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映画「THE ONE」

映画「THE ONE」




監督:ジェームズ・ウォン

脚本:ジェームズ・ウォン グレン・モーガン

出演:ジェット・リー カーラ・グジーノ デルロイ・リンド ジェイソン・ステイサム 他

この世には無数の宇宙が存在している。

確認されているだけでも百二十六はある。

それら全ての宇宙に同じ容姿をした人間が存在し、互いに交わることはなかった。

だが、ある男が現れたことによって危機を迎える。

ある日、宇宙のひとつで、一人の囚人・ロウレス(ジェット・リー)が護送されようとしていた。

彼は軽い蹴りで鉄格子を歪めるほどの異常なまでの怪力の持ち主だった。

しかし、護送車に入ろうとした瞬間、ロウレスは通風口からの銃撃され、命を落とす。

警官達の一斉射撃に傷一つ負わず、姿を現した犯人は……ロウレスと全く同じ容姿だった。

犯人は人間離れした反射速度と運動能力で警官隊を一蹴すると、凄まじい脚力で逃走する。

走り去る姿は、影のようにも見えた。

その影を警察ではないある二人が追跡を始めた。

二人は、多次元宇宙を跨る犯罪者を追跡する捜査官ローデッカー(デルロイ・リンド)とファンチ(ジェイソン・ステイサム)だった。

二人は、ある時間に十分だけ開く別の次元への扉で犯人ユーロウ(ジェット・リー)を待ち伏せする。

ギリギリのところでワープホールの転送先を多次元宇宙捜査局の施設に書き換えることで辛うじて確保に成功する。

しかし、牢屋に収容されてもユーロウは諦めていなかった。

他の宇宙に存在する別の自分をこの世から消すと、そのエネルギーが残った他の自分たちに吸収される。

一人消していくごとに、力は強くなっていくのだ。

“唯一無二”の存在となることを目指したユーロウにとって、標的はあと一人。

ユーロウは、帰還不能の黄泉宇宙に強制送還される直前、共犯の女の手助けにより拘束を解く。

そして転送装置のプログラムを書き換え、最後の一人がいる宇宙へと消えた。

最後の一人とは、ゲイブ(ジェット・リー)である。

彼はこの宇宙のロサンゼルスで、保安官として勤務していた。

心優しい男で、獣医の妻と平和に暮らしている。

その日、ゲイブはある重罪人を護送するために、刑務所から護送車へ向かう途中にユーロウの襲撃を受ける。

だが、生き残りであるゲイブもまた別の自分のエネルギーで強くなっている。

さらに武道においてもユーロウに負けずとも劣らない。

同じ力を持つ者同士の最後の闘いが始まろうとしていた。

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