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漫画『チョコレート・アンダー・グラウンド』 山川あいじ 原作:アレックス・シアラー

漫画『チョコレート・アンダー・グラウンド』 山川あいじ 原作:アレックス・シアラー 集英社

Good-Bye,Chocolate



「今後、チョコレートは何人にも売買してはならない。これは行政命令である」

チョコレートがなくなっちゃうなんて。

そんなバカなことが起こるわけない。

僕は最後までそう思ってたのに……。

どうしてこんな日が来たんだ。

<健全健康党>に支配された世界で、発令された<チョコレート禁止法>

チョコレート、その他甘い物は一切食べたり持っていたりするだけでチョコレート警察が取り締まりにやってくる。

そんなおかしな法律があってたまるか!

甘い物が大好きなハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し<地下チョコバー>を始めることにした!

2人の少年が自由、そしてチョコレートを勝ち取るために立ち上がる!

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チョコレートなどの甘いものが禁止された世界、という少し現実離れした設定です。

しかし、政党が国民の意見を無視して好き勝手な政治をするというのは、とても現実的ですよね。

「大人達が選挙を他人まかせにしてなまけていたせいね」

作中にあったこの台詞が目について離れませんでした。

政治なんてどこの政党でも誰がやっても同じでしょ、この世界の人たちは思ってしまいました。

その結果、あまり支持されていなくても少ない人からの支持で選挙に勝った政党が好き勝手に政治をすることになりました。

国民は不満批判を吐きますが、自分たちが選んだ政党なので行政命令を受け入れるしかありません。

甘いものが消えるというのは極端な例ですが、政治や選挙に無関心でいるとこうなるぞという注意喚起としては分かりやすくておもしろかったですね。

原作の小説は未読ですが、とても興味がわいてきました。

漫画も読みやすくおもしろかったですが、あまりに簡単に問題が解決されている気がしたのでそこらへんを知りたいです。

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