忍者ブログ

昔話『サンタクロースが死んだ夜に』

季節は冬。

明日から冬休みで学校もお休みになる。

そんなクリスマス・イヴが近づいてきたある日のことでした。

今年も親友と親友のおじさんのバーで過ごすのかなと思っていました。

同じクラスの友達が話しかけてきました。

f「やらないか?」

私「……何を?」

f「クリスマス会」

それがすべての始まりでした。

私「ところで、クリスマス会って何するの?」

F「え、やったことないの? クリスマス・パーティ?」

私「ないよ」

F「そりゃあれだよ。みんなで美味しいもの食べて、プレゼント交換して、ワイワイ楽しく話すんだよ」

私「へぇ」

聞いただけではよく分かりませんでした。

というか、おもしろそうには思えません。

そもそも私、Fとそんなに仲良くないんですよね(´∀`;)

なんで私を招待する気になったのか分かりません。

私「誘ってくれてありがとう。じゃあ行かせてもらうよ」

F「うん。日程決まったら伝えるから」

そこで帰るつもりでした。

しかし、彼はその後にこう言ったのです。

F「それから……できれば×××さんを誘ってほしいんだ」

私「……」

ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタンTwitterボタン

拍手[0回]

PR


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL