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本『吉原手引草』 松井今朝子

『吉原手引草』 松井今朝子 



なぜ、吉原一を誇った花魁葛城は、忽然と姿を消したのか?

遣手、幇間、楼主、女衒、お大尽――。

吉原に生きる魑魅魍魎の口から語られる、廓の表と裏。

やがて隠されていた真実が、葛城の決意と悲しみが、徐々に明らかになっていく。

誰の言葉が真実なのか。

失踪事件の謎を追いながら、嘘と真が渦巻く吉原を見事に紡ぎあげた直木賞受賞作。





芥川龍之介の『藪の中』のように事件関係者が代わる代わる告白していく形式。

少しずつ事件のことや花魁の生い立ちが明らかになっていく時代ミステリーでしょうか。

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