120%CRAAZY

前回のあらすじ

人間関係で運がない人、手をあげて。

私に対するいじめは毎日のように続きました。

それこそ梅雨の雨と同じくらい毎日続きました。

ストーカーやその腰巻が不必要にぶつかってきます。

クラスメイトに話しかけても無視されます。

物も隠されました。

いじめらしいいじめは、一通り体験しました。

その度に私は隠れて涙を流しました。

昔から祖父に理不尽な理由から怒られていた私は、すぐに泣いてしまいます。

そして泣いた後、決まって怒りがやってくるのです。

泣いてばかりで何もできない自分が情けなくて怒ります。

毎日いじめられて、泣いて、行き場のない怒りを覚えます。

それでも親友たちは私の味方でした。

ある時までは――。
















「お前、俺たちのこと信用してないのか？」












「え……？」














親友の一人が私を殴りました。

倒れた私を見捨てて、二人は去っていきました。












味方は……いなくなりました。

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