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本『不夜城』 馳星周

本『不夜城』 馳星周 角川文庫

窮地に立たされたとき、あなたは「愛」と「金」――。

どちらを選びますか?



アジア屈指の大歓楽街――新宿歌舞伎町。

様々な民族が巣喰うこの街で、日本と台湾の混血である故買屋・劉健一(リウジエンイー)は、中国人黒社会の中で器用に生き抜いていた。

だが、かつての相棒・呉富春(ウーフーチュン)が歌舞伎町に戻ってきたことから事態は一変する。

「女はどこだ!」

腕っ節は強いが、頭の弱い呉富春は、自分の女を取り戻すために店を襲撃する。

彼は一年前、上海マフィアのボス元成貴(ユエンチョンクイ)の片腕を殺し、逃亡し続けていたのだ。

健一は元に呼び出され、三日以内に富春を呼び戻すよう脅される。

同じ頃、夏美と名乗る謎の女が健一に仕事を依頼してきた。

彼女が依頼してきた意外なもの、それは――呉富春だった。

夏美は富春の女で、彼の暴力が嫌になって逃げてきたと話す。

そこで彼を売ることで、自分は晴れて自由の身になれると言う。

健一にとっても彼女にとっても美味しい話だ。

しかし鋭い洞察力を持つ健一は、彼女が何か嘘をついているように感じる。

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