忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



本『崩れゆく絆』 アチェベ

『崩れゆく絆』 アチェベ 訳:粟飯原文子 光文社古典新訳文庫



古くからの呪術や慣習が根づく大地で、黙々と畑を耕し、獰猛に戦い、一代で名声と財産を築いた男オコンクウォ。

しかし彼の誇りと、村の人々の生活を蝕み始めたのは、凶作でも戦争でもなく、新しい宗教の形で忍び寄る欧州の植民地支配だった。

「アフリカ文学の父」の最高傑作。



古くからの呪術や慣習が根づく大地で、畑を耕し獰猛に戦い、一代で名声と財産を気づいた主人公の人生はある事件を境に少しずつ崩れてゆく。

アフリカの伝統的な文化や社会について、その土地の人々の新しい宗教や欧州の植民地支配への捉え方を知ることができる。

フィクションなので正確ではないらしいけど、アフリカの伝統文化や社会について知ることができた。

主人公は時代の変化に流されてしまったのか。

いや、流れに乗れなかったのか。

拍手[0回]

PR


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL