながらここから現実です。

人間は雑談ばかりしていると堕落する生き物ですからね。

現実は見たくなくても見なければいけないのです。

現実を見ながら死ぬことを望んでいる人は、これ以上堕落することはないのでご安心ください。

いえ、堕落するのならこれ以下と表現すべきですか?

日本語って難しいですよね。

日本人でさえしっかりと扱えているわけではないのに、日本語を勉強している外国人の方はすごいですね。

私のような人間は、それだけで尊敬してしまいます。

とまあ、こんな風に隙あらば話を脱線させようとするのもダメ人間の特徴です。

これすなわち現実逃避です。

かといって私の趣味が現実逃避というわけではありません。

突然の告白に驚いてしまって意識を別の世界に飛ばしてしまったわけではありません。

私は知人から同性愛者であることを告白された経験のある人間です。

そんな私がたかが巨乳女子高生の愛の告白で驚くわけがないでしょう。

「たかが電気」ではネット上で批判を喰らいますが、「たかが巨乳女子高生」の場合はどうなのでしょう。

それにしても、情報を正しく伝えたはずなのにそこはかとなくエロゲ臭がするのは何故ですか。

安心してくださーい。

みなさーん、こっちが現実ですよー。

はぐれないでくださいねー。

人間、特に日本人は協調性や集団行動を異様に重んじますからねー。

一度でも輪から外れてしまうと、二度と戻れなくなってしまうかもしれませんよー。

何にせよ、和を乱さないことが大事なようです。

そして昔話シリーズは多くの事実と少しの脚色によって作られています♪

私「……」

SF「……」

私「……」

SF「……」

何とも言い難い雰囲気が私達の間に流れています。

いつぞやのドウゲン坂お弁当事件が脳裏によぎります。

あの時はきーちゃんにまんまとはめられてしまいました。

そして今回は――。


















私「告白するなら好きな人にした方がいいよ?」



















SF「え?」




















押し寄せる吐き気をこらえながら告白の返事をしました。

心のこもっていない告白をされたのですから、仕方ありません。

以前ドラマか何かで「告白されて嬉しくない人なんていないよ」という台詞がありました。

本当にそうですか?

嫌いな相手や体目当ての変態から告白されて嬉しいなんて人はいないでしょう。

それと同じなのです。

心のこもっていない告白をされても嬉しくありません。

SF「あの、私、本気です。嘘じゃないです」

私「いやいやいや。心がこもっていないのが丸分かりだよ?」

本気と書いてマジと読んでも意味はさほど変わりません。

そのうち後輩は悲しそうな表情を作ってみせます。

女の武器の一つ「涙」を使うようです。

どいつもこいつも女の武器の使いどころを間違っています。

私「誰に頼まれた?」

SF「ひどいです……」

私「誰に頼まれた?」

SF「だからひどい……」

私「偽妹ちゃんも出てくれば?」

SF「……」

後輩は言葉を詰まらせました。

私は隠れている偽妹ちゃんを煽るように声を出します。

私「出てこないなら」

妹「ごめんなさい! おにいちゃん!」

全てを言い終える前に出てきてくれました。

いい子いい子と撫でてあげたいところですが、今はやめておきます。

私の気分が非常に悪いことと、後輩と話さなければいけないことがあるからです。

SF「妹。シフト行って」

妹「でも……」

私「偽妹ちゃん。他の人の迷惑にもなるから行った方がいいよ」

妹「……はい」

私「大丈夫。帰りにまた寄るから。いっしょに帰ろう」

妹「……はい」

今にも泣きそうな偽妹ちゃんですが、心は強い子なのでそう簡単には泣きません。

それにフォローもしておきましたし、まあ大丈夫でしょう。

今度は本当に階段を上っていきました。

さて、ここからが問題というか本題です。

私「はぁ……」

SF「好きです、××××さん」

私「あの」

SF「はい」

私「気持ち悪いからやめてくれない。そろそろ本気で吐くよ?」

SF「そうっすね。そろそろ私もキツイんでやめとくっす」

私「あと、その語尾は何? 何々っすというのはキャラ作り?」

アニメや漫画のキャラクターじゃないんですから。

無理なキャラ作りはやめた方がいいと思いますよー。

だってこれは現実ですから。

現実でキャラ作りはイタイ子扱いされてしまいます。

ちなみに私のキチガイ設定はキャラ作りではなく、周知の事実です。

ほ、ホントですからね。

SF「後輩といえば元気系。後輩と言えば巨乳。巨乳と言えばエロ系!」

私「はぁ、それでエロ系元気っ子な後輩を演じたの?」

SF「察しが良くて助かります。そんな感じです」

後輩は馬鹿みたいなことを馬鹿正直にぺらぺらと話します。

私「何のためにそんなことを?」

SF「好きでしょう、エロいの」

彼女はにやにや笑いながら胸を強調させます。

私「残念だったな! 私の周りにはエロ系の先輩がいるんだよ!」

後輩よりサイズは劣りますが、推定Cはあります。

どちらにせよエロ系キャラ枠はすでに埋まっております。

しかも元同性愛者で、現バイセクシュアルです。

別のキャラ枠なら空いているので路線変更するなら今のうちですよ。

希望としては、私を殺してくれるキャラがいいです。

どこかのエリートサイヤ人も言っていました。

「早くしろっ!!!! 間にあわなくなってもしらんぞー!!!!」

残念ながらナメック星の崩壊を止めることは間にあいませんでした。

地球の崩壊を止めることは……分かりません。

まあ、そんなことはどうでもいいのです。

SF「なんでバレました?」

私「前回もきーちゃんにハメられたからね。それは警戒するよ」

というか、バレないと思う方がおかしいです。

財布も携帯電話も持っていない偽妹ちゃんの居場所をどうやって知ったのでしょう。

そして偽妹ちゃんの足音が角を曲がった瞬間に消えたのもおかしいと思いました。

それから出会って間もない人に告白されるようなイベントは二次元の中だけです。

SF「姉さんは関係ないっすよ。今回は私が勝手にやったことです」

私「ああ、そうなんだ」

だとしたら彼らは、ただ二人きりでデートするために私に会計を任せたのですか。

そうですか。

そうなんですね。

ええ、いいんですよ

私「じゃあ、なんであんなことしたの?」

SF「先輩がどういう人間か見たかったからです」

私「趣味は人間観察、と本気で言ってるならそろそろやめた方がいいよ?」

年齢的にキツイですからね。

四十歳女性のロリータファッション並にキツイものがあります。























SF「妹のこと、どう思ってますか?」

私「……」

その質問は、精神的にキツイものがあります。

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この記事に対するコメント

無題

threeさんは毎回、色々な文章を書けるのがスゴイ。
根底的にイカレた人がいるのが共通ですかね?

【2012/07/26 18:03】光一 #5331d7ba51(URL)[編集]

無題

こんばんは、光一さん。

いつもコメントをくださいましてありがとうございます。やりがいにも励みにもなります。

書いていることのほとんどは、本筋に関係のない妄言ばかりですけどね;;。読者の方を飽きさせないためや文章を書く練習のために色々試しています。また新人賞に応募する予定なのです。

光一さんの仰るとおりです。昔話シリーズは、どこか感覚や常識のずれた人たちの物語です。だからほとんどの人がイカレていますね

【2012/07/26 20:28】three #8d45b1f056()[編集]

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