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本『宵山万華鏡』 森見登美彦

『宵山万華鏡』 森見登美彦 集英社



祇園祭前夜。

妖しの世界と現実とが入り乱れる京の町で、次々に不思議な出来事が起こる。

登場人物たちが交錯し、全てが繋がっていく連作中篇集。

●祭りの雑踏で、幼い妹が姿を消した。

妹は神隠しに遭ったのか、それとも…?「宵山姉妹」「宵山万華鏡」

●乙川は≪超金魚≫を育てた男。

大学最後の夏、彼と宵山に出かけた俺は、宵山法度違反で屈強な男たちに囚われてしまう。

襲いくる異形の者たち。

彼らの崇める≪宵山様≫とは一体…?「宵山金魚」

●期間限定でサークル≪祇園祭司令部≫を結成したヘタレ学生たち。

彼らは、学生生活最後の大舞台を祭の最中に演じようとしていた。「宵山劇場」

●宵山の日にだけ、叔父さんは姿を消した娘に会える…。「宵山回廊」

●目が覚めると、また同じ宵山の朝。男は、この恐ろしい繰り返しから抜け出すことができるのか…?「宵山迷宮」



宵山良いとこ一度はおいで。

寄り道してしまった姉妹、あらゆる試練を乗り越えた超金魚、阿呆を騙そうとする阿呆共、空飛ぶ緋鯉、繰り返される宵山、消えた水晶玉、宵山名物孫太郎虫、宵山様、赤い浴衣の少女たち。

幻想と現実が入り乱れる、万華鏡のように多彩な連作短篇

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