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本『氷菓』 米澤穂信

『氷菓』 米澤穂信 角川文庫

青春はやさしいだけじゃない。痛い、だけでもない。



何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”がモットーの折木奉太郎。

そんな彼の元に届いた手紙。

そこに書かれていたのは、神山高校OBで実姉でもある供恵のアドバイスという名の命令だった。

姉に頭が上がらず命令を無視できない折木は、仕方なく廃部寸前の古典部に入部する。

初めて古典部の部室を訪れた時、教室の鍵は閉まっていた。

折木は合鍵を使って戸を開けると、中には清楚でセーラー服の似合う美少女・千反田えるが立っていた。

いつの間にか密室になった教室。

毎週必ず借り出される本。

あるはずの文集をないと言い張る少年。

そして『氷菓』という題名の文集に秘められた33年前の真実――。

“省エネ主義”の折木奉太郎が古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていく。

省エネ少年、折木奉太郎。

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に、だ」

古典部部長で好奇心旺盛美少女、千反田える。

「わたし、気になります」

折木の友人で巾着袋がトレードマーク、福部里志。

「データベースは結論を出せないんだ」

童顔小柄毒舌少女、伊原摩耶花。

「あれ、折木じゃない。久しぶりね、会いたくなかったわ」

爽やかでちょっぴりほろ苦い青春ミステリ。

米澤穂信のデビュー作であり、古典部シリーズ第一弾!!

【関連リンク】

本『春期限定いちごタルト事件』

本『インシテミル』

本『ボトルネック』

本『氷菓』

本『愚者のエンドロール』

本『クドリャフカの順番』

本『遠まわりする雛』

本『ふたりの距離の概算』


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