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本『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』　藤まる　（電撃文庫）



生まれつきの恐い顔のせいで、学校で浮きまくっている坂本秋月。

彼はある夜、一人の少女の事故現場に遭遇し、謎の人物から究極の選択を迫られる…。

『お前の寿命の半分で、彼女を救うか？

』秋月は寿命と引き換えに少女“夢前光”を救った、はずだったのだが……。

なぜか秋月の体は１日おきに光の人格に乗っ取られるというおかしな展開にー！

始まってしまった二心同体の交換日記ライフ。

イタズラ好きな光の人格は、トンデモな出来事や仲間を次々に引き寄せ、秋月の低空飛行人生を一変させていく！

交換日記の中でしか出会うことのない「ぼっちな俺」と「残念な彼女」による、人格乗っ取られ型青春ストーリー。

第１９回電撃小説大賞金賞受賞作。

つづきはネタバレ注意

見知らぬ少女の事故現場に遭遇した少年。

謎の人物から寿命の半分で彼女を救うか問われて了承すると、なぜか少年の体は一日おきに少女の人格に乗っ取られることに。

会えない二人は互いに交換日記をつけ交流するラブコメ。

第１９回電撃小説大賞金賞

『君の名は。』っぽいというAmazonレビューを見かけたが、この作品はあの映画公開前の作品だから問題ない。

あらすじと序盤を読んだらシリアス系の話かと思ったら全然そんなことはなかった。

むしろひどく軽いギャグ系ラノベだった。

恋愛要素もあるので一応ラブコメ。

ギャグのノリが合わなくてきつかった。

友達いない恋人いない周りから不良だと思われている主人公がヒロインが人格を操っている時に好き放題したおかげで友達ができたり印象が良くなったり彼女もできそうになったりと良い感じの話ではあるんだけど、ギャグのノリが気持ち悪くて合わない。

でも、ラノベらしいラノベだと思うので好きな人は好き。

そのまま最後までギャグ路線でいくのかと思ったら急にヒロインの死が自殺でその死が学校のいじめによるものだと判断した旧友が学校関係者に復讐しようとしていることがわかってシリアス路線に変更して驚いた。

しかし読み進めてみるとやっぱりギャグだった。

ヒロインの死の真相についてはひどい（賛否両論ありそう）。

ギャグでいくなら最初から最後までギャグでいってほしかった気もするし、シリアス路線へ入ったと思ったらやっぱりギャグなのか。

でも死の真相はひどいと思う。

あと謎の男は最初と最後にチラッと出ただけで何者なのかわからなかった。

一応一巻でまとまってはいるけど

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