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本『この世界にiを込めて』 佐野徹夜

『この世界にiを込めて』 佐野徹夜 メディアワークス文庫



生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた1通のメール。

【現実に期待なんかしてるから駄目なんだよ】

でも、それは届くはずのないメール。

送り主は吉野紫苑。

彼女は、屈折した僕の唯一の女友達で、半年前に死んでしまった天才作家だった。

あり得ないはずのメールのやりとりから、僕は失った時間を取り戻していく。

やがて、遺された吉野の最後の言葉に辿り着いた時、そこには衝撃の結末が待っていたーー。

“今を生きる”僕らのための、愛と再生の感動ラブストーリー。

つづきはネタバレ注意







死んだ天才作家・吉野紫苑。

生きづらさを抱えて退屈な高校生活を送る僕は彼女にメールを送り続ける。

ある日吉野の友人だったという少女が転校してきて、死んだはずの吉野からメールが届く。

あり得ないはずのメールのやりとりを続けるが、生きづらさはそのまま。

難病もので電撃大賞受賞してデビューした作家の二作目。

1作目と3作目があまりにもひどかったのでもういいかなと思っていたけど、読むだけ読んでみた。

結論としては1作目と3作目よりはマシ。

それほどおもしろくはないけれど、最後はいい感じにまとまってるのでハッピーエンドでいいんじゃないかと。

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