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昔話『コタツから眺める家族計画』 3

前回のあらすじ

特定の誰かを不安にさせる言葉

「はーい、二人組つくってー!」




「教師」という職業には何かと縁があるthreeです。

当たり前です。

日本で生まれ育った大半の人が義務教育で9年、高校に進学すれば3年は嫌でもお世話になるのですから。

「教師」という職業が嫌いなわけではありません。

皆さん、人を憎んで職を憎まずの精神で生きましょうね(・∀・)ネー

偶然です。

本当に偶然だったのです。

偶然、私の壊れかけていた精神を最後にへし折ったのが「教師」だっただけです。

私(いい先生やおもしろい先生もいたけど……尊敬する先生はいたかなぁ)

記憶力は良い方ですが、昔のことを思い出すと嫌な気持ちになるのは辛いです。

教育というのはとても大事なことでとても大切なことですし、教師という職業もなくてはならない存在だと思います。

全国の教育者の皆さま、お疲れさまです。

これからもがんばってください。

SF「昔の吉原だと現在の価値で100万円くらいかかったみたいすよ。先輩なら100万払ってヤリたいですか?」

私(学校教育も大事だけど、家庭教育はもっと大事かもしれないなぁ……)

SF「千葉だけど千葉じゃない♪ お願いね、オリエント工業~♪」

私(もうやだこの子……)

元風俗嬢のお母様、あなたは娘に何を教えたんですか(・ω・`)オイコラ

学校の保健体育か家庭の性教育、どちらかが歪んでいるとこんな子に育ってしまうのでしょうか。

後輩のキャラがますます分からなくなってきました。

ゲーテは死に際に「もっと光を!」と言ったそうです。

もし私がこの子の親なら死に際に「もっと慎みを!」と言いたいです。

まあ、性格や神経が歪んでいないので良い子ではあると思うのですけどね。

SF「なんでさっきから私の胸ばかり見てるんすか?」

後輩は挑発的な笑みを浮かべています。

前言撤回するなら今のうちでしょうか。

私「見てないから……興味ないから……」

SF「やっぱり先輩はED……?」

私「後輩の将来が心配」

SF「大丈夫ですよ。これからは肩こりに悩まされて垂れていく人生ですから」

私「……」

これが巨乳薄命ということでしょうか。

なんだか申し訳なくて偽妹ちゃんの方を見られません。

彼女と話していると、ため息をつく暇も昔を思い出す暇も与えてくれません。

同じ種族で同じ国籍なのに、全く別の生き物のように見えてしまいます。

ああ、なんだか部屋全体にピンク色の粒子が舞っているような気さえしてきました。

その粒子にはキチガイ成分が含まれています。

空気感染する恐れはありますか?

大いにあります。

今後、日本全土で感染者が増えていく可能性があります。

「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」と電波を飛ばして救難信号を送りましょう。

電波の違いなど気にしていたらダメです。

きっと電波を受信して誰かが助けの手を差し伸べてくれるはずです。

何日かかっても何ヶ月かかっても何年かかってもいいです。

口笛を吹きながら鼻歌を歌いながらやってくるのを待ちましょう。

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

「本当に私のこと好きなの?」

「何考えてるのかずっと分からなかった」

「ごめんね……」






























妨害電波によって混線しました。

電波を発信するのはそろそろやめましょう。

それにしても暇ですね。

家庭教師のアルバイトと聞いてきーちゃんのお家にやってきましたが、勉強を教える時間よりも可愛い女の子三人を眺めている時間の方が長いです。

なんだか見ているだけで癒されますね(´∀`*)ウフフ

後輩は相変わらず雑談したり鼻歌を歌ったりしながら勉強しています。

雑談の相手は私です。

きーちゃんはコタツに入って寝転がりながらマンガを読んでいます。

偽妹ちゃんは真面目に静かに勉強しています。

時折、私にわからないところを質問してきますが、それ以外では黙って問題を解いています。

話しかけられない方が楽だと思っていましたが、これはこれで気まずいものがありますね。

私「……」

妹「……」

出会いは必然でした。

恋愛は偶然でした。

一方的な「憧れ」を一途な「恋愛」だと勘違いしているのではないか、そう思ったこともあります。

身勝手で傲慢な考え方ですよね。

人の想いを勝手に推察して、決め付けて、見下して、否定するなんて……最低なことです。

深い関係になるのが怖いのでしょうか。

これは本当に偽妹ちゃんのためなのでしょうか。

考えれば考えるほど分からなくなります。

自分がどうすればいいのか、自分がどうしたいのか、考えれば考えるほど泥沼にはまっていくようです。

SF「終わったぁー!」

後輩が大きな声で課題終了を宣言しました。

私は愛想笑いを浮かべて「お疲れさま」と彼女を労いました。

自慢にはなりませんが、私ほど弱い人間はいないでしょう。

こんなにも弱くてクズな私が強いといったら皆さんに爆笑されてしまいます。

だから弱さを隠すために愛想笑いをしましょう。

SF「先輩、ありがとうございます」

私「いえいえ」

だらだらとやっているように見えましたが、意外と早く終わりましたね。

SF「先輩は学校の先生とか向いてそうですね」

私「あはは。私が絶対になりたくない職業の一つだよ」

愛想笑いは崩しません。

偽妹ちゃんの方を見ると、不思議そうに後輩の方を見ていました。

どうしたのでしょう。

妹「SFちゃん。本当に全部終わったの?」

SF「……」

妹「……」

私「そう言えば後輩には日本史しか教えてなかったけど……」

私は後輩の後ろにあった課題の山を見つけました。

私「(・∀・)ゴゴゴ」

SF「(^q^)」

家庭教師のアルバイトはまだまだ続きそうです。

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